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スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ ~その449~

2019-12-17 06:49:07 | 食~うなぎ・寿司・天ぷら

鮨 乃すけ

さいたま市浦和区東仲町8-25

TEL:048-767-4886

定休日 月曜日

又、浦和駅東口に洒落た鮨屋さんが一軒オープンした。

駅から徒歩で約3分。

今年1月17日にオープンした「乃すけ」さんだ。

店名は大将と娘さんの名前を互々取って付けたとか。

これで益々東口の飲食店の厚みが増してきた感を持った。

接待で当店の紹介を受け予約したが、この方が大将。

一見すると強面で写真を撮ることを一瞬ためらってしまったが、

意に反して快く了解をいただいた。

もう一人は奥さんでとても愛想が良く、

サービス業にとても向いているナーと思った。

店の造りは当然まだ真新しく、綺麗で気持ちが良い。

L字型のカウンターを中心に4名用のボックステーブル席が2つ。

全部で18席だ。

鮨ネタのケースも最近増えてきている気がする木のケース。

このケースはなんとなく高級感があり、目線も落ち着く造りだ。

ここに野菜が入っているのは珍しく彩りも美しくて目で楽しめる。

おまかせコースは4,000円、6,000円、8,000円の3つのコース。

おまかせ握りは9貫1,800円、10貫2,300円、12貫3,500円がある。

こちらはお好み握り一貫の価格表。

蒸あわび、雲丹800円から、玉子焼、芽ねぎ200円までの7段階。

19種のネタが書かれていた。

巻物は20種と多彩で300円、400円、600円、800円、1,000円の5段階。

酒呑みとしてはこの本日の料理メニューが関心大あり。

どれも食べたくなるものがズラリ並んでいる。

当店は天ぷらも扱っており、九絵(クエはこんな字を使うのか)の

しゃぶしゃぶ小鍋は気に成る料理だ。

鮨屋さんの料理には日本酒が合うということで注文。

その徳利とお猪口が抑えた金色製のものですごくお洒落。

これは量が進んでしまう。

お通しで出た蛸。

これは柔らかくて味付けも良く旨かったナー。

焼万願寺500円。

当店のは小さく切られていて一見すると万願寺とうがらしに見えなかった。

野菜の天ぷら盛り合せ700円。

皆小振りな野菜で上品な天ぷらだ。

地蛤 酒蒸し又は焼き 2ヶ1,000円。

これは随分大きな立派な蛤だった。

ガリも出てきたが当店は器にもこだわりを感じる。

これが握り9貫 1,800円。

この中では小肌の酢〆がとても美味しく印象に残っている。

当店の握りはご覧になればおわかりと思いますが、赤酢が使われている。

握りの大きさもかなり小さめだ。

おまかせ9貫コースに入っているのか、いくらごはんも付いてきた。

口直しみたいなボリュームだ。

あおさの味噌汁。

はま寿司のあおさ味噌汁とはわけがちがう。

失礼、例えが適切ではなかったですネ。

壁のしつらえもさりげないが良い感じのインパクトはある。

そして浦和レッズの興梠慎三のサインが置いてあった。

そういえばここのすぐ近所に興梠の親戚がオープンした

チキン専門店があると聞いた。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その438~

2019-07-25 05:51:09 | 食~うなぎ・寿司・天ぷら

うなぎ割烹 谷田川本店

さいたま市緑区原山4-32-28(浦和東口 日の出通り)

