「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

びわ

2011年10月18日 |   中2 
中2国語ではそろそろ「平家物語」に入ります。
今日は導入と冒頭部分をちょこっとだけやりました。

来年の大河ドラマで取り上げられる内容だと話してみたけど
中学生はあまり興味ないみたい。

社会(歴史)の時間にすでに習っているだろうと思って
「平氏と源氏が戦ったときのお話が書いてあるんだけど、何時代に書かれたでしょう?」
と問題を出したら
「安土・桃山時代?」という自信なさげな解答が返ってきました。
戦いという言葉に引きずられて戦国時代をイメージしてしまったのね。

続いての質問は、
「ある職業の人が楽器を演奏しながら歌って広めました。その楽器とは何でしょう?」
これだけでは難しいので、ストリートミュージシャンをイメージするように指示したところ
最初に出た答えが「三味線!」これはなかなか惜しい。

ひょっとして今年は正解がでるかも、と思い
三味線より弦の数が多いというヒントを出したら「ギター?」という解答が。
確かに弦の数は多いけど、鎌倉時代の日本にはなさそうな気がするなあ。
するとすかさず「琴?」という声。なかなか和楽器をよく知ってるね。
ただしストリートミュージシャンにしては楽器が大きすぎるかも。

ヒントをほしがる生徒たちに「同じ名前の果物があります。」と言ったら
間髪を入れず「りんご!」と言う声。
聞いたことのない楽器ですが。
しばらくザワザワしていましたが、結局知っている生徒はいませんでした。
最近は学校音楽で和楽器を学習するようですが
さすがに琵琶は難しいか。