「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

きっかけはどうあれ

2016年05月09日 |   中3 
今日でやっと中3クラス全員分の三者面談が終わりました。

今日の分は今まで予定が合わなかったご家庭だけなので
授業前と授業後の時間に複数の講師が担当して
少し丁寧に行うことができました。

1回目の模擬テストということで、
どちらかというと結果が良くない生徒が多かったのですが
頑張り次第で伸びる可能性がある!志望校合格の可能性は十分ある!
ということを伝え、点数だけでなく普段の様子も含めて
欠点や改善点を指摘するほかに、長所を褒めることを心がけました。
本人のモチベーションが上がるのはもちろん、
お家の人だって我が子が褒められて嬉しくないわけないし
そこまでちゃんと見てくれているんだ、と塾に対する心証も良くなりますしね。

今日面談した生徒は、点数はハッキリ言ってヒドイものだったのですが
「キミの仲間たちはプリントを配ってもカバンの中に丸めてポイって感じなのに
 キミはプリントをきちんとファイルに綴じているよね。」と褒めたら
「だって、オレ、A型だから。
また血液型ー!?
この前も、面談で血液型のハナシが出たような…。
まあ、今回のは言い訳ってわけじゃないからいいけど…。

血液型のことは棚に上げ、
「整理整頓ができない生徒は、頭の中の整理整頓も苦手なようで
 知識がなかなか身につかないですからね~。キミは可能性があるよ~。
 あとは綴じたプリントを見直すようにしてね。
と続けたら満更でもない様子。

今日の授業中、配布したプリントを
いそいそと角をキッチリ合わせてたたんで
ファイルに綴じているのを目撃し、微笑ましく思いました。
実は、いつもは雑な折り方で、とりあえずファイルに入れて
「綴じればいいんだろー!」という感じだったので。

よしよし、少しずつ「勉強ができる生徒」の行動パターンに近づいているぞ。
と思いつつ。これが継続するとよいのだけれど…。