10月26日(土)世界最高峰の自転車ロードレース
「ツール・ド・フランス」の名称を冠した大会として
フランス国外初の「さいたまクリテリウムbyツールドフランス」(さいたま市主催)
がさいたま新都心周辺で行われた
特設コースは1周2700Mの周回コース。20周で争うメインレース
海外招へい選手と国内参加選手の計56人が出場した。
ツール・ド・フランスの創設は1903年。二度の世界大戦による中断時期があったが
今年で記念すべき100回大会を迎えた。最終日はパリの凱旋門を背景にシャンゼリゼ通りを周回する。
ヨーロッパではオリンピック、サッカーワールドカップに並ぶ三大大会と言われている。
開催規模と知名度では日本では想像できないほどのスケールらしい。
最寄駅の「さいたま新都心駅」の空中にはさいたま市のキャラクターマスコット
「つなが竜ヌゥ」が自転車に乗っているポスターが数えきれない位並んでいて
いやが上にも雰囲気を盛り上げていた。
レース中には約20万人の見物客が繰り出し、駅のコンコースは御覧の通りの混雑で
すごい熱気を感じた。
大会前日から当日の午前中は台風の接近で天候が心配されたが
メインレース開始時には、青空がのぞく程、回復し本当によかった。
観戦の一番の穴場ポイントはコクーン前のUターン地点の駐車場と聞きそこに行って撮った写真
スタートして1~2周目位の時のアップ、ヘアピンカーブの為、スピードがグット落ちじっくりと見られた
コクーン前Uターン地点の動画
スタート&ゴール地点へ移動、大変な数の観客でよく見られなかったが
その中の一枚。コースでは実況中継の音声が時折大きく聞こえ
回りの雰囲気と相俟って非日常の空間が生まれていた
地下道へ向かう選手達。スピードがすごい為アッという間に
目の前を通り過ぎていく
見ずらいが、これが精一杯の動画、その場の雰囲気が
伝わればいいのだが・・
途中、ポイント ポイントに掲示されている電光掲示板
あまりの人の多さにスーパーアリーナ内にあるパブリックビューイング内に移動。
ここの観客席も立錐の余地もない程の人 人 又人。
レースも終盤、何度も先頭が入れ替わるスリリングな展開となった。
その実況放送を皆さん見て下さい。
残り一周でフルーム選手(英国)、「ツール」で2年連続のポイント賞
「マイヨベール」を獲得したピーテル・サガン選手(スロバキア)、
今年の世界選手権ロード覇者のルイ・コスタ選手(ポルトガル)の3人がスパート。
最後は、今年夏の「ツール・ド・フランス」で総合優勝した
クリストファー・フルーム選手が本大会を制した。
因みに黄色いリーダージャージ「マイヨジョーヌ」を着用していた選手は
総合優勝者だそうだ。
この日はクリテリウムレースだけではなく、さいたまスーパーアリーナでサイクルフェスタ。
けやきひどばで「さいたまるしぇ」、そしてサテライトイベントとして、
関西国際空港はじめ、市内4カ所でパブリックビューイングが開催された。
ここは南仏風の休憩スペースで市場(マルシェ)のようだ。真ん中にエッフェル塔が見える。
フランスのワイン、野菜などの地域産品が提示、販売され、フードコートも出店されていた。
気のせいか、フランス人(?)が多く見うけられ、彼女もフランス料理の
呼び込みで声を張り上げて、新都心エリアは一日、フランスのエッセンスが
満ちあふれていた。
ロイヤルパインズホテルロビーに飾ってあった事前のPR用の
競技用の自転車。百数十万円するそうだ。
表彰式終了後の清水勇人市長は報道陣に
「大節では来年も継続開催する方向で協議している」と意欲を語った。