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スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編92~

2016-01-22 07:38:27 | 食~番外編(県外)

流れ鮨 沼津魚がし鮨 パルシェ店

静岡市葵区黒金町49

TEL:054-251-6116

ホテルの人のおすすめで静岡駅パルシェ内に入っている

沼津魚がし鮨に行ってみた

大きな看板に「日本初の流れ鮨」外から見て非常に気に成る看板だ

ここは沼津魚市場で競り権をもっているらしく、毎朝

競り落とした駿河湾の幸を提供している。そのデカネタが

魚がし鮨の名物らしい。

総席数49席の大型店。回転鮨からリニューアルオープン

して流れ鮨に方式を変えたらしい。

流れ鮨とは、どうやらタッチパネルでオーダーすることを言っているらしい

これは金沢のもりもり鮨と同じだ

ちょっと待って着席。オーダーを始めたあたりでお客が

ドカッと大勢入って来て、回りはウェイティング客で囲まれてしまった

なんとなくプレッシャーを感じて、落ち着かない

雰囲気になってしまったのが残念だった。

これがタッチパネル。やり方書いてあるが、初めてのお方は

慣れるまでちょっと戸惑ってしまうだろう。

トップページは、おすすめセット鮨、丼・創作鮨

刺身。一品料理、テイクアウト、ドリンク・デザートに

ジャンル分けされている。これを次々と開けて

注文にたどりつく。まるでパソコンで遊んでいるみたいで

ゲームをしているみたいだ。

隣には、タッチパネルでトラぶった時、使うのだろう

お知らせランプとブザーがある

パソコンを使わない年配者は面喰って思わずブザーを

押してしまうのでは

地元ならではの桜えびクリームコロッケ460円

お酒の友にコロッケがすごく合うのを比較的最近知った

コロッケのお盆の奥に見えるのがレーンスライド

このベルコンみたいのに乗って料理が届く

これを流れ鮨と言っているのだろう。

人気炙り5貫種(帆立、海老、縁皮、サーモン、マグロ)840円

今炙りにはまってます。

活赤貝2貫365円、甘海老2貫270円、貝3種握り480円

地あじ 350円

〆に梅じそ細巻 175円

各テーブルにあった甘だれ、わさび、ようじが入っている箱があった

甘だれ箱にはどんなものが入っていたか見ればよかった

入口には写真付でメニューが置いてあった

すし種が豊富で、いっぺんに見せられると

思わず入店したくなる。しかもCPも抜群であった。


浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編91~

2016-01-20 08:05:33 | 食~番外編(県外)

海ぼうず本店

静岡市駿河区南町6-11

TEL 054-284-8282

年中無休

静岡駅南口から徒歩3分。静岡おでんと炭火串焼で

有名な海ぼうずさんの本店。他に別館、新館もある

この大きな赤い提灯が目印だ

静岡のソウルフード「静岡おでん」は真っ黒な煮汁が特徴で

お店によって何年、何十年も継ぎ足していく為

増々黒くなっていくし、味も深く複雑になっていく。

入口の所にドデンとある仰天の大鍋は圧巻だ

お店の外までおでんのいい香りが漂って、通行人をその気にさせる。

メニューもお正月バージョン(1月2日~1月4日まで)

明けましておめでとうございます。と赤い扇子がお正月気分を盛り上げる

河岸がまだ休みの為の限定メニューということだろう

 

お店は1階2階とあり55人も入れる大型店だが

外では列が出来て約20分程待った

たぶん観光客の団体、そして会話を聞いていると

故郷に帰省して友人達との

再会の新年会グループが多くいた。

このお通しは500円。土地が柄、ワサビ茎が旨かった

静岡おでん人気7本盛り700円

限定の半熟玉子は5時間煮込んでいて大人気

売切必至だ。名物の黒はんぺんはサバやイワシなど

地元の新鮮な魚を使ったはんぺん。

糸こんにゃくも味が浸み込んでいてすごくマイウーでした。

こちらはお好み単品おでん6品。1品皆100円

均一だ(半熟玉子だけ140円)