TEL 048-887-2554

定休日 水曜日・第3火曜日

浦和東口、日の出通りに面してデンとした日本家屋造りの

うなぎ割烹「谷田川本店」がある。

当店で浦和エリア旨い店シリーズの

うなぎ・寿司・天ぷら編も50軒目になった。

当店は昭和47年創業、先代は確か小島屋で修行し、

現在は2代目、今は亡き知人の娘さんが嫁ぎ

女将をつとめている。

宴会場で使える大広間は70席、入口のテーブル席が20席、

その横の小上り席が51席、全部で141席もあり、

法事や宴会で利用するには最適な雰囲気がある。

駐車場も広く40台前後も置ける。

まさに贅沢なくらいのゆとりがあるうなぎ割烹店だ。

ご覧の様にかぎ方の一軒家の間は中庭になっていて、

ホッとできる空間を作っていて、とても落ち着く。

献立(メニュー)は、うなぎ料理はもちろん、

鯉料理、なまず料理、どぜう料理などの川魚料理、

そしてすっぽん料理まで幅広く取り扱っている。

又、古くからの技法・調理法を大事に継承もしているとか。

当店は浦和では珍しく、

ひつまぶし(肝吸い、お新香付) 3,850円(税込)も、ある。

通常ひつまぶしは三膳の食べ方が一般的だが、

当店では四膳目の召し上がり方をすすめていた。

この日はちょっと良い事があったので

少し抑え目の特上うな重3,500円を注文。

ご覧の様に若干のごはんが出ている蒲焼の量だった。

又、器や座卓はすべて漆塗りで重厚感を醸し出していた。

うなぎは愛知県三河一色産を使用しているそうだ。

一色うなぎは西三河地方の西尾市一色町の漁業協同組合が養殖し、

生産量は全国の生産量の20%を占めているとか。

当店の入口の所には意味深なメッセージが。

「谷田川のうなぎ食して努力してすべてが実り家族安泰」

 

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その435~

2019-07-04 06:07:17 | 食~うなぎ・寿司・天ぷら

築地 魚力  浦和店

さいたま市浦和区東髙砂1-16-12 アトレ浦和 West Area 3F

TEL 048-711-1381

営業時間 11:00~23:00

アトレ浦和ウエストエリア3階に店を構えているお寿司屋さん。

当店は魚力さんの直営店で昭和5年創業の老舗鮮魚専門店だ。

アトレ浦和では当店で3店舗目の紹介だ。

ビルインのお店だけにとてもオープンな雰囲気のお店だ。

特に手前の通路に面している席は歩いている人からまる見え。

ちょっとオープン過ぎて落ち着いて

お鮨をゆっくりとは食べられないと思う。

お寿司屋さんで必須のカウンター席は8席、

座敷席(6席)もあるようだ。

他には前述の通路側、奥の硝子面側を入れて計42席ある。

この日は日曜日の昼ということで大変な混み具合い。

席待ちが5~6人もいて、後ろにもどんどん並んでいく。

日曜、祝日(11:00~16:00)の

ホリデー限定ランチメニューが4種。

国産生本鮪とろ入り上にぎり10貫(お椀付) 1,480円

国産生本鮪とろ入り上海鮮ちらし(お椀付) 1,480円

魚力オリジナル商品 鰻vsサーモン蒲焼重(お椀付) 1,500円

上にぎり・天ぷらそばセット(上にぎり6貫)(お椀付)

 1,380円

昼御膳ランチ(サラダ・茶碗蒸し・揚物・

にぎり5貫・お椀・デザート)

1,500円(税抜)

そして父の日フェア 日頃の感謝を込めて

6月10日(月)~6月16日(日)の特別限定メニュー、

男の海鮮丼

(まぐろ、赤海老、穴子、旬の白身魚等、

10種のネタが乗った豪華海鮮丼)

シャリ大盛無料 1,590円。

他に初夏のおすすめメニュー 旬魚と初夏の野菜 旬魚天丼

 1,190円 等。

生本まぐろたっぷり市場寿司 10貫1,980円は

築地魚力の人気No1だ。

旬の収穫にぎり(期間限定特上にぎり) 2,500円(税抜)

壁には本日のおすすめにぎりとさっぱり巻き寿司メニューが。

にぎり一貫が200円から400円、

風味豊かな愛知県産焼海苔使用の真あじの梅しそ巻 1本300円、

梅しそ納豆巻 1本250円、

小肌ロール寿司(小肌・ガリ・胡瓜の絶品裏巻) 1本450円。

これが注文した上にぎり10貫にぎり 1,480円。

 

