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スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ ~その561~

2021-11-23 06:29:18 | 食~洋食

鉄板バル グリリア

さいたま市浦和区仲町1-5-2 田尾ビル1F

TEL 048-799-2721

定休日 水曜日

通称グルメ通の裏門通り、鮨屋の名門「二の宮」と

浦和漁港「すみぼうず」の中間、斜め前にあるステーキ屋さん。

当店もご多分に漏れず、コロナ禍でランチを始めた店の1つだ。

コロナのせいで普段行かないディナーだけの店に昼行けるようになったのは変な現象だ。

当店は東日本大震災のあった年、2011年5月6日にオープン。

カウンター席7席と奥にテーブル席2卓8人用というこじんまりした小さな店だ。

奥の部屋の弁柄色の壁がやけに目立っていた。

この日は赤いユニフォームを着た若い男性が1人で対応。

この方が細かな部分まで気付く方で、見ていて気持ちが良いほど手際が良かった。

この方はオーナーシェフなのか?

ただのシェフなのか?

これがグリリアのランチメニュー。

アメリカンビーフのロースステーキが150g、300g、450g、600gと4段階。

他にニュージーランドビーフのサーロインステーキ、

A5ランク黒毛和牛のサーロインとフィレステーキ、贅沢セットも用意されている。

チキンステーキは3種、いろいろ食べたい方にミックスグリル、

アメリカンTボーンステーキ、そして店長のおすすめ手作りハンバーグなどのメニューだ。

はじめに小ぶりのサラダと野菜スープ。

これを一口食べて「オッ、かなりこだわりの味がするぞ!

期待してもいいかも」と感じてしまった。

そしてお願いしたメインの手作りハンバーグ・デミグラスソース980円+税。

これは本格的なプロの味だ。

ここのところ、ステーキ屋さんではハンバーグばかり食べているので

自然に舌の中で比較してしまう。

当店のは合格点で間違いなしのレベルだ。

デミグラスソースも手間暇かけている奥の深いソースだ。

ここでも浦和レッズの選手のサインがご覧の通り。

若いアスリートがステーキ屋さんに来るのはよくわかるが、

とにかくあちこちの店でレッズのサインのオンパレード。

よく外食するのだなと感心してしまう。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その553~

2021-09-07 06:13:49 | 食~洋食

古民家カフェ 藍

さいたま市緑区原山3-20-9

TEL 048-789-7350

定休日 火曜日(7月より)

営業時間 9:00~17:00

駐車場 3台

この建物、どこかで見覚えがあるのでは?

そうです、2021-6-26付でアップした「さいたま子ども食堂」の建物です。

実は子ども食堂の以前に本業は古民家カフェ、

昼はランチが食べられる洋食レストランなのです。

なぜかは聞いてはいないが営業時間は他にはない午前9:00から夕方5:00までとか。

たぶんランチタイムを除いた午前・午後はカフェで利用されているのでしょう。

入口玄関の所には他店でもたまに見かける一生懸命営業中の看板が…。

当店「藍」さんに関しては本当に一生懸命ということを

子ども食堂を通じて私は知っています。

定休日変更もコロナ、子ども食堂と関連して行われたのでしょう。

本当に頑張って下さい。

店内はあまり広くない。

4人がけのテーブル席3卓と5名は入れる小上り席。

もう1つの小上がり囲炉裏席は後ほど説明しますが、使うことができません。

雰囲気、造りは古民家という枕詞が付いているように

民芸調家具のテーブル、椅子が使われていて、落ち着いた大人の空気が流れている。

厨房を覗いてみるととにかく狭い。

まるで家庭、アパートのキッチンのようだ。

ここでランチもそうだが、子ども食堂のお弁当も30食40食作っていると思うと

舞台裏の台所は戦争状態にちがいない。

ランチセットのメニューは5種類(スープ、ライス、ドリンク付)で各900円(税別)と少ない。

しかし、当店はそれでいいのだ。

それにドルチェセット3種(お好きなもの)とドリンクで900円(税別)。

ランチの本日の気まぐれは浦和リゾット(トマト野菜たっぷり)。

メニューの最後に浦和名物にしたいなぁ(笑)とある。

是非そうしましょう!!