長方形の白焼きはタラのすり身。意外にじゃが芋が旨かった

よく煮込みが浸み込んだ大根。色の割に塩っぽくない

これに静岡おでんは青のりとダシ粉を掛けるのが特徴だ

何か駄菓子屋的で、ある意味ジャンクだ

この旅のもう一つのグルメ目的は「富士宮焼きそば」を

食すること。

調べてみたら静岡から富士宮までは結構ある

今回は焼きそばは妥協して海ぼうずさんの

富士宮風焼きそばで我慢した。やはり麺は本場の

ものとちょっと違うが歯ごたえ、ソースの味はかなり近かった

やはり富士宮風でもここの焼きそばは旨い。

ここは静岡おでんでは有名店の為か多くの有名人が

来た写真が沢山壁に貼ってあった

ここは2008年、2014年のおでんフェアで優勝しているだけに

静岡おでんをとことん楽しめるお店だ。

 

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編87~

2015-12-24 07:46:48 | 食~番外編(県外)

日本料理 つば甚

金沢市寺町5-1-8

TEL  076-241-2181

創業宝暦二年、城下町加賀・金沢の華といわれている、金沢で最も歴史のある

料理屋、「つば甚」さん。260年の歴史が流れている素晴らしい料亭であった。

こちらも兼六園に負けじと、雪吊の松が迎えてくれた。

建物も日本建築のいかにも歴史を感じさせるもの。

玄関も打ち水をして、老舗料亭のおもてなしで迎えてくれた。

着物を着た女性従業員も隙がなく教育が行き届いている。

玄関を入ると入口土間と板の間と畳の広々とした広間が目の前に広がる。

さすが名門老舗のつば甚さん。料亭の顔の玄関にゆったりとした余裕と品格を感じさせる。

履物を脱ぎ、履く土間には2つの籐製の簡易的な手すりが置いてあった。

こんなものを前々から探していたので、思わずどこで買われたのが聞いてしまった。

昼の懐石料理に入る前に隣の別室で抹茶と和菓子のおもてなしをうけた。

なかなかこうゆう手順を踏むのは珍しい。

その部屋の廊下は昔の船の甲板の木を再利用しているとの説明もうけた。

会席料理を頂いた部屋の床の間には刀の鍔が何故かはめ込まれている。

実はここの当主は代々加賀百万石前田藩主のお抱え鍔師であった

鍔屋三代目甚兵衛が営んだ小亭塩梅屋「つば屋」がその始まりで

そこから「つば甚」という屋号がついたという。

 