 

 

 

 

 

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その430~

2019-05-25 06:12:39 | 食~うなぎ・寿司・天ぷら

江戸前 栄寿司

さいたま市浦和区髙砂1-4-1(ABCビル1F)

TEL 048-834-3100

定休日 月曜日

営業時間 昼:12時~13時30分 夜:5時30分~10時

栄寿司さんは田島大牧線の拡幅に伴って、

大分以前に日の出通り(東口サイド)から

ここ(西口サイド)に移転して来た。

メイン通りからちょっと入って所にあり、

間口も狭く、通りすがりの人が

飛び込むには難しいロケーションだ。

入口を入ると、しばらく廊下の様な通りを歩く。

この空間は和の空気が流れ、

素敵な空気が流れている。

アールの天井も優しく

お客様を包み込んでいる様だ。

久し振りに訪れた栄寿司さんのオヤジさんは

一見頑固そうで、あまり喋らない。

その為ブログ用の店内写真を撮る時は

わずかな瞬間をねらってシャッターを押す為、

この様にボケたり、ブレたりした

写真になってしまう。

アルコールも入って座も和んでくると

話も弾んでくる。

それによると大将は2代目で同じ中学の先輩、

女将はやはり同じ中学の

後輩であることがわかった。

3代目も入って彼もずっと若い後輩になる。

店内は、もちろん寿司屋の顔のカウンター席と

若干のテーブル席、

奥には落ち着きそうな半個室席がある。

大きさは丁度良い規模で

とても落ち着くお寿司屋さんだ。

髙級お寿司屋さんの気に成る所は値段。

最近は見なくなったが

「時価」と書いてあるのはちょっと身構えてしまう。

当店ではそば屋さんの様な

御献立表があり、ひとつの目安になる。

並寿司で1300円、上ちらしが2300円。

これは昼のランチを対象としたメニューかも。

このお品書きは酒の肴には

ピッタリなものが続く。

ここには値段が書いてないので、

いくらだかわからない。

これがこの日のお通し。

ものはなんだか忘れたが、

左側には白魚が見える。

酒肴の定番 ホタルいか酢味噌

ホタルいかの旬は3月~5月。

普段は深海で生活している

ホタルいかが産卵のために

海岸付近へ一気に集まってくる。

若竹煮。春の旬の野菜の代名詞 タケノコ。

この時期はどうしてもタケノコは外せない。

お好みでお願いした握りを連続アップ。

やはり当店は浦和エリアではレベルの髙い

寿司店だと再認識した。

変わった所で〆た鯛の握り。

色合いがとても美しい。

酢〆は江戸前寿司の比較的古い

調理法で主に光物に用いられる手法。

小肌、キス、サバ、アジ、サヨリなどで

使われることが多いが、鯛とは珍しい。

当店オリジナル巻物。

これも内容を聞いたが忘れてしまった。

比較的巻物は各店で個性的なものを

持っている所が多い。

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その424~

2019-03-29 06:12:16 | 食~うなぎ・寿司・天ぷら

うなぎ スッポン料理 すなが

 さいたま市南区南浦和3-44-1

TEL 048-881-2709

駐車場 有

2015-2-9付でアップした「浦和のうなぎ」で紹介された12軒のうなぎ屋さんの内

当店が最後の店と成りました。当店の記憶と言ったら、

今は亡き当社営業社員がよく接待伝票をあげてきた印象が残っている。

そんな彼の事を女将に話したら、えらく懐かしがり、思わず涙ぐんでいた。

当店は昭和42年創業ということで店に入ると年季が入った雰囲気が流れていた。

この日は見ることが出来なかったが2階に座敷もあるとの事。

創業者の女将はとても愛想がよく、鰻重が出来上がるまで

世間話に花が咲いて豊かな時間を過ごすことができた。

創業者は既に亡くなり、息子さん(?)が鰻を焼いている様だ。

