和食 北の庵
青森市新町1-8-9 ホテルサンルート青森 東館1F
TEL 017-775-2321(代)
夏の青森はねぶた一色。ホテルのロビーにも「金魚ねぶた」が飾ってあった。
金魚ねぶたの歴史は江戸末期には存在していた。
先附 (法蓮草の胡麻和え ねぶた漬け 県産長芋叩き掛け)
冷鉢 (卵豆腐 帆立餡掛け 湾内産雲丹)
焼魚 (県産真鯛照焼き)
油物 (天婦羅 海老 季節野菜二品 鱧)
味噌汁 (深浦産水雲)
水菓子 (県産リンゴのコンポート 県産メロン)
温物 じっくり煮込んだ柔らかビーフシチュー
さすが青森は帆立貝の産地。壁に帆立貝焼のおいしい作り方が
貼ってあったのでパチリ。因みに帆立貝の養殖量は
青森県は北海道に続いて2位。シェアは34.3%、北海道は58.9%で
2県でほとんど生産している。青森県産の陸奥湾ほたては柔らかく肉厚。
まろやかな甘みが特徴だ。それは八甲田山系と白神山地の深いブナ林から
栄養豊富な水が注がれエサとなる植物プランクトンが豊富だからだ。
旬は4月~6月の春から夏にかけての時期だ。
ねぶた祭を見る為に早い夕食を終えて外へ出ると、この様な
ねぶたの跳人(ハネト)が付けている鈴やねぶたデザインの
バスタオルを売る売子さんがもう居た。
ホテルロビーには跳人がかぶる花笠が飾ってあった。
山形の花笠まつりの花笠などと比べるとずっと派手だ。
これが基本形だが、盛笠といってよりゴージャスに盛ったものもあるらしい。
夕方になると街角のあちらこちらからこの様な祭りの参加者が
集まってきた。これを見て跳人の衣装には基本パターンがあることが分かった。
①足袋+草履 ②ピンクか青のおこし ③白地に紺ベースの「浴衣」
④黄色の「しごき」 ⑤赤またはピンクの「たすき」
⑥花笠 これにうちわを持つのがマストだ。
よく見ると皆それぞれ腕に今日のコンセプトみたいなことが書いてある。
この男の子は「プロ意識」。Hitomi love の男の子もいて微笑ましい。
青森ねぶた祭に来る為に、延々と東北高速自動車道を走ってきた。
そしてここが埼玉川口から続いている東北道の終点青森ICだ。
679.5㎞の日本最長の高速道路だ。