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スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ ~その344~

2017-09-09 06:52:17 | 食~そば・うどん

生蕎麦 吉祥

浦和区領家2-8-17

TEL 048-882-1507

定休日 日曜日 不定休有り 営業時間11:00~19:00

駐車場 3台有り

高級住宅街の中にひっそりと佇む拘りの強い隠れ家的そば屋さんが

吉祥さんだ。オープンして5年、口コミ中心で積極的に宣伝していない為

こんなお店があるとは正直知りませんでした。お店の入口にある

手入れの行き届いた1本のシンボルツリーの松が自慢のようです。

当店は単なる蕎麦屋だけでなく23年前から珈琲豆と陶器も扱っている

大和屋さんと併設している珍しい業態のお店だ。

こちらは奥さんがやっている様で、蕎麦屋さんは店主が

東京、赤坂見附にある吉祥から暖簾分けして独立したとか。

店内の雰囲気も、なかなか渋くて重厚だ。2人用テーブルが

10席あり、4人席と2人席に分かれている。テーブルも椅子も

無垢の木製家具でとても落ち着いて高級蕎麦店の感じを出している。

天井の照明器具も大小の荷車デザインでインテリアに拘りを感じる。

ご覧の様に店内の1/3位のスペースに陶器、コーヒー豆が

展示されていて、さらに他の蕎麦店とは趣きが違う店の造りになっている。

さらに、静かな住宅街にあるせいか、のんびりした時が流れて

とても居心地がよく、気に入った。

ちょっと見ずらいが、これが当店のお品書き。せいろは750円で

気持高目のcpか。鱚の天婦羅、穴子一本揚げなど天婦羅なども

拘りを感じる。温かいそばにすきなにしんそば

1,000円があったので冬になったらこれを食べに又来よう。

なんといっても吉祥さんの一番の売りは季節の替わり蕎麦だろう。

毎月に季節に応じて変わるそうで、これを目当てのファンが多いとか。

店主は次を何にしようかいつも考えて悩んでいるらしい。

8月は「毘かんずり切り」1,150円。これは新潟の雪の中で

埋まっているとんがらしを入れ込んだ蕎麦らしい。

9月は胡桃の蕎麦で好評らしい。他にも大葉、パセリを使った蕎麦も出したとか。

他のソバ屋ではあまり無い鱚天婦羅せいろ、1,100円をオーダーしてみた。

蕎麦は細切りの手打ち。量がやや多めでかなりのレベルの蕎麦だと思う。

何と肉厚のキス天が3枚。それにゴーヤ、いも、椎茸、葉物野菜と

とんがらしの天婦羅。皆カラッと上手に揚げられて旨い。すごくマイウーだ。

 

 