スミダマンは煮込みハンバーグ990円を注文。

合びき肉に玉ねぎ赤ワインを煮込んだ秘蔵のソースでぐつぐつ煮込んだ逸品です。

とにかく手作りの愛の味が伝わってくる他のレストランと次元の違うあたたかな美味しさだ。

スープは評判の豚汁の親戚のけんちん汁。

これも旨いに決まっていました。

他に人参とほうれん草のお浸し。

そしてきのこの炊き込みごはん。

気のせいか素人っぽい味がなんとも心を揺さぶる。

母の味といった味だ。

この料理のレシピは何を隠そうオーナーのKAOさんのレシピだ。

相方は和風ハンバーグ。

豚ひき肉に玉ねぎ、こちらは白ワインとお出汁のベストマッチの仕上がりとなっている。

懐かしい味わいの美味しさだ。

デザートのアイスも洒落たもの。

当店のさらに素敵なところは食器の器が全て手作りの陶器で

古民家の雰囲気を決定的にしている。

オーナー曰く、今や本業よりも子ども食堂が7:3くらいの割合でエネルギーを割いているとか。

その表れが、この小上り囲炉裏席がいつ来ても倉庫になってしまっている。

この日もお米の差し入れがあり、ここに積まれていた。

当店はご覧の手作り陶器の展示販売もしており、

さらにその横の棚には土地・マンション・新築・中古の一戸建情報のコーナーまである。

そうです、古民家カフェ藍さんのさらなる本業・建築工房の名の通り、建築不動産なのだ。

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その551~

2021-08-31 06:12:59 | 食~洋食

レストラン幸(サチ)

さいたま市南区南本町2-1-2

TEL 048-864-1065

定休日 火曜日

JR南浦和駅西口からすぐ、武蔵野線高架横にある、

かなり古いビル(記憶では)プラザマツヤの3階にある洋食屋さんが当店だ。

1階にはコモディイイダというスーパーが入っているが、

このビルにはあまり入ったことがなく、

こんなレストランが昔からあるとは知らなかった。

こういうのを灯台下暗しと言うのだろう。

(高架橋の向こうに見えるのが南浦和駅のホーム。)

エレベーターから出るとなんとなく間の抜けた空間が続く。

二時代前の空気間の廊下を歩いて行くと当レストランを発見。

オープンして40年という歴史があるだけに

ショーケースの中にはサンプルがなく、メニューの札だけが無造作に並んでいる。

こんなの最近見たことないナーと変な感心をして店の中をのぞいてみた。

はじめはこの店営業しているのかな?と不審に思ったが、

入口の所には営業中の札がかかり、店内にはお客もいて、まずはホッとした。

こちらが店内の様子。

カウンター席が6席の4人がけのテーブル席が4テーブル。

中に入ってみるとちょっと昭和の香りがするが落ち着いた雰囲気で決して悪くない。

窓際には観葉植物が並び、緑の潤いもある。

厨房の中ではハッキリ言って家庭の初老のオバサンだが、一生懸命料理を作っていた。

それにしてもテーブル上のむき出しの

マヨネーズとドレッシングの容器、存在感ありすぎですネ。

上のメニューは入口の所に貼ってあった

なんとなく古めかしいサービスランチメニュー。

しかしA、B、C定食ともなかなかしっかりした内容のメニューだし、価格もリーズナブル。

さらにA、B、Cセットメニューは、より魅力的なセットになっている。

各メニューの上には当店にはあまり似つかわしくない写真の作品集が並んでいた。

その中でB定食のハンバーグと白身魚フライ780円をチョイス。

出てきたものを見てオッ!これは店の雰囲気とは違うゾ。

家庭的で心がこもった、そしてしっかりしたものを作って出してきたゾと思った。

ハンバーグは立派なものだ。

白身魚を聞いたらちょっと聞き取れなかったが○○カレイと言っていた。

味噌汁は油揚げに大根そして刻みネギと決して手抜きはしていない。

料理は充分合格点をつけたくなる逸品だと思う。

レストランを出てEVに行く途中、かなり広めの廊下の両サイドにクリニックがあり、

患者さん達が壁際に並んでいた。

これによりレストランとしての空気を壊してしまい、

とても変な気持ちになってしまったのも事実だ。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その547~