当店は鰻料理以外にどじょう料理、鯉料理、すっぽん料理などをやっている。

すっぽんコースは1尾2人前用で26,000円~もする。

今や鰻も貴重になってきたがすっぽんはそれ以上だ。

壁には酒肴にぴったりの私の大好物が並んでいた。

仙台牛のたたき1,800円、松茸とうにの茶碗蒸し1,200円

阿波尾鶏の塩焼き900円、蟹みそ700円、筍の子の旨煮700円、

子持ち鮎の煮びたし950円、根三菜おひたし500円、

ながす鯨尾肉3,900円。この品書きを書いていて思わず唾液が出てしまう。

今回注文した鰻重(中)3,800円。肝吸、新香に自家製の豆腐が付いている。

当店の蒲焼きは見て分かる通りタレが濃く甘味があるのが特徴。

うなぎは鰻問屋の鯉平さんからの仕入れ若干細目の3Pを

使用しているらしい。最初の一口がわずからに臭みを感じ

まだ泥抜きが足らないのかもしれない。

肝吸いがセットになっているのが良かった。

女将自ら「当店の自家製豆腐でございます。」豆腐にこしがあり

木綿とも絹とも違う食感がしてとても旨い。

これが当店の山椒。ミル入りのもの珍しい。

うなぎ屋さんでよく見かける泥抜きをしている籠。

中にうなぎが入っている。それを見せてくれたが良く撮れなかった。

昔は水は井戸水を使っていたが、こちらはどうなのかな?

外には鰻の蒲焼きのポスターが。「この国には旨いうなぎがある。」

本当にそうだ!


浦和エリア旨い店シリーズ ~その411~

2019-01-17 09:23:37 | 食~うなぎ・寿司・天ぷら

御すし 宇佐美

浦和区岸町4-25-20

TEL 048-833-0783

定休日 月・木曜日

一昔前、宇佐美さんのばらちらしが評判で何回か来たが、

本当に久し振りに一年間お世話に成った人のご接待で

年の瀬最後の最後にお伺いした。当店は高砂小の裏路地にあり

此処ら当辺りは情緒があって小粋なお店が多い。

開店して35年という歴史があり、夜の店構え、特に若葉色の

暖簾が映える玄関辺りは侘び寂びの雰囲気が漂っている。

当店の隣には2回程ブログにアップした中華の名店「華山」さんがある。

店内はどことなく民芸調風な感じで凛とした空気が流れていた。

カウンター席が6席、テーブル席3卓と丁度良い大きさの寿司店だ。

当店は食べログ浦和エリア寿司部門人気ランキングで

第4位という好評価の名店だ。

壁の一角のコーナーには陶器が上品に並んでいた。

当店の女将の作品だそうで、小さく下に価格が書かれ販売をしているそうだ。

寿司の器は女将の創作陶器を使用しているとか。

本当に良い趣味だと思う。

夜の特別献立メニューはとてもシンプル。おまかせ握り9個3,200円

13個4,800円 福4,400円 禄6,000円 寿8,400円。

そして評判のちらしが2種2,800円と3,800円だ。

更に昼のばらちらしが1,400円でオススメメニューだと思う。

今回はご接待ということで寿(握り、刺身、つまみ)をお願いした。

つまみ三点、これは一人でじっくりと味わいたい珍味といった感じ。

味に深みがあり、一人だと唸ってしまうほどのものだった。

刺身5点盛り、この中で左側の寒ブリが特にすごかった。

白子の酢味噌、これだけのものが続くと日本酒(冷酒)が

どんどんすすみ、舌の回りが止まらなくなる。

握りは2回に分けてご覧の通り、この様に並ぶと、

銀座次郎ではないが、ストーリー性、物語性を感じる。

玉子も握りになっていてさすがだ。多少アルコールで

影響を受けたが冴えわたる技、大将のいぶし銀の握りは充分に伝わってきた。

最後のデザート〆、自家製の苺アイス。これまた素晴らしい出来の

鮨屋のデザートだった。宇佐美さんは鮨も接客も派手ではないが

江戸前鮨の粋さがヒタヒタと伝わってくる浦和の名店だった。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その402~