浦和エリアにはよく探せばまだまだこんな隠れた名店があるのだナーと

感心して吉祥さんを後にした。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その340~ 

2017-08-11 09:48:28 | 食~そば・うどん

そばうどん日本料理 松栄庵

さいたま市桜区上大久保650-1

TEL 048-854-9125

定休日 水曜日 駐車場20台

埼大通りに面し、そば店仲勝(2017-4-17付ブログ)の斜め前にあり、

約35年の歴史がある大きなそばうどん日本料理のお店。

駐車場も広く角地にある為、入り易い。

一階は一般席。宴会場を含めると120席もある。座った席からは

厨房が良く見える。厨房内では年配者の男性と

中年の息子らしい2人が料理を作っていた。開放的な為、

天ぷらの揚げる音まで聞こえた。女将も大きな声を出す人で

しきりに若い娘2人に指示をしていた。お客が居るのに如何なものかと思った。

2階宴会場、個室に上がる玄関口。ここは近くに浦和斎場があり、

この日も黒い喪服を着た人達が上がって行った。

そういう需要が多いのだろう。

「そばは日本の百歳食」と言われ効能を書いたポスターを見つけた。

そば・・・ルチンがいっぱい。毛細血管を丈夫にし、血圧の安定に役立つ。

ネギ・・・免疫力を高め、病気に対する抵抗力を強化。

海苔・・・カルシウムを多く含み、イライラを防ぎ、骨を丈夫にする。

大根おろし・・・デンプン分解酵素のアミノラーゼを多く含む。

昆布・鰹節・・・旨味成分のグルタミン酸が頭の働きを良くし、

記憶力の向上に役立つ。

大葉・・・ビタミンCが豊富

ワサビ・・・殺菌効果があり、古くから健胃剤として用いられている。

ゴマ・・・コレステロール値を下げ、肝臓の働きを助け、ガンの原因となる物質を抑える。

夏メニューを含め、これが松栄庵のメニュー。食べるラー油、一時流行りましたよネ。

一品料理には酒の肴が並んでいる。食後にはくず切り。

そば玉しるこもある。調理には全てマイナスイオン水を使用して

昔ながらの手法で自然の味を出している。

定番メニューの他に、白板にはどれも飲ん兵衛にはよだれが

出来てきそうなメニューが目白押し。

ゴルフ帰りに一杯で寄りたくなるラインアップだ。

迷ったあげく、野菜天せいろを注文 1,550円。天ぷら以外に

かわいらしい冷奴が付いていた。そばつゆの具には

うずらの玉子、白ごままで付いている。

そして天つゆにも大根おろしとおろし生姜も。

野菜の天ぷらはベビーコーン、舞茸、椎茸、なす、玉ねぎ、かぼちゃ

それにもう1つ(忘れた)の8種。季節ごとに旬の食材を

胡麻油でカラッと揚げられてとても旨かった。さぞ素材に拘りを

持っているのだろう。

蕎麦粉は北海道の地粉(幌加内産)を使い、添加物や保存料を

一切使っていない。毎朝手打した白目のそばだ。

出汁は本節、鰹節、早田節と羅臼昆布でとったものとかえしを合わせている。

大量の天ぷらを挙げている為か、あげ玉の無料テイクアウトサービスを

行なっている。「帰りにいただいていいですか?」と女将に言ったら

「無くなってはいけない」とテーブルに1袋持って来てくれた。

こんなにいっぱいあるのに。

広い駐車場の真ん中には良く手入れされたシンボルツリーの松が

一本あり、とても目立っていたのでパチリ。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その327~

2017-06-13 08:50:10 | 食~そば・うどん

そば処 丸花

場所 さいたま市緑区東浦和5-27-2

TEL 048-874-8505

定休日 水曜日 火曜日 祝日

食べログの上位に掲載されている東浦和の丸花へ

行って来ました。落ち着いた一軒家、駐車場8台あり。混んでいました。

のぼりには通船掘りそば、平成元年創業、味自慢と書かれ期待できます。

近所の年配の夫婦、家族連れが多く、サラリーマンはいませんでした。

2人テーブル席が3つ、4人テーブル席3、6人テーブル席1、

奥には宴会用の座敷もあります。

メニューは多く、そば一筋ではないようです。丼ものも多く、

値段はやや高め。各地の地酒の種類も多く夜はそば居酒屋の感じです。

入口にそばランチメニューA、B、Cとあり、いずれも1,000円超え。

Aランチせいろそばとミニネギトロ丼1,050円を注文。

待つこと10分で着丼。まずはそば、石挽の細めのそば、ボリュームがあります。

旨い、風味があって、細いわりにはコシがある。

つゆは濃いめ、おしんこはザーサイこれも歯ごたえがあって美味しい。

一気にそばを食べ終わりました。食べ終わったところで

そば湯がでてきました。次にミニネギトロ丼、これもボリュームがあり

ネギトロの上にかいわれがちりばめてあり、味は普通

満腹、満足なお昼でした。後で聞いたところでは、親子丼が

とろみがあって有名だそうです。今度はせいろそばとミニ親子丼にしようと思います。

帰る時、目に留まりました。繁盛する店はいろいろ考えているのです。

厨房は半オープンキッチンになっていて、亭主に2人の女性が

慌ただしく働いていた。主人の所作を見ているとプロ根性を感じる。

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その319~

2017-04-17 06:19:40 | 食~そば・うどん

和彩 仲勝

さいたま市桜区上大久保662 (埼大通り沿い)