2021-07-16 06:12:48 | 食~洋食

KIHACHI CAFÉ

さいたま市浦和区高砂1-16-12 アトレ浦和West Area2F

TEL 048-764-8808

https://www.kihachi.jp/

浦和駅西口サイドにあるアトレ浦和West Areaの1階(アトレでは2Fと言っている)にある洋食レストラン。

この前の通りを抜けるとポケットパークを通って伊勢丹浦和店に出る。

ここでは食事以外にパティスリーキハチの焼菓子の販売もやっている。

この通路は抜け道になっているため、よくこの前を通るが、

店の外に椅子が置いてあるようにウエイティング客が多いのをよく見かける。

この日は運悪くスミダマンからウエイティングになってしまった。

当店は有名シェフ・熊谷喜八オーナーのブランドを売りにして

青山本店をはじめ12ヶ所の店がある。

当店はジャンルや常識にとらわれることなく、

吟味した素材のおいしさを最大限に引き出すベストな方法を選ぶ。

その発想の自由こそがKIHACHI流。

それを追求していくための「素材」「コミュニケーション」

「ホスピタリティ」「オリジナリティ」という4つの価値を大切にしているとか。

店内は3面がガラス張りになっていて明るい。

都会的なお洒落な空間が広がっている。

逆に外から中が見えてしまう為、落ち着かない面もある。

席はソファータイプのテーブル席を中心に48席とわずか4席のカウンター席がある。

客層は圧倒的に女性が占め、男性客は数えるほどしかいない。

入店した時は満席状態だったが、2枚目の写真は客が一回転して空席が生まれた時の写真だ。

今や当たり前になった飛散防止のアクリルボード。

これが食べ物が来ると結構邪魔になることがある。

当店のメニュー構成は大きく分けて2つ。

パスタとご飯の食事系とスウィーツの喫茶系。

ここの場所柄、当然のラインアップでオープン時から絶えず混みあってその人気の程がわかる。

ランチセットは1品にミニスープとコーヒーまたは紅茶が付いて1,650円とかなり高めの設定だ。

当店の水のコップがまたお洒落。

高さが低く、あまり見かけないタイプだ。

水の入る量は少なめだが、安定感があってある意味実用的。

いいじゃない、といった感じ。

今回はせこく、価格からメニュー選択。

2021年初夏の期間限定

「しらすと豆苗、空豆のスパゲッティ カラスミ掛け」1,540円(税込)を注文した。

釜揚げしらすと豆の美味しさを存分に味わえるシンプルなペペロンチーノに仕上げ、

上から掛けたカラスミが旨みのアクセントになっている・・・という能書きの割には

大したことないというのが率直な感想だ。

アトレと伊勢丹の間にはこんなかわいい空間のポケットパークができた。

陽気のよい日にはこのベンチでボーっと過ごすと幸せな時間が流れる。

樹木がオリーブの木というのがその気にさせる。

 