2018-11-02 08:54:55 | 食~うなぎ・寿司・天ぷら

蒲焼なまづ川魚 幸楽園

住所 さいたま市南区太田窪2235

TEL 048-882-2909

定休日 水曜日

祝い事で、鰻を食べに行こうと話がまとまり、幸楽園へ行ってきました。

産業道路から「幸楽園」入口の看板を西に曲がり

住宅街の細い道をしばらく行くと到着します。

昭和5年創業の川魚料理店。昭和28年全焼したが、

その後建て直した、立派な純和風の建物。

建物は歴史を感じさせる構えで料亭部の建物は昭和30年築とか。

女将さんに案内してもらいました。一般部と料亭部に建物が分かれ

料亭部はお座敷で大広間や個室の部屋、椅子のある部屋もあります。

一般部に案内され、入口に兜が置いてあります。

歴史をたどれば鎌倉時代、源頼朝の武将、佐々木三郎守綱公という方が

築城したという旧領ヶ谷城の址。兜と何か関係があるのかな?

先客は一組、産業道路から奥まった場所に

立地しているので客が少ないようです。

うな重は、松、竹、梅ではなく、大鰻重、二枚重、特上と分かれています。

鰻は浜松産のp3.5(1㎏3.5本の鰻)を使っているそうです。

浦和の鰻では中位の太さです。他にはなまずの天ぷら、

鯉のあらい等川魚専門店です。考えたあげく、特上セット4,210円と

う巻きを注文。肝焼きは在庫がないそうです。

まずは、小鉢(ごぼうとうなぎ巻き)とうざく(菊の花、キュウリの酢物)

う巻き(うなぎを卵焼きで巻いたもの)旨い。

続いて特上セットが30分位で配膳。

鰻のタレは濃厚な甘味のあるタレ、私の好みです。

身は厚めで普通のやわらかさ、上げ底でご飯の量は少ない。

肝吸いは普通、お新香は旨くない。

最後にデザートでメロンが出てきました。これは美味しかった。以上


浦和エリア旨い店シリーズ ~その387~

2018-06-23 06:12:25 | 食~うなぎ・寿司・天ぷら

天ぷら 荒川

さいたま市浦和区仲町2-5-1 浦和ロイヤルパインズホテル5F

TEL 048-827-1162

定休日 無休

浦和ロイヤルパインズホテル5F日本料理「四季彩」の

一番奥まった一角にある天ぷら専門店。

隠れ家的お店で、浦和では最も高級な天ぷら屋さんだ。

ここは全てカウンター席のみで10席。とってもアットホームな

雰囲気で、筋金入りの2人の天ぷら職人さんが心こもった対応をしてくれる。

板さんとの会話が楽しめるのも豊かな気持ちに

させてくれて贅沢な時間を過ごすことができる。

硝子窓の向こうは坪庭的な空間が造ってあってより高級感を高めている。

これが夜のメニュー。舞コース5,800円、琴コース7,800円

鼓コース11,500円。この日はお祝い事で

おまかせ天ぷら13,500円をご馳走になってしまった。

宿泊者限定メニュー天丼セット3,500円 

小鉢、造里、香の物、デザート、ワンドリンク付き

パインズホテルで宿泊者限定のメニューを見たのは初めてだ。

荒川特製八色塩リストと塩の小鉢。天ぷらを塩と天つゆの

2種で通常食べるが塩が8種もあると各種の塩の味を

確かめたくなるのが人情。どうしても天つゆは脇役に成ってしまった。

しかしこれは楽しめるアイディアだ。板長さんもこの天ぷらは

この塩が合いますとアドバイスもしてくれた。

因みに8色塩とは1.生姜塩 2.山葵(わさび)塩 3.かんずり塩(レッドペッパー)