TEL 048-852-2956

定休日 木曜日 駐車場 有

昭和51年開店して約40年。隠れ家的一軒家の割烹、小料理店だ。

お店の造りは和風の平屋で本館と離れの別館と

2棟あり、互々雰囲気のある日本風のお店だ。

本館は埼玉大学通りに面していてしょっちゅう見るが裏側に

歴史を感じさせる和風造りの離れがあるとは知らなかった。

駐車場までもが本館と別になっていた。

この日は地鎮祭の直会として宴会場を利用させていただいた。

本館の方にはちょっとした竹林があり、緑が豊富で

竹を見ながら食事をとり庭の緑を楽しめるとても落着いた店だ。

本館の店内の様子。そば・うどんなどを中心に

豊富なメニューがあり、安くて良い店との評判らしい。

カウンターで宴会料理のチェックをしている間も

結構ウェイティング客が増えてくる。又埼玉大学の

学生には学割制度があるようだ。

この日の直会宴会コースの料理。

特別な料理は無く、ごく一般的な宴会コース料理が並んでいる。

最後の〆は当然そば屋さんなので蕎麦せいろだ。

ここのそばは細いわりにしっかりした越が感じられた。

やはり宴会料理は注文メニューより一角落ちた料理になってしまう。

これは早目に作り置きしておく為で、ある意味しょうがないことだ。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その309~

2017-02-06 08:41:34 | 食~そば・うどん

みどり亭

住所  浦和区高砂3-9-2 (県庁前)

TEL  048-822-2921

浦和駅西口より6~7分県庁手前の店、数多い浦和のそば屋の中で

始めての訪問。今まで前を車で通って気に成っていたお店だ。

店内は結構広く落ち着いた雰囲気、テーブル席とお座席がある。

早めに店へ入ったので最初の客、開店は10時半とのこと、早い。

店員さんとの話で、昭和8年東京本郷より移転 

80年以上の老舗、みどり亭の名前の由来は分からないとのこと。

そばは手打ちではなく機械でしっかり?打っているとのこと。

県庁の職員さんはあまり食べに来ないとのこと。

そばの他、うどん・きしめんの種類が多い。セットメニューの

かけそば+半カレー800円を注文。連れのA氏はもりそば+半カレーを注文。

待つこと数分。最初に小さな皿に一杯のカレー、食べにくい。

カレー皿は大きい器がよい。そばやのカレーらしく、旨いが

御飯がまずい。冷たいご飯をレンジで温めたような食感、

ふっくらとしていない。かけそばも量が多い。汁は出しが効いてなく

個性が無い。市販のつゆの感じ。そばを食べた時、そば湯の味がして

お湯切りをしていない、出汁となじんでいない。

 

後で調べてみたら、浦和のそば屋食べログ39位で納得。

場所、店構え、落ち着いた雰囲気、もうし分ないけれど

味がいまいち、お客が並ぶような店になってほしい。

 

                                    以上


浦和エリア旨い店シリーズ ~その307~

2017-01-12 07:54:17 | 食~そば・うどん

蕎麦酒場 ゑびや

浦和区高砂2-6-4 第2島田ビルディング

TEL 048-711-7142

営業時間 11:00~23:00 無休

県庁通り旧中山道に出る手前で12月7日(水)オープンしたばかりの

酒を飲むことを意識した蕎麦屋だ。

東方見聞録、月の雫、金の蔵酒場などを展開している飲食の

チェーン店大手「三光マーケティング」が新しく始めた業態の「ゑびや」。

ここは大宮店に次ぐ2号店のようだ。

蕎麦屋さんにしては珍しくテラス席がある。又2階席もあり全部で68席。

1階は2人用のテーブル2席に楕円形の大テーブル(12席)がある。

元々そば屋は江戸時代、町人たちが、酒を飲みに行く

憩いの場であったことがこの業態のベースに成っている様だ。

もりそばが450円 そばセットが650円とcpは素晴らしい。

「仕事の終わりにぶらっと立ち寄り、天ぷら肴にちびちび呑む。

〆の蕎麦をゾゾッとすすったら深酒はせずにほどほどで切り上げる。

粋な大人は蕎麦屋で呑む。江戸の蕎麦屋は酒がすすむ」

これがゑびやさんの主張だ。

昼の名物は大海老天丼880円らしいが、まずは名刺代わりに

そば・ミニ海鮮漬け丼セット650円を注文した。

出て来たのを見るとこれは超安い。そばはHPによると

手打ちらしいが、ちょっとねー?逆に海鮮丼がボリュームが丁度良くグッドだ。

全般的にそこそこのレベルを出していて、値段から言っても

文句は言えない。及第点という所か。

海人の藻塩(抹茶塩)とは珍しいのでパチリ。

 

 

ところで、大晦日に皆さん年越そばは食べましたか?