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その545~

2021-07-09 06:37:39 | 食~洋食

Resort Cafe Lounge Lino

さいたま市南区南浦和2-44-7 BEISビル5F

TEL 048-711-4966

定休日 無

南浦和駅東口を出て右側に行き、すき家の前の信号を渡って右折、

そこから30秒歩いたホテルニュー埼玉の隣りのビルの5Fにある。

このビルの裏手側に当社の駐車場があり、

このエリアを知り尽くしていると思っていたが、

灯台下暗し、知らなかったナー。

当店とは全く関係ない話だが、このビル建設にあたって当社は負けた嫌な記憶があり、

余計このビルに関心が無かった。

入口の造り、雰囲気はとてもランチをするレストランに見えない。

今でもメインはナイトラウンジ的な業態らしいが、

逆にこのミスマッチ感が変に新鮮な印象を与えている。

扉を開けると薄暗い店内の先に明るい光が差し込んでいる。

やはり昼のレストランの雰囲気は感じられない。

一体どんな造りのレストランなのか興味津々だ。

中に入ってみると明るい日差しの中に

ナイトラウンジの空気がするカウンター席が目に飛び込んできた。

個人的にはこんな空気感の中でランチをするのもイイじゃない、

といった気持ちにさせられた。

お店の人に聞いたら7年前からランチをずーっとやっているとか。

改めて知らなかった本当に!

リゾートカフェラウンジと銘打っているだけに

こだわりの空間が続いているのには正直驚いた。

完全個室のVIPソファー席あり(チャージがかかる)、

2名から利用できるカップルシートあり、外に出てのテラス席もある。

又、レイアウト自由な南国テーブルなど

店内はそれぞれモダンでゆっくりした興味深い席が用意され、

記念日などの特別な日に最適なラウンジになっている。

本日のおすすめはグリーンカレー、トムヤムクンセットなどのタイ料理、

ロコモコ丼のハワイ料理、そして6種のパスタがあった。

ランチメニューとしては石焼チーズリゾット、ガパオライス、

石焼タコライスなど個性的なラインアップだ。

これを見ても普通の洋食屋さんとはコンセプトが基本的に違うのがわかる。

それ以外に20種類のチーズメニューを目にした時、

このお店はこだわりのコンセプトで売っていると感じた。

メニューを一目見ただけでは決められなかったので

お店の方に当店のオススメは?と聞いた所、

ローストポークプレート850円という答えが。

しかもお値段も安いですよネ?!

フォーク・ナイフでポークを切ってみると脂身がちょっと多く、

なかなか噛み切れない。

ソースは濃厚でとても旨く、余韻が残ってグッドだが、

いかんせんポークの硬さが・・・。

又、サラダも水菜一色にホワイトソース、

これもささやかに勝負しているなーという感じ。

このポスターを見ると

「リゾート感溢れるゆったりとした空間・チーズとお肉のダイニングバー」

と書かれている。

やっぱりそうなんだーと一人納得。

又、このビルに入る上には大きな石焼チーズリゾットの写真もとても目についた。

当店は良い意味でとても個性派のラウンジだった。

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その533~

2021-03-11 06:29:40 | 食~洋食

ごほうびステーキ 浦和パルコ店 5階

さいたま市浦和区東高砂町11-1

TEL 048-611-8557

定休日 不定期

営業時間 11:00~20:00

浦和パルコ5F和食居酒屋「いろはにほへと」の後に今年2月8日(月)にオープンしたばかりの

できたてホヤホヤのステーキ専門店。

その名もずばり「ごほうびステーキ」とストレートで良い店名だ。

肉は常陸牛を売りにしている。

常陸牛は茨城県で指定された生産者が飼育した黒毛和種の牛のうち、

日本食肉格付協会枝肉取引規格において歩留等級AまたはB、

肉質等級4以上に格付けされた牛肉の銘柄である。

常陸牛の呼び名は通常「ひたちぎゅう」であるが、

以前は「ひたちうし」と呼ばれていた頃もある。

店内はご覧のように廊下で仕切られた個室スタイル。

奥の部屋は下駄箱があるのを見ると靴を脱いで上がる部屋のようだ。

部屋内はソファーの椅子でオープンしたばかりなので真新しく気持ちがよい。

部屋間はスクリーンカーテンで目隠ししてあるが、話の会話は丸聞こえで注意しなくては!