それでは北陸の四季折々の幸を、心をこめて調製した

会席料理の数々をご紹介しましょう。

女将の手書き御献立。あまりの達筆で読めない字もある。

あの年齢(後に写真掲載)でこの字とはさすが文化レベルの高い金沢。

付出。一つ一つの料理が本当に細かく丁寧。下に写っているグリーンの

野菜の仕込みは思わず見とれて箸が止まる程だ。

八寸。才巻チーズ、柿バターなどちょっと洋風な要素が入っている様な気がした。

吸物。蟹真醸薯の中に入っているオレンジ色、(たぶん人参)を

押さえたつくりが、奥ゆかしい。器もたぶん輪島塗か、素晴らしい。

造り。特に赤いかが絶品だった。つば甚さんの全ての料理は小振りで上品だ。

焼物ブリステーキ。レモンをおろしにかけると紫色が赤色に変わった。

これは私が発見して皆に教えたら、皆さんビックリ。まるで化学実験のようだった。

煮物。金沢の名物料理。鴨の治部煮。この器も素晴らしい。

あらゆる面で金沢の迎賓館としてその時代を代表する人々

(松尾芭蕉、伊藤博文、芥川龍之介、三島由紀夫など)を迎えるに

相応しいしつらえだと感じた。

幹事の配慮で一品追加した酢物の香箱がに。香箱がにとは、

北陸地方で獲れる雌のズワイガニのことで、雄のズワイガニと

比べ小振りな外見の中には、茶色の外子(そとこ)と呼ばれる

つぶつぶの卵、そして味噌の部分であるオレンジ色の内子(うちこ)を持っている。

小さな分だけ味わいは濃厚で旨味もたっぷりだ。雌の方が保護の為

禁猟期が長いため、11月頭から年末ごろまでの短い期間が旬だ。

一品 蓮蒸しうなぎ。全ての料理がハイレベルで皆美味しかったが

これが、特別超マイウーだ。

最後の〆の鮭茶漬。これも盛り方がお上品で見た目でウットリする茶漬けはそう無い。

この方がつば甚の女将。仲居さん共々、次の見学地妙立寺(忍者寺)の

曲り角までずっ~と見送りをうけ、恐縮の到りだった。

これが究極のおもてなしか。

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編86~

2015-12-22 07:52:59 | 食~番外編(県外)

越前がに  鯛まま  荒磯亭(ありそてい)

福井県坂井市三国町米ヶ脇4-4-34

TEL:0776-82-8080(代)

蟹と加賀料理を食べに行こうと大先輩に誘われ

12名の小団体で越前三国温泉まで来た

越前蟹とは、福井県で水揚げされるズワイガニの愛称

メスは背甲蟹ともいう。

ズワイガニは山陰では松葉蟹

石川では加納蟹(最近)と呼ばれている。

若狭湾の越前海岸、三国港に面した荒磯亭さんは

日本海の絶景を一望に、三国温泉の湯につかり

食通の心をうつ極上の越前蟹が食せる、至福の地であった

そして意外だったのが羽田国際線ターミナル

4階(江戸小路)にある「ありそ鮨し」は荒磯亭が経営しているとのこと。

波が荒い日本海、三国港。ここから30KM沖

水深150M~300Mの浅い海で獲れる蟹は大変少なく

貴重で毎年2月には皇室に献上されているとか

 

それでは荒磯流の懐石一期一会のおもてなし

「越前蟹鍋付フルコース」をご紹介します。

前菜(越前柿と蟹のみぞれ和え・柿玉子・茗荷・とみつ金時蜜煮

鴨ロース串打ち・鱈おかき揚げ

水蛸梅肉ジュレ掛け)

御造り(越前産鮮魚の三種盛り、平政〆鯖、甘海老、あしらい一式)

越前蟹(蟹の刺身、大吟醸仕立て)

荒磯亭では三国沖でも漁師がいう「下(しも)」と

呼ばれる水域で獲れた上質の蟹を市場で直接買付けし

さらに選別にかけ荒磯亭が越前蟹と認めた蟹だけを調理している

タグ付きのブランド蟹とは地元で獲れたカニとそうでない

カニを区別するためにその証として各漁港のプラスチックタグが付けられる

福井の蟹は黄色で

石川は青のカラーのタグだ。

釜揚げの越前蟹。一番コクがあって旨い

カニのみそ。それを混ぜて食するとこれがまた旨い

足の身は三杯酢につけて食する互々味の旨味が

違っていてどちらも最高だ

越前蟹鍋物(えのき、椎茸、菊菜、占地、白菜、人参

白葱、豆腐、くずきり)

ここにカニのみそを解かして入る。

すると鍋全体に言いようのない甘味が広がり正に至福の味となった

カニみそってなんてすごいのだろう。

お凌ぎ(越前おろし蕎麦)

郷土料理百選にも選ばれた越前そば。そこに

大根おろしを入れる。具はシンプルなものが基本

炭火焼き蟹と甲羅酒

焼き蟹に限らず、焼物、炙り物は香ばしくて

好きだナー。焼き蟹 最高

蟹雑炊  奥越前産こしひかり

今年の鍋の〆はうどんではなく雑炊が旨く感じる

水菓子  マロンアイス りんごのコンポート ジュレ掛け


浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編81~

2015-11-07 07:39:53 | 食~番外編(県外)