そもそも年越にそばを食べる習慣には諸説ある。

一般的には細く長く生きられるように願って年越そばを食べるという説と

そばは切れやすいことから一年間のイヤなことを切り捨てるという意で

食べるという説が有力みたいだ。何かの参考になれば・・・。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その303~

2016-11-25 07:40:40 | 食~そば・うどん

まるたか

南区南本町1-3-12

TEL 048-866-4666

久し振りの浦和エリア旨い店の登場です。

2016-9-19付ブログ、旨い店閉店情報(3)No.7でお伝えした

「よし田」の後を受け継いだ「まるたか」に気に成ったので行って来ました。

当店は今年5月にオープン。店構えは前よりかなり派手に成った。

ホッピーの赤提灯灯はちょっといただけないナ。

又々店内模様は手振れでボケてしまった。若干、

内装はリニューアルしたみたいだが、基本的には前店と同じだ。

当店は前にある地鶏屋たかせんさんがオーナーで、

店長は近くでやっていた坦々麺屋さんに居た人だそうだ。

これがランチメニュー。鴨汁と肉汁ベースは前店の流れを汲んでいる様だ。

メニューをよく見てみると、そばとうどんは同じ釜で茹でていると

書いてあった。これはちょっといただけないのでは。

肉汁のそば・うどん、ハーフ&ハーフセット1,000円をオーダー。

そばとうどんを半々で食べられるというメニューは

お客の心理を考えた素晴らしい発想だと思う。

確かにまるたかの新提案とは頷ける。

本日のランチセットメニューの丼は鶏チャーシュー丼か

スタミナ丼が選べる。これが注文した鶏チャーシュー丼。

メインのそば・うどんははたして手打ちか?

何か一生懸命工夫努力しているわりには、空回りしている様な気がした。

やはり坦々麺屋さんがそば、うどんの世界に移るには

その道にドップリ入るまでハードルを越える努力がいるのかも。

壁に張り出した単品メニューにも顧客の心をつかむものが並んでいる。

煮穴子、あじフライ、メゴチの天ぷら。いいですネー。

「とばそば」とはあまり聞かないが、粗く挽いたやぶ粉を使用した

太切りそばで、どじょうのような太いそばがとばっと

盛り付けたあるそばのようだ。

トイレから出ると目の前に、生きた猫と一瞬間違えるようなリアルな

置物があった。思わず本当に寝ているのか確かめる為、

触れてみてしまった。左甚五郎クラスの逸品だ。

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その295~

2016-08-03 06:18:26 | 食~そば・うどん

越後屋

さいたま市緑区大間木549-12 (越谷街道沿)

TEL 048-873-2432

定休日 水曜日  駐車場 第1 5台 第2 4台

越後屋さんは結構昔からある古い蕎麦屋さんで以前から美味しい店と評判だ。

大分前に幾度か行ったが、ブログを始めてからは初めて。

その理由はとにかく駐車場が入れずらい。幹線道路なので迷っていると

通り過ぎてしまう。来てしみじみ駐車場案内を見たら、隣りの店のもOKだし

裏にも第2駐車場があった。これからは入りやすくなる。

入口の所に今日の炊込みごはんの看板。本日の具材は筍だそうだ。

店内は古風な香りが漂っているが、なかなか落ち着いた雰囲気だ。

BGMも他ではあまり聞けない懐かしの軽音楽流れていた。

天井は和風な造りになっていて、とても良い。電気の傘も番傘風で凝っている。

これが越後屋ランチめにゅー。6種類あり金額がやけに細かい。

又麺類・ご飯類を半量にすると麺類で160円減、ご飯類で100円減になる。

あまりにもメニューが豊富で、思わず多くのメニューを撮ってしまった。

まだこれ以外にもあったが。メニューの中には「もぐら」「狸兵衛」「耶馬渓」

「茂林寺」「通船掘そば」「案山子そば」「サラダめん」など他店では見かけない

メニューがいくつもある。他、丼物も種類が多くて充実している。

その中でランチ野菜天もり799円をオーダー。これに昆布の佃煮が付いていた。

これが、また旨いんだナー。

野菜天はゴーヤ、なす、さつまいも、そして大好物の春菊。

この天ぷらがまた上手にカラッと揚げられていた。越後屋の天ぷらの腕前は

かなりのレベルだと感じた。

当店は手打蕎麦 花粉会(はなこかい)のメンバー。この会はそばを

こよなく愛するそば店主が、手打ちそばを通じてすこしでも美味しい

おそばを提供しようと研究しあっているグループだ。

メンバーは王子越後屋、保谷松月、柴又小松庵、志木高や、

蕨満留賀、西台瀧乃家、北葛西小進庵、そして当店の8店。

店の中央にはそば味噌、そば焼酬、辛味大根等、そばに関係した

商品が販売されていた。

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その291~

2016-07-15 06:18:38 | 食~そば・うどん

手打 西むら

場所 さいたま市南区別所7-6-8 ライブタワー武蔵浦和1F

TEL 048-864-0808

定休日 日・祝日

武蔵浦和の高層ビルの1階、再開発前からあった店

以前、うどん屋でしたが、息子の代でそば屋に衣替え

駅から1分、看板に“石臼挽き手打ちそばとおいしい日本酒”

