スミダマンのほのぼの奮戦記

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仮設足場

2022-01-21 06:34:51 | お仕事

当社本社ビルである第2スミダビルも竣工してからかなりの年数が経ち、

今回、第3回目の大規模修繕を実施することにした。

今回のブログテーマは「仮設足場」。

この費用は修繕工事費の中でばかにならない負担になり、

費用投下しても形として残らないもので、

一般的には足場が必要な修繕工事は全て実施するのが通常であります。

足場の材料の荷卸しと組み立て作業。

足場とは、作業のため作業員を作業箇所に近接させるために設ける

仮設の「作業床」の事です。

足場の種類は「枠組み足場」「くさび足場」「単管足場」など

設置条件により使い分けています。

今回の当社の場合は枠組み足場を採用。

近年、建築現場では、墜落・転落災害が重要視され、

労働安全衛生規則が幾度となく改正されてきました。

足場材料(単管など)の荷揚げ光景。

青空の下、白い防災メッシュシートとの対比、

そして作業員とウインチで荷上げしている部材。

なかなかの絵になっています。

北側の外壁面に足場の組立てが終わったところ。

ある意味幾荷学的模様が美しくも見える。

現在の法律に合致した主な内容は次の通りです。

①作業床の幅は40cm以上とする

②作業床材の隙間は3cm以下とする

③作業床と建地の隙間は12cm未満とする

④墜落防止設備(手摺、中桟、下桟など)を設ける

⑤物体の落下防止設備(巾木、落下防止ネット、メッシュシート)を設ける。

各要所要所には安全標識を掲載。

また、しっかり安全通路を確保し、絶えず整理整頓に努める。

そして足場の点検も義務化され、ますます足場の安全性が高まりました。

なお、最大積載荷重は1スパンで250kgまで。

大規模改修工事は、通常は建物を使用しながらの作業。

今回それを自らの職場で体験しました。

普段は見られない、窓硝子の外に足場の影と作業員の人影がチラホラ見える。

この気持ちを他の仕事に顧客満足度として生かさなければと思った次第です。

 


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