オカマの続き

そう、若いオトコが私のオカマの本を覗き込んでいる。
それもチラチラと。
確かにブラジャーとかセックスとか、オトコが見れば気になる語句が満載だからね。


そんな本を私みたいなおっさんが読んでいる。
まあ、最初は全然気にならなかったけど、あまりにチラチラ見てくる。
2秒に1度は見てくる感じ。


ずっと無視してたけど、ふとしたように思っ切り振り返ってみた。
そしたらヤバイとあからさまに顔を背けます。それ、かえって怪しいよ。
明らかに見てはいけないものを見ているリアクションです。
あれ、俺そんなヤバイもの読んでるのか。


まさか私がオカマになることを検討してるとでも思っているのだろうか。
俺はこんな体格だから無理だって。
見知らぬ子供が泣くってば。


実は私の日々の生活の中にひとりだけオカマを知っています。まだ知り合いにはなってないけどね。