食事処 ばんや

千葉県安房郡鋸南町吉浜99-5

TEL:0120-954-620

定休日・・・火曜日

「ばんや」さんは漁協直営食堂でこのばんや

日本料理館をはじめ、ばんや本館、ばんや横丁

ばんやの湯などがある

元々は保田漁港組合が組合員の為に始めたが

一般のお客様に開放したところ評判となった。

ご覧の様な超大型店。この先に小上がりの

座敷の部屋がある。

左の窓からは日の出、夕景が美しい、漁港が一望できる。

これが出てきたコース料理。ボリューム満点だ

大きなフライはかますのフライ、珍しいネ。

当日の水揚げ状況によってメニューが変わるらしい。

具の中味が何だったか、話し込んでしまった為

わからなかったが、貝類の炊き込みごはんだと思う。

岩のりの味噌汁

鯨のバター焼(ビフォアー、アフター)

ここは築地より早く朝獲れた新鮮な魚介類を

届けるのがポイントらしい。

年間60万人弱が来店する日本最大級の食事処を

賄う舞台裏の厨房風景

何かの参考になればと壁に貼ってあったメニュー

入口に置いてあった本日のおすすめメニューを載せてみました

美味しい逸品

くじらの陶板焼きは1000円


浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編78~

2015-10-20 07:49:31 | 食~番外編(県外)

そばや 繁茂

鎌倉市雪ノ下1-12-7

TEL:0467-24-0686

定休日 不定休

若宮大路沿い、三の鳥居の近くにある小奇麗な

蕎麦屋さん。鎌倉に来たので湘南しらす丼と

あっさり系の蕎麦が食べたくてウェイティング列の出来ていた

繁茂さんに並んだ

中に入ってみると結構大きな店だった

席はゆったりと28席ある。

不定期でミュージシャンの弾き語りライブもやっているようだ

店の外に写真付のメニューが貼りだされている。

とてもわかりやすくていい。

しらす丼セット 950円。迷わずご当地名物しらす丼をオーダー

ここのは北海道の十勝と幌加内産そばの実の

中心部を石臼挽きもの使っているとか

上質なそば粉7割に小麦3割のつなぎの自家製麺

のどごしの良い白い細打ちの蕎麦だ

その日に鎌倉坂の下の漁師さん「三郎丸のしらす」

が獲った生しらすを使っている。

鶴岡八幡宮の門前にあるお蕎麦屋さんらしく

「鶴岡八幡宮大袚斎行之攸」

飾り物が入口に懸っていた。

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編76~

2015-10-01 07:34:19 | 食~番外編(県外)

竜宮海鮮市場

沼津市岡宮1208-1

TEL:055-927-1188

東名高速道沼津ICから1.2KM。この大通りはある意味グルメ通りだ。

行き帰りでりようしやすいロケーション

なんと駐車台数250台、バス24台も置ける

漁師小屋、海鮮浜焼 90分食べ放題(税別)

3000円

正に看板に偽りなしの勝負中だ。

伊豆の美味しい玉手箱で、好きな海の幸を好きなだけ

食べられる。

想像するだけで胸が高鳴り

腹の虫が騒いでくる

壁の黒板に「浜焼に来たら、ホタテとカレーは

必ず食すべし」と書いてある

帆立はわかるがどうしてカレーなのか?

焼き始める前に店員さんから注意事項の説明をうける

貝の生焼け、食べ過ぎによる食あたりなどは

お客の自己責任。火傷に注意して良く焼いて

火を通すこと。そしてサザエの焼き方の注意

やり方を間違えると結構危ないらしい。

はまぐり、サザエ、帆立等 貝類

互々美味しい焼き方、食べ方が黒板に書いてあった

あじ、かます、えぼだい、ほっけ等各種干物

海老、いか、イイダコ等

 

各焼鳥、ソーセージ、練り物、各野菜

 