4.パプリカ塩 5.塩昆布 6.ゆかり塩 7.烏賊墨塩

8.レモン塩。 横には相性が書いてある。

片や、天つゆ用の大根おろしとレモン

四季折々の旬の素材が目の前で揚げたてを楽しめる。

そしてペースも客の食べ具合を見て揚げてくれる。

カウンター席10席ならではのおもてなしサービスだ。

ある意味、カウンター席でお好みを食べる鮨屋と感じが似ている。

冷酒もこんな氷の中に入れて出てきた。横には飾りのらんの花が。

おちょこも陶器、ガラス製のものがチョイスできるのも

おもてなしだ。因みに下の写真に写っている

サービスをしてくれる女性は皆、和服を着ているのもグッドだった。

天ぷらを揚げ始める前に、使う食材を見せてくれる。

本日入荷の食材を料理長自ら厳選してお客さんに見てもらうらしい。

これもちょっとした気配りだと感心した。

これが本日のお通し。旬の小鉢。涼しげな一品だ。

最初はとうもろこしから。とうもろこしの髭も揚げると立派な料理になる。

器もなかなか凝ったものを使っていた。

海老の頭とキスの骨の天ぷら。これは酒の肴にピッタリで、

普通捨ててしまう部位も逆に洒落て見えるから不思議だ。

ここで造里三種盛り合せが出てきた。この鮪は大トロだな。

荒川は和食の四季彩の中にあるだけに刺身はお手の物だ。

鮮度もかなり良いものだった。

なんと美しい稚鮎の天ぷら。姿が立っていてまるで泳いでいるようだ。

小振りな新玉葱。玉葱の甘味が天ぷらにすることによって

より深まるような気がする。旨い!最近は玉葱にはまっている。

紋甲いかとメゴチ。天ぷらの食材としてはマイナーなものだが

それだけに新鮮味のある味わいだ。

ウニまでが天ぷらに。ウニを揚げるとこんな形になる。

荒川で一番インパクトのあった鳴門金時を撮り忘れてしまった。

普通天ぷらでは考えられない超厚のさつまいもを

約30分間ゆっくり揚げる。皮はカリカリ、中はホクホクの金時いもの天ぷらだ。

尚当店の油は2種類を混ぜ合わせたオリジナルなものを使っているとか。

舞たけの天ぷら。当店の天ぷらの衣は薄く素材の味を

引き出しているのが特色だ。

なんと鮑まるごと1つが天ぷらに。これにはビックリ。

それと鮑の肝の天ぷら。

私の好きな食材キスとアスパラ。荒川の天ぷらは小振り系で上品、

そして格調すら感じる。

口直しの酢の物。お口直し(グラニテ)とはメイン料理に入る前に

口の中をサッパリさせて、心も体も準備しましょうといった意がある。

気分を変えてくれるツールとも言える。

ということで次はメイン的な海老 そしてベビーコーン。

ここの天ぷらの味は、簡単に言うと軽くてやさしい。

口当たりがさっぱりしていて上品な味だ。

穴子。この素材は淡白で結構デリケート。私的には鮨素材の方が

味が生きてきてグッドな様な気がする。

最後にかき揚げ丼。とても小振りでお腹の負担があまり来ない

ボリュームで良い。かき揚げのお茶漬けも選べる。

デザートとしてあんこ系の甘味もの。あくまで和風系で通した。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その386~

2018-06-16 06:16:51 | 食~うなぎ・寿司・天ぷら

二代目 串長

さいたま市浦和区仲町2-2-6 ライオンズマンション1F

TEL 048-678-3337

定休日  月曜日

今まで、当ブログで紹介してきた下駄履マンションの1階に

2013年6月オープンしたうなぎ料理を中心とした居酒屋さん。

(深川屋やすむら・・・2017-3-8付、洋食屋BON REPOS・・・2017-4-18付)

