「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

まるで別人

2015年04月22日 |   中1 
今月は、春なので(?)空きコマに数学の丸付け要員として活躍中です。

数学はどの学年も教科書のはじめは計算分野なので、この時期は
手が空いている講師やバイトさんは、数学授業で丸付けの補助にかり出されるのです。

生徒たちは、私が英語・国語担当だとわかっているので
「なんでいるのー?」とか「また来たのー?」と、いちいち反応するので
そばにいって「前見て!説明ちゃんと聞きなさいよ!」と声をかけるのも仕事のうち。

今日は、ある中1クラスの数学に始めて顔を出したのですが
英語・国語の授業のときとは生徒の様子が全然違ってビックリしました。

小学生クラスのからみていた生徒で、漢字が苦手で英語が苦手で
いつも隣の子に答えを聞いたり時計を見つめていたりして最後までテキストが終わらなかった子が
ものすごいスピードで計算問題を解き、率先して次にどのページをするか質問していたのは
本当に別人かと思いました。

逆に、国語も英語も、説明も聞かずに「我先に」問題をどんどん進めていた子が
プラスとマイナスの混じった計算の初歩の問題で足踏み状態になったり
簡単な計算ミスを連発していたりしたのにも驚きました。

今までも、教科によって様子が違う生徒はけっこういましたが、極端な生徒が増えてきた印象があります。
好き嫌いが激しかったり、あきらめが早くなったりしているのかな。

1年生は、まだ中学校の授業が始まったばかり。
今までの得意不得意と関係なく、
どの教科も苦手意識を持たず積極的に進めていけるようになってくれるといいな。