昼の太陽の光が当たり一段と輝いて見える東京駅丸の内駅舎。
平成19年(2007年)から駅舎保存復元工事が着工し、
約5年を要して工事が完成した。
その改修費用は実に500億円といわれている。
ここが東京ステーションホテルのエントランス、玄関。
当ホテルは1915年(大正4年)に開業した地域のシンボル的ホテルで、
2016年(平成28年)アメリカ経済紙のフォーブスが出している
トラベルガイドによって4つ星ホテルに認定された。
当ホテルは東京駅丸の内駅舎の半分近くを占め、
ホテル部分は20,800㎡(6,300坪)、部屋数は150室、宴会場は3室、
レストラン数は10軒、駐車場は30台ある。
当ホテルはスモールラグジュアリーホテルとして名が通っており、
Classic Luxury「時代を超えて愛される上質なひととき」をコンセプトにしている。
現在はメトロポリタンホテルなどを運営している
JR東日本ホテルズが経営している。
東京駅丸の内駅舎の復元工事とともに当ホテルも大改修をして
見違えるほど素敵になった。
このロビーラウンジもとても大人の雰囲気で大好きな造りになっている。
今日はここで人と待ち合わせて仕事の打ち合わせがあった。
ロビーラウンジと廊下を仕切っているこのカットガラスがまた味がある。
このガラス越しに見たロビーラウンジの光景は
さらに素晴らしさを増して輝いて見える。
エレベーターホールもシックな白をベースにした空間で、
EV枠は大理石、他はホワイトのクラシカルな木仕上げ。
家具とじゅうたんも大人の雰囲気で落ち着いたコーナーになっている。
こちらは1階が主に宴会場になっている南エリアのエントランスとロビー。
こちらの造りも好きだナー。
こちらは東京駅南口をぐるり囲んだ2F回廊の一部にある羊羹で有名な虎屋のショップ。
ここにあるのは知らなかったナー。
2階回廊から丸の内南口を見下ろして撮った1枚。
柱、梁がなんて立派なこと。
クラシカルなデザイン性が素晴らしい。
丸の内南口を見下ろす2階回廊には
東京駅の歴史を伝える写真パネルを展示していた。
大正3年、東京駅舎は辰野金吾氏の設計によって創建され、
昭和20年に戦災により屋根と内装を消失。
昭和22年、戦災復興工事により3階部分を撤去し2階建てとなり、
ドーム部分は八角屋根となった。
平成24年、保存・復原工事が完了し、現在の威容を誇る丸の内駅に復活した。
地下1階に行くとフィットネス&スパ、
当ホテルにある6店のレストラン(喫茶、寿司、日本料理、焼鳥、
中国料理、イタリア料理)の大多数がここに入居している。
また、廊下部分のディスプレーも素敵で、まるで美術館のように並んでいる。
こちらが東京駅丸の内南口の改札口とそのドーム。
このホテルを含めて赤レンガ駅舎は2003年に重要文化財に指定されている。