部屋の照明器具はかわいらしいモスグリーンの柄のボール状のもので雰囲気がある。

ロールスクリーンは和の柄。

壁のしつらえも和モダンの大中小の飾りもの。

隣りの仕切りも木調のカーテンと種々のデザインが凝らされている。

ランチタイムでも常陸牛のヒレステーキ5,000円からサーロイン、リブロース、

モモ、カットステーキと常陸牛のみのラインアップ。

お値段も2,500円から5,000円までとランチにしてはちょっとどうかと思う金額だ。

その中で一番身近なメニューが常陸牛のハンバーグステーキ170gで1,500円(税別)だ。

確かに和風の味付けで肉もやわらかく本格的な味のハンバーグでグッドでした。

それにスープとポテトサラダ小鉢と香の物がついている。

食後のアイスコーヒーがまたジョッキとは、その量に驚かされた。

当店はあくまで常陸牛にこだわっている証として生産地・茨城県日立市の㈲加藤牧場生産で

枝肉No、個体識別No、販売日が書かれた産地証明書が入口の所に表示されてあった。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その519~

2021-01-12 06:26:20 | 食~洋食

洋食 Chi Sou(チソウ)

さいたま市南区別所2-6-19 小川第1ビル101

TEL 048-749-1411

定休日 月曜日

R17号線下りに面している小川第1ビルの奥まった所にあり

ちょっとわかりずらいが逆に閑静な住宅街に佇むレストランという雰囲気がある

フレンチっぽい洋食屋さんだ。

そしてまだオープンして3年目という新しいレストランでもある。

白を基調とした空間にダークブラウンの椅子がアクセントのシンプルでゆったりした店内。

壁面はソファー席で落ち着いてくつろげ、BGMにはジャズが流れ、

カジュアルかつフランクに至福の料理をいただける店だ。

本日のランチメニューは5種類。

肉料理、魚料理、パスタ料理とバランスはとれた構成になっている。

当店ランチはメインディッシュに有機野菜入りサラダ、日替わりスープ、

自家製のパンかライス、それにソフトドリンク付きだ。

尚、ランチメニューは毎週週替わりで変えているそうだ。

これも前向きに取り組んでいることが伝わってくる。

又、Go To Eatの取扱加盟店でもある。

そして時期的に(12月22日~12月25日)クリスマスディナーコース8,000円と

テイクアウトメニューの案内も出ていた。

とても新鮮なサラダと野菜のクリームスープ。

特にこのスープは心のこもった味が伝わり「おかわりできますか?」と

喉まででてきそうな美味しさであった。

今回はメニューを見ながらかなり迷い結局、

三元豚肩ロースのグリル ハニー・ジンジャーソース1,100円に決めた。

ちょっと豚肉が硬かったが、それよりもソースが美味しくて大いにお昼を楽しむことができた。

当店のシェフは埼玉県生まれの52歳。

都内で長くイタリア料理店に勤務、料理長として20年のキャリアを誇っているとか。

又、イタリアでも一年間修業したらしい。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その513~

2020-12-14 06:16:04 | 食~洋食

本格洋食レストラン 蔵KURA(くらくら)