デザート、野菜

網焼をしている所、焦げないように焼くために

結構神経を使う。うっかりして牡蠣のがんがん焼を写すのを忘れた 

そしておススメのカレーとあら汁。

カレーのお共に相性ぴったりの鶏の唐揚げと大学いも

確かに唐揚げとカレーは合う。

最後の〆にグットだった。機会があったら他の店でも

チャレンジしてみよう。

店内はこんな雰囲気のお店だ

満腹、満腹。爪楊枝をくわえながら

隣の売り場へ。売り場のオバサンから

鯵の干物の薀蓄を聞いている内に

断れなくなって到々買う羽目になってしまった

鯵は泳いでいる場所によって美味しさが違うらしい。

 

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編74~

2015-09-04 07:48:15 | 食~番外編(県外)

焼肉&しゃぶしゃぶ  したつづみ

群馬県吾妻郡草津町大字字落合278-1

TEL 0279-88-5005

定休日 水曜日 営業時間 11:00~14:30  17:00~23:00

「草津温泉を楽しもう」をモットーにしている

徳山グループの旗盤店がこのお店

草津温泉街最大の客席数を誇る焼肉店だ

精肉店直営なので地域ナンバーワンの高品質、量、味、低価格を

実現している。

このグループは他に湯畑の周りに3店舗営業している

ステーキ、すき焼きの「したつづみ亭」 とんかつしゃぶしゃぶの

「したつづみ」そして肉うどん、パスタ風うどん、天ぷらの

「上州したつづみ」だ

店内はカウンター席、小上がり席、大小種々な個室

大宴会場もあり、カラオケができる部屋まである

正に草津一の規模を誇っている、しかも新しくて綺麗だ

充実のサラダバーもある。

メニューも豊富だ。そしてCPも良い

湯畑盛り2~3人用で3300円

もち豚ロース オリジナルのホルモン、カルビ、和牛ロースなど5品だ。

ねぎタン塩 990円

上ハラミ 1290円

オイキムチ 490円

もち豚の焼き加減は難しい。焼きすぎると肉が硬くなってしまう。

石焼ビビンバ 890円

STOP!飲酒運転

草津町内すべて2名以上は送迎してくれる

温泉地ならではのおもてなしだ。

隣接してしたつづみの母店 吾妻屋肉店さんがある

精肉業界一筋55年の実績を持っている。

レパートリー豊富な陳列棚

肉の新鮮さと安全性に厳しく注力

高品質でリーズナブルな肉を提供している

オープン冷蔵庫には希少部位も豊富に品揃えている。

黒毛和牛、上州和牛な一頭買いで

ベテラン職人がさばいているとのこと。

他に地場で採れた新鮮な野菜なども売っている

ここのもう一つの売りは和豚もちぶた

厳選した良質のとうもろこしを餌にしている

脂が軽く、やわらかで臭みのない肉だ

このもちぶたは群馬のグローバルピッグファームのみが

生産している。

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編71~

2015-07-08 07:40:23 | 食~番外編(県外)