ここには5軒の飲食店が入居している。当店は、

新宿、蒲田、渋谷、代々木八幡など都内に数店営業しており

オーナーの弟子がやっているらしい。

メインのランチメニューは4つ、サービスうな丼2,000円、

合いのり丼1,700円、焼き鳥丼980円、うな重(上)4,000円。

みな備長炭で焼いている。

当店は毎週金曜日うな丼を20食限定で、980円(税別)

というスペシャルプライスで提供している。

うなぎ蒲焼きが倍(ダブル)になると1,800円の

うな丼もある。このサービスを知っていたのでこの日に訪問した。

店内は重厚な一枚板のL型カウンター席10席と

4人掛テーブルが4席ある。金曜の特別日ということもあって

結構来客が多い。BGMはジャズが流れていたが、全く違和感が無い。

この方がオーナーシェフ。かなり話好きのようでかわるがわる

お客に話しかけていた。話によるとうなぎ一筋47年の職人で、

ちょっと質問をしたら、うなぎ詳しいですよネと言われてしまった。

これが注目のうな丼。このうなぎは3Pもので、仕入れは

北千住の問屋とか。この辺りのうなぎ屋さんは皆、鯉平さんで、

同じにすると面白くないから都内で仕入れていると言っていた。

味の方はこのCPでは文句も言えないが、それ相当の味といった所か。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その380~

2018-05-02 06:09:09 | 食~うなぎ・寿司・天ぷら

すし処 とと浜

さいたま市浦和区高砂1-10 (浦和駅西口ベルゼ高砂内)

TEL 048-833-3808

定休日 日曜日

浦和駅の西口広場の先、細い路地に商店が並ぶ

「あさひ通り」その中のビル2階にある。因みにその下の

半地下には旨い店シリーズ~その288~(2016-2-21付)で

紹介した焼肉伽倻の家がある。店へのアールの階段が良い空間を生み

気にはなっていたが、今回初めて来訪した。

浦和エリアには125軒のお寿司屋さんがあるそうだ。

当店は平成20年10月25日オープンしたようだが、

同伴者の話では35年の歴史がある寿司屋らしい。

ここはサイドメニューにこだわる隠れ家的存在として評判のようだ。

古き良きすし処の趣を残したカウンターや小上がりのある店内。

奥には2名~25名まで対応可能なお座敷個室もある。全部で46席もある。

 

毎日仕入れる新鮮なネタを使った寿司を一貫150円から提供。

ネタは定番はもちろん、時には日本各地の珍しいネタも仕入れることも。

この時期、トビ魚(600円)、ホウボウ刺(1,000円)、

松皮カレイ刺(1,000円)、ホタルイカ(600円)など旬のネタもあるようだ。

又、雑誌などでも取材された事もある寿司、お椀、

茶碗蒸しがついたジャンボエビフライセット2,200円(税抜)は有名らしい。

今まさに旬の筍の土佐煮のお通し

シーフードサラダ950円。この日は4人での会食だった為、

こんなにも山盛のボリュームとなった。

寿司屋さんなのにドレッシングはなかなかのものであった。

お刺身の盛り合せ(2,500円より)も4人前だとこんなにも

立派になった。ざっと見て11の生きのいいネタが豪華に並んでいる。

この日は飲んで大いに喋って、時には大笑いする中で

刺身をつまんだので1つ1つの味を堪能することは

できなかったが、新鮮なネタが並んでいたことは確かだ。

当店の魚の目利きは相当なレベルだと踏んだ。

当店はただの寿司屋さんではなく、夜は居酒屋的に成り、

天ぷらや揚げ物も用意できる。この天ぷらの盛り合せも

とてもカラッと揚げられており納得の天ぷらであった。

尚、ランチもやっており、700円~1,050円の価格帯で

回転ずしと変わらないリーズナブルさ。

次は昼に行ってとと浜の良さを味わってみたい。