スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

根津神社のつつじまつり

2019-05-23 06:00:33 | 旅 ~東京

今年で第50回の根津神社で行われた

「つつじまつり」(4月6日~5月6日)に行って来ました。

つつじは花の種類が多く、

早咲きから遅咲きまで次々に開花し、

長い期間にわたって楽しめるのが

つつじの魅力だそうだ。

根津神社は文京区根津にあり、

元准勅祭社で東京十社の1つだ。

東京十社とは、

明治元年、准勅祭神社として幣帛を捧げられ、

東京の鎮護と万民の平安を

祈願されたお社を東京十社と言う。

その十社は芝大神宮、品川神社、

赤坂氷川神社、日枝神社、白山神社、

王子神社、神田神社、亀戸天神社、

富岡八幡宮とここ根津神社だ。

根津神社の境内案内図。

当神社は日本武尊造祀の古社で、

古くは根津権現とも称された。

社殿の7棟は国の重要文化財に指定されている。

鳥居をくぐり、表参道を進み神橋を渡ると楼門に出る。

この門は重要文化財で朱塗りの立派な門だ。

境内には露店の甘酒茶屋、酒まんじゅう屋があり、

祭りの雰囲気作りに一役買っている。

こちらは神楽の舞殿。

こちらも雰囲気のある建物だ。

周りのベンチで休憩している高齢者が印象的だ。 

参道には長蛇の列ができ、

なんだこれは!といった驚きだ。

どうやら令和の元号の

御朱印をもらいに来た人が大勢居る為に

列が進まない様だ。

現在の社殿は宝永3年(1706年)の創建で、

本殿、拝殿、幣殿はやはり重要文化財だ。

この3殿は権現造の傑作とされている。

又、本殿に入る唐門も重要文化財だ。

境内にはつつじの名勝つつじ苑がある。

約2000坪のつつじ苑にはシロヤシロなど

約100種3000株のつつじが

今が見頃といっせいに咲き誇っていた。

このつつじ苑には小髙い丘になっており

200円の入苑料を払って中に入れるが

この日は30分待ちのウエイティング。

次の予定もあり、入苑するのを諦めて、

外から観ることにした。

ちょっと残念は気持ちは今でも持っている。

その美しさはご覧の通りだ。

この美しいつつじの丘を撮ろうと

大勢の人が声を上げてつつじ苑の方向に

ファインダーを向けている姿が

とても異様な風景に見えた。

この西門と透塀も重要文化財。

境内のわずかなスペースには

この佃煮屋さんをはじめ、植木市や骨董市、

そしてまつりに欠かせない屋台なども開かれていて、

たいへんな賑わいだった。

根津神社の境内、つつじ苑の隣りには

乙女稲荷があり、小さな千本鳥居が

ミニ伏見稲荷のような光景をつくっている。