これは期待が持てます。

店内は、きれいで落ち着いた雰囲気、右にそば打ち場、奥が調理場

6.2.4.2席のテーブル 14席のこじんまりした店

静かに流れるBGMも心地よい。

メニューは豊富、メニューからは店主のそばに対するこだわりが感じられる。

平日メニューの“石臼挽手打ち蕎麦と海老と旬野菜の小天丼”1000円を注文、

連れのA氏は小どんぶりに“地鶏と岩手鴨の小そぼろ丼”1000円を注文 

待つこと10分、最初に蕎麦が出てきました。量が少ないが

いかにも手打ちの粗挽き蕎麦、つけ汁は濃厚、やや辛口、旨い。

そば品種在来種福井県産とのこと、産地のことはよくわからない。

天丼にのせてあったナスや大葉、海老の天ぷらも気に入った。

連れのA氏も地鶏と岩手鴨の小そぼろ、なかなか上品で

乙な味がすると褒めていた。小鉢はキャベツと胡瓜の浅漬け。

最後に一口甘味、金時豆甘煮。蕎麦湯が濃厚でこれも旨い。

西むらさんからお客へのメッセージ。

手書きの味のある書体に人間味を感じます。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その34-Ⅱ~

2016-07-04 06:51:54 | 食~そば・うどん

分上野藪 かねこ

浦和区仲町2-9-11

TEL 048-822-6392

定休日 : 水曜日

昼の「かねこ」は数えきれない程行っているが、夜の「かねこ」は

ひょっとして初めて。当店は越谷街道(パインズホテルから市役所に向かって

右にちょこっと入った住宅街の中)をちょっと入った所にあり、

夜初めての人にはわかりづらい。

最近、外壁を一新した。1階の店舗部分の壁を白から黒に塗り替え、

渋さ、重厚さが出た。この細い路地を昼間はウェイティング客が並ぶ。

夜はまた雰囲気が随分変わるものだ。

入口から撮った2枚。偶々、お客の入れ替えのタイミングで

空いている様に見えるが、満席だった。

「かねこ」さんは予約を受け付けるので予約して良かった。

これが、「かねこ」の夜のメニュー。そばのメニューを撮り忘れてしまったが、

昼とは全く内容が変わる。この日は冷酒を飲んだのでお酒のメニューも撮りました。

蕎麦屋で一杯といえば、落語ではないが、日本酒が一番似合う。

開運特別純米酒「涼々」(静岡)を冷酒でお願いした。一合850円。

透明感のある旨口タイプで暑い日にピッタリの飲みやすい

夏限定のお酒だそうだ。正直日本酒はあまり飲まないのでよくわからない。

お通しは味噌だ。(味噌)これが蕎麦屋の飲み方だと

勝手に浸って雰囲気を楽しんだ。それにしてもこの味噌

何が入っているのかわからないが旨かった。徳利も洒落ている。

もつ煮込み550円。煮込みは庶民の料理だが、味はピンキリで

ここのは上品で高級な煮込みだ。

大山鶏の焼き鳥1000円。ご覧の様にけっこうボリュームがある。

すだちが付いているのは珍しい。

大好物 江戸前穴子の天ぷら1000円

以前アップした浅草の「まさる」さんには申し訳ないが、

かねこの方が旨いと感じてしまった。

海老、キス、ホタテ、しし唐、かぼちゃなすの天婦羅と

デザートとマスクメロンが付いた天せいろ 1750円。

久し振りにゆっくりできた休日。のんびりと行きつけのそば屋さんで一杯。

あーリラックスして贅沢な時間だナー。〆にはせいろ750円で帰路についた。

隠れ家的で素敵なお蕎麦屋さんの「かねこ」。

壁の額に前からきになっている三字。「逍 遙 遊」

いつか機会があったらこの額の由来を聞いてみよう。