1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

新学期に思う

2010年09月02日 | Weblog
ここ数年サザエさんを見ていませんが、8月最後の日曜日といえば、決まって『宿題が終わらなくて泣くカツオ、手伝う家族』、という話があったものです。きっと今年もやったと思う。

夏休みの宿題、私は手伝いません。下の子が高3なので、もう私が手伝えるような内容でもないですが、小さい頃から一貫して手伝わない主義でした。

先日、姉の家に行ったら、姉は手伝う手伝う。手伝うどころか、親主導でプランからレイアウトまで全て指示して子供(小3)にやらせていました。
これじゃ、子供のためにならない。
と私は思うんですが、姉は黙って見ていられない性分らしい。
そして、もともと絵や工作、感想文などが大得意なので、つい夢中になってしまうようです。
同じ親に育てられても、姉と私は考え方がずいぶん違うものです。

新学期を前に、子供の自殺が相次ぎました。
死ぬほどいやなら学校に行かなくてもいいのに・・・
教育を受けさせるのは保護者の義務ですが、命あっての物種です。
学校に行かなくたって生きていける。生きていれば勉強はどうにでもなる。
子供は、行くか死ぬか、の二択まで追い詰められているんでしょうか。
こんなことで子供を失ったら、親はどんなにつらいだろう。
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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
学校生活 (たっぴー)
2010-09-02 08:36:48
中学時代、イヤなこともありましたが

「一生続く訳じゃない。学校なんて終わりの時間が見えている」

と開き直って一人で過ごした時期があります。

その時の影響なのか、今でも私は一人で行動するのは苦にならないです。

「死にたい」と思うほどつらい時期もありましたが、今振り返るとなぜそこまで思ったのか分からないほど。

きっと子どもの頃って学校生活が人生そのものくらいに見えてしまって、視野が狭くなっているんだろうな。

生きていればなんとかなる。

今はそんな気がします。

夏休みの宿題ですが、私の母は手を出す派でした。
あまりにも手抜きな宿題に見ていられなかったのでしょう。
今思うと、きっと母自身の気持ちがおさまらなかったのだろうな。
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バレバレ (エジルド)
2010-09-02 12:59:42
横レスですが、私も一人で行動する方が好きです。よく学生時代、友達同士でトイレに行ったり、教室でグループになったりしている人が多かったけど、時々は付き合っていたものの、ほとんど一人で居ました。楽なんですよ、その方が。でも悲壮感は無かったです(笑)。

夏休みの宿題、静物画をかいていて、父が横からうるさく言うから、全部かいてもらい、そのまま提出。結構上手くかけていたものの、先生の目は節穴ではなく『本当にエジルドちゃんが描いたのかな!?』

バレてました(笑)
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学校生活 (シルベス)
2010-09-02 21:13:44
たっぴーさん、
そうだったんですね。
そこでたっぴーさんのように開き直れる人と、思いつめてどうにもならなくなる人がいるんですよね。

子供にとっては、学校が、クラスが、その中のグループが、人生の全てに思えるのかもしれません。そこでダメならもう生きていられない、というのが当事者の気持ちなんだろうな。
親や家族に逃げ場があれば・・・

子供が学校に行かないと、親は穏やかではいられないのもわかります。
とにかく家から送り出すことに躍起になってしまったり・・・
一番優先されるべきは子供の幸福なのに、「普通に学校へ通う」ことに囚われてしまう。
私も娘にはつらい思いをさせてしまいました。今は元気でいてくれればそれでいいと思えます。
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バレバレ (シルベス)
2010-09-02 21:17:54
エジルドさん、
おや、やってもらった派ですか。
先生はわかるんでしょうね。わかってもらわなきゃ困る。

女の子は群れますね。
私も小学校の頃は、いや中学校も、連れ立ってトイレに行ってました。本当に仲がいいからいつも一緒にいたい、のような気持ちだったけど、冷静に今考えればなんてベタベタしていたんだろう。

気の進まない付き合いはしない方がいいですね。
学生時代は1人でいる方がラク、と思ったことはないけれど、大人になってからは1人を楽しむようになりました。
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Unknown (hiyokan)
2010-09-02 23:17:34
今でも楽団の活動でストレスフルな人がいます。
子どもの例とあまり変わらんと思いますよ。

そこまでして、トータルプラスなの?

ってのはいつでも聞いてみたいところ。
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Unknown (シルベス)
2010-09-03 07:59:14
hiyokanさん、
そうですねー、人間関係は気に入らないけど音楽性は好きでやめられない、とか?
私が察するところ、hiyokanさんはバッカスが大好きなんですね。
別れても好きな人、って感じ。
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Unknown (hiyokan)
2010-09-03 22:13:34
いや、バッカスのことなんて一言も出てませんが…

私はバッカスの一番のファンじゃないかと思っているんです、表にも書いてますが。

一番って言い切っちゃうのは問題だけど、
そこまで言う人が他にいなさそうだから。

好きだから別れたたんですよ。
演奏では90点の壁を突破して欲しいし、
最高に近い運営でも100点を目指して欲しい。
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Unknown (シルベス)
2010-09-04 10:44:06
hiyokanさん、
好きだから別れる・・・
深いですねー。いいですね。

運営って考えはプレソには無いな。
人数が少ないからですかね。
だれかが先頭だって運営を担当するって意識がないから、毎年チラシやチケットを作るのが遅くなって大変なことになります。
なんというか、ひとりひとりが奏者であって奏者でしかないというか。
それが私は好きです。
演奏に点を付ける感覚もないです。

と自分に置き換えて考えてみたけれど、hiyokanさんの意見を否定しているわけではないです、まったく。
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Unknown (hiyokan)
2010-09-04 23:31:55
相手の幸せを願って、身分の違いから別れる、みたいな感じですかね。

運営、
音を出すこと意外は全て運営だと思っています。
音を出すことしかしたくない、
こんな人を認め、受け入れるためには絶対に必要なもの。

点数、
むしろ点を付ける方が少ないのです。

自分には何かが物足りないけど、充分に素晴らしいレベル、
そんな意味での88、89点ってイメージから逆算しているんです。

そうしないと、対外的に足りない演奏なのかと思われてしまいますからね。

これだと、8割以上の人が満足できる、
って思えますよね?
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Unknown (シルベス)
2010-09-05 20:37:06
hiyokanさん、
何割の人が満足するか、そういうことってわからないなぁ。
ファンというのは、対象が何をやろうと熱狂するし・・・
でも(?)、それでいいんだと思います。
自分で何を言いたいのかよくわからないけど・・・
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