スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

榊原定征経団連会長

2015-10-14 07:47:28 | レポ

内外情勢調査会全国懇談会で日本の経済界のトップ

榊原定征経団連会長の講演を聞いて来た

テーマは「2030年のあるべき日本の姿と経団連のアクション」

氏は昭和18年3月22日、横須賀市生まれ」

愛知県立半田高校、名古屋大学工学部、大学院を卒業後

東レ(株)に入社。2002年代表取締役就任

2014年6月に日本経済団体連合会の第4代会長に就任した

最初に現状の経済情勢について話された

今、日本経済は経済再生の正念場を迎えている

極めて重要な時期だと訴えていた

又、中国経済は総じて悲観的に見る必要はないという

判断をされていた。

その上で2015年1月発表した経団連ビジョン

「豊かで活力のある日本の再生」について講演した。

日本再生の大きな鍵は「イノベーション」と「グローバリゼーション」

2030年まで目指すべき国家像として下記の4つを提唱している

①豊かで活力ある国民生活を実現する

②人口1億人を維持し、魅力ある都市・地域を形成する。

③成長国家としての強い基盤を確立する

④地球規模の課題を解決し世界の繁栄に貢献する

名目GDPは過去20年間でアメリカが3倍

中国が17倍、韓国でも5倍増えているのに

日本は横ばいで停滞していた。

日本にとってアベノミックスは最大、ある意味最後のチャンス

オールジャパンでダイナミズムを取り戻したいと会場に語りかけた

今後は「ポリシーとアクション」をスローガンに

行動する経団連として果敢に行動、働きかけを

行っていくと言い切った。

会場の帝国ホテル孔雀の間の風景

各論の話で注目すべきは

①消費増税は予定通り確実に実現すべき

②歳出の改革、特に社会保障制度改革をすべき

③人材の活用として若者、女性、高齢者の活用

と同時に外国人(単純、高度両方)の活用すべき(日本型移民)

講演を聞いての印象は、ある意味、目新しさはないが

堅実だナーと感じた。

会長の行動力に期待したい。


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