「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

大反省会

2014年03月14日 | 今日のお仕事 
今日は、昨日バタバタしていてできなかった反省会をしました。
まだ今年度の授業が全て終わったわけではないですが
高校入試が最大にしてほぼ唯一の目標である当塾にとって
入試の結果がこの1年の成果みたいなものなので
実質的にこれが今年度の総まとめ的反省会です。

入試対策授業から順にさかのぼり、講習会や定期テスト対策、普段の授業にいたるまで
このやり方で良かったのかを検証し、来年度のカリキュラムに活かそうというのが趣旨。

しかしやはり反省材料の中心は、昨夜のお酒の席でも話題に出たのですが
「不合格だった生徒はなぜ落ちたのか?」ということについて。
まあ、答えはひと言につきます(あえて書きません)が
似たような状況の生徒たちがたくさんいた中、どこが違ったのか。
いろいろ思い返した結果、今年度の当塾塾生に関しては「絶対合格したい」という
執着心というか意地というかの違いだったのではないかという結論に。

倍率が高いことが決まって、危機感を持って必死で勉強した生徒は合格したし
「ダメでも仕方ない…。」と弱腰になっていた生徒は不合格だったことに気づき
学力的にも内申点的にもそれほど差はなかったと思うので
その気持ちの差が、本番の粘りで点差として出てきたんじゃないかなあ…と。

じゃあ、この分析結果を来年度にどう活かすのか。
考え方はいろいろあるでしょうが、手っ取り早く
気持ちの差があっても落ちないくらいの学力をつければいいんだ!
と、言うのは簡単。毎年そうわかっていながら思い通りに行かないわけで。

推薦入試がなくなる来年度は今年度よりも戦況が読めなくなるだろうし
危機感も意欲もない生徒が年々増えているし
集中力がなくてあきらめの早い生徒も増えているし
読解力も理解力も表現力も、もひとつオマケに記憶力も乏しい生徒が多いし
…と上げたらキリがないくらい前途多難ということを講師一同確認して
ちょっと暗い気持ちに。

解決策が簡単に見つかる問題ではありませんが
今までの成功例をもとにさらに改良したり、新しいことにチャレンジしたり
今年もまた試行錯誤しながら前進していきたいと思います。