さいたま市南区鹿手袋6-6-5

TEL 048-767-6313

定休日 月曜日 その他、月一回不定休

駐車場 有

3年前の2017年11月17日にオープンした蔵さんは

鹿手袋の静かな住宅街に佇んでいる隠れ家的な一軒家レストランだ。

正直あまり立地は良くないが、しかしここでしか無い空間を提供している知る人ぞ知る名物レストランだ。

外の庭には樹々の下でとても風情があるテラス席16席があるが寒い冬季は使用が不可になっている。

陽気の良い季節はさぞ素晴らしい雰囲気の中で食事を楽しむことができるのだろう。

どうやらこの設備を見ると夜はライトアップをして

建物と樹々が光で浮き出てロマンチックなお店に変貌しているのだろう。

ただ想像するのではなく是非一度そんな風景を見にまた来てみよう。

入口の所には種々な案内が掲示されている。

「テイクアウトのことでインスタグラムで最新情報が更新されている」とか、

本格洋食店蔵KURAのランチ案内とか、テラス席ではペットが可だとか。

その月、一ヶ月間の日程表だとか、よく見ればごく普通のインフォメーションだが、

庭の外棚のような入口の所に密集してある為この部分はえらく賑やかな感じがした。

外装の雰囲気も素敵だが、店内の造りはさらに素晴らしい。

約200年続く江戸蔵をリノベーションした非日常空間。

洗練された落ち着きのある雰囲気の中で天井も高いし、

とても気持ちの良い時間を過ごすことができるレストランだ。

まさに先人が残してくれた遺産を未来に繋いでいこうという考えは実に立派だ。

因みに店内はカウンター席が4席、白い応援席の椅子が高級感を得るテーブル席が20席、

前述のテラス席を加えると40席が用意されている。

店内はご覧のように荒木田の土壁がむき出しになっていて、

その壁の一ヶ所に竹で組まれた味のあるディスプレーが目に付いた。

柱や梁が補強されている中、縄でブレースにした一見すると耐震補強に見えるが、

実はこれも意匠デザインになっているのがおもしろい。

床の仕上げも土間という徹底ぶりがすごい。

「TODAY’S MENU」という看板を店員の方が持ってきたので思わずパチリ。

当店のランチセットはシェフの気まぐれ一品、

本日の鮮魚(豊洲市場からの仕入れ)、オムライス、ビーフカツレツ、ラムカレーライス、

ラムチョップハンバーグ、リブステーキの中から一品を選び、

それにスープorサラダ、ソフトドリンク1杯+300円で好きなデザートが付けられる。

当店のポリシーは「良いものをお安く」本格洋食をリーズナブルなCPで堪能できる。

粗挽き200gのハンバーグにオリジナルデミソース。

付け合わせにはきのことブロッコリーとポテトのピューレ。1,350円。

ハンバーグは本格的な手作り感が伝わってきてさすがという旨さが舌を満足させてくれた。

スープはミネストローネ、サラダはたぶん自家製のドレッシングをかけてそれぞれ逸品に仕上げている。

「蔵KURA」さんはまだ広くは知られていないが名店であることには間違いない。

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その509~

2020-11-09 06:29:13 | 食~洋食

Banc D’or (ボンドール) 北浦和西口駅前店

さいたま市浦和区北浦和4-5-1 小室屋ビル2F

TEL 048-832-8191

定休日 無休

営業時間 8:00~21:00

https://www.bancdor-saitama.com/

北浦和駅西口から徒歩1分、駅前ロータリーの入口にある当店はベーカリーレストラン、

焼きたてパン、そして心のこもったフランス菓子を提供している多彩なお店だ。

創業は1960年4月で60年を過ぎる老舗といっていい。

現在レストラン市役所前(2015-10-28付ブログ)をはじめ6店舗あり、

他にセントラル工場が上尾市にある。

又、地下には、そば処・斗露路(2019-6-10付)もある。

当店の売りはなんと言っても焼きたてパンの食べ放題だ。

ここでパンを作っているので宣伝にもなる。

又、駅前店という立地を生かしてモーニングもやっている。

2階のレストランのレイアウトは2エリアに分かれていて窓サイドは一段下がっている。

これだけで随分雰囲気は変わるものでいい感じだ。

席数はテーブル12卓で50席と、けっこう大きなレストランだ。

奥の部屋のセンターテーブルには食べ放題のパンのコーナーが設けられている。