中華料理 四海樓

長崎市松が枝町4-5

TEL 095-822-1296

創業明治32年(創業115年)、「ちゃんぽん」発祥の店で有名な四海樓。

この建物は平成12年、創業100年を機に新築オープンした。

ちゃんぽんと皿うどんでこんなすごいビルが建ってしまうのだから、たいしたもんだ。

1階が名店街。2階がちゃんぽんミュージアム。

3階多目的ホール(約90名収容)、4階お座敷大小宴会場、5階展望レストラン

ミュージアムがあるとはさすがちゃんぽんの本家だ。

店のすぐ隣りに超大型豪華客船エメラルトプリンセスが停泊していた。

その迫力が目の前に迫って来た。

水餃子

酢豚

ちゃんぽんは長崎の中国人陳平順(初代)が考えたもので

中国から伝わってきた食べ物ではない。

長崎に来ていた中国人留学生のために、うまくてボリュームがあり

栄養が高く安価なメニューをと、コクのあるスープに

新鮮な魚介類をふんだんに使った麺料理を考案した。

これがちゃんぽんだ。日本で生まれた最初の中華料理かもしれない。

「皿うどん」は四海樓初代、陳平順がちゃんぽんのバリエーションとして

創ったもので、ちゃんぽん麺を強火で焼きちゃんぽん同様の具を炒め

少なめのスープを加え残らず麺にしみ込ませた料理。

うどん状のものを皿にのせて出したことから皿うどんと名付けられた。

一方、炒麺は極細の油揚げ麺に五目あんかけをかけた皿うどんから

派生して出来たもので、細麺の皿うどんと呼ばれてる。

皿うどんはソースをかけて食べると美味しいという。

あまりやったことがないが、確かに変わった味に変化する。ありかもしれない。

デザートはタピオカ入りのココナッツミルク。

明治、大正期の店舗。大きな横看板を揚げ、従業員は

30人で開業した。歌人の斉藤茂吉をはじめ吉井勇や

作家の芥川龍之介などの著名人も多く訪れた。

ちゃんぽん、皿うどんの生みの親、初代陳平順氏(1873年~1939年)

明治25年、19才の陳平順は、日本で一旗揚げようとの大志を抱き、

一人故郷の福建省福州を後にした。

持ち物はこうもり傘一本、まさに裸一貫で長崎に渡来した。

しかし見知らぬ他国でも立身は困難を極めたうえ

日清戦争以降の日本人の華僑に対する侮蔑の嵐をまともに

受けなければならなかった。この苦況を無心に働くことで乗り切り、

来日7年目にして中国菜館兼旅館「四海樓」を開店するに至った。

一人でも多く、ちゃんぽんを知ってほしいという思いのちゃんぽんミュージアム。

明治の頃の長崎にいた華僑は大きな貿易商もいたが

ほとんどの人は料理・理髪・仕立の「三刀の仕事」で

身を立てる人が多かったという。


浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編70~

2015-07-06 07:47:53 | 食~番外編(県外)

中国名菜 京華園

長崎市長崎新地町9-7

TEL 095-821-1507

横浜中華街、神戸南京町とともに日本三大中華街と称される

長崎新地中華街の北門(玄武門)の隣りに位置する京華園。

5階建の立派で大きな中国料理店だ。

1階レストラン(60名収容)の入口前のカウンターがデンと構えてお客様を出迎える。

5点盛の前菜盛り合せ

長崎中華街ラベルが貼ってある紹興酒

細かいメニュー内容はわからず、オーソドックスなメニューなので

写真のみの掲載とします。但しここのチャーハンは

とてもレベルが高く、美味しかったのを覚えている。

南北250メートルの十字路には長崎市の姉妹都市である

福建省福州市の協力によって石畳が敷かれ

中華料理店や中国雑貨店など約40軒が軒を連ねている。

北門の玄武門。色は黒。掲げてある「長崎新地中華街」の書は

門の建設当時中日友好協会名誉会長であった王震によるものである。

町はアーチ型のイルミネーションで飾られている。

このネオンなんとなく素朴でもの寂しい。

新ためて横浜中華街を見て来たばかり(2015,5,14付ブログ参照)の

せいか、この街は地味だ。しかし日本の中華街の歴史は

長崎から始まったというからこの地は重い場所だ。

南門の朱雀門。色は赤。この様に中華街の四方、東西南北の入り口には

中華門(牌桜)が立てられている。

昭和61年、商店街の振興組合が発展の願いを込めて建てたものだ。

四神がモチーフとなっており、風水学に基づき配置が決められている。

長崎の名物「角煮まんじゅう」

元々は長崎の郷土料理である「卓袱(しっぽく)料理」のメインディシュ

である豚の角煮をアレンジしてつくり上げた物。これが長崎の

新名物として大爆発した。

狭い新地中華街を隅から隅まで歩いたが、この中華屋さん「西湖」が

一番目立っていた。あとは小さな店が多い。

とにかく表通りは多少人通りがあるが、裏町(うらちょう)と呼ばれる

路地は入り口も目立たず、不気味なくらい人気がない。長崎の市民は

この中華街にあまり来ないのだろうか。中に入ると本当に寂しい街だった。