躁鬱おばさんのプチ田舎暮らし

何かにつけうつつつと落ち込んでしまうわたしが、プチ田舎に引っ越すと・・・

直売場にて

2014-11-02 20:20:45 | Weblog
直売場で買い物をしていると、後ろから声をかけられた。
「ちょっとすみません」
振り向いて、私「はい?」
全く知らない女性が野菜の束を手に「これ、どうやって食べればいいのですか?」
え?私に?ま、いいけど。
「灰汁はないですから、炒めてもいいし、茹でてお浸しもいいですよ」
「そうですか。その籠に同じものを買っているのがみえたから・・・ありがとう」
あ、そうか。
そして、彼女も籠にいれていた。

それからレジを通って、買ったものを自分の籠に詰め替えていると、
横でやはり詰め替えている全く知らないおばあさんが、
「今年は大豆の出来が良くてね。いくらでもとれたのよ」
私が手にした枝豆を見て話しかけてきたのだった。
私「あら、そうなんですか。小豆もよくできましたよ。雨が多かったからですかね。ゴマの出来は悪かったです。」
おばあさん「あら、お若いのに(アラカンの私のこと(笑))ゴマもやっているの。えらいわねえ。私も来年はやってみようかしら」
私「是非やってみてくださいよ。10センチくらいまでになれば放っておいても大丈夫だから」
おばあさん「前は妹が作ったのを貰ってたんだけど・・・。やっぱり買ったのは、なんか不味いのよね。やってみるわ!」
おばあさんに来年の夢ができたみたい。

買い物を終えて駐車場の車に向かっていると、
後ろから「すみませ~ん」
振り向くと10メートルくらい向こうから駆け足でやってくる全く知らない中年女性。
なんなんだ?!
息を切らして近づいてきて、
「これ、手作りですか?」と私のズボンを触った。
「あ、いえ、買ったのですが」
「パッチワークみたいで素敵だなあと思って・・・」
「ありがとうございます。駅前の○○で買ったんですよ」
納得して、また10メートル返っていくのを見ていると、
友人もご一緒だったらしく、「買ったんですって」と報告をしていた。
よれよれのズボンも(少しすり切れ、破れてる(笑))遠くから見れば素敵に見えたのでしょう?

楽しいプチ田舎。