シェフのおすすめのメニューは選べるコースで、前菜3種、好きな料理1品チョイスに

パン、ドリンク、デザート付で1,480円(税別)。

単品メニューとしてはFish&meat料理、パスタ、前菜メニューと単品料理と

多彩なラインアップが用意されていて、なかなか魅力的なお店だ。

尚、お店の人に確認した所、ライスは無いとの事。

これは珍しいことだ。

ズワイガニと帆立のトマトクリームパスタ1,280円(税別)。

パンの食べ放題とミニサラダ付。

最近イタリアンレストランに入るとメニューにあれば意識して

ズワイガニ(ワタリガニ?)のトマトソースを食べている。

これ以前に入ったココチーノ(2018-2-6付)、ムラーノ(2018-10-2付)、

フィーロ(2019-8-19付)と続けてワタリガニのパスタを味わって各店の味が

舌にメモリーされていて、食べ比べを楽しんでいる。

当店のはズワイガニでちょっとカニの種類が違うが、

ミソの味がカニ料理として訴えてきて、それなりのレベルで美味しかった。

見た目にも上手な盛り方で姿も美しい。

パスタの山の中腹にまわっているグリーン状のものは何か?

見た目にはアクセントになっている。

今回は久し振りにクラムチャウダー250円をオーダーしてみた。

中に入っている具材は小さく、あっさり系で上品なクラムチャウダーだ。

又、サラダも新鮮でいけた。

パン工房で焼き上がったパンは香りがよく、食べ放題だが、

ドクター指導により食べ放題は御法度、故に見ているとストレスがたまってくる。

我慢も修行だとよくわかった。

1階で売られているケーキ、パン工房で焼き上がったパン、高級生食パン、フランス菓子など。

1階はこれらを買い求めるお客でとても賑わっていた。

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その494~

2020-08-10 06:29:28 | 食~洋食

唐星 西浦和田島店

さいたま市桜区田島8-15-8

TEL 048-718-5058

https://pkg.navitime.co.jp/toshu/spot/detail?code=0000000916

志木街道(田島交差点~秋ヶ瀬橋間)にあったセブンイレブンが閉店し、

しばらく空き店舗でしたが、その後改装工事が始まっていました。

見慣れない看板が付いて調べてみると、オリジン東秀が手掛ける唐揚げ専門店の第1号店との事。

2020年7月3日オープンで、オープン後まもなく訪れてみました。

 

12時少し前にもかかわらず、店内はほぼ満席。みなさん気になっていたんでしょうね。

 

気になったのは、カウンター席が向かい合わせで、仕切りパネルも開口部が大きく

残念ながらこのご時世で重要な三密対策は不十分な気がしました。

 

メニューは、他の唐揚げチェーン(からやま、から好し…)と若干異なるものがあるものの、

メインは似たような構成。

唐揚げで違いを出すのは難しいのかなと思いつつも、持ち帰り店も含め、

世に数多くの唐揚げ専門店がある中での参入なので、期待してしまいます。

 

勢いで、唐星定食(6個)ごはん大盛りをタッチパネルで注文!

 

テーブルの上には、調味料類と、漬物。

漬物は「からやま」と同じような大根ですね。

以後、ベンチマークとしての「からやま」と比較をします。

 

目についたのは、スパイシースパイス。

これが後に結構いい働きをしてくれました。

 

到着。

「からやま」同様、タレを付けて食べるタイプです。

タレを付けるので唐揚げ自体の味付けはありません。なので、タレの味が重要…。

 

タレは、

「からやま」の極たれに勝つのは至難の技でしょうか。

おいしい食べ方と模索してみます。

 

① とは言え、タレで食べるのがメイン。まずは「胡麻にんにくタレ」と「香味野菜タレ」で楽しみます。

② 塩を付ける  定番の美味しさ。でも今はこれじゃない感。

③ スパイシースパイス  多くのスパイスがブレンドされており、かなりのおいしさ。

どこかで食べたような味がありつつも、ジャンク感じるこのスパイスを食べる為に訪れる価値はあるかも。

 

④ 番外編 鶏そぼろ  お盆の上に、鶏そぼろが入った壺が乗ってきます。

ご飯のお供として鶏そぼろはうれしいですよね。「からやま」イカ塩辛の好敵手現る。

 

会計時に、次回使える100円割引券がもらえるのも、競合他社と同じでした。

欲張って食べすぎたので、次回はからあげ4個にします。