1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

そんな時があったな

2009年07月08日 | Weblog
友人に紹介されて以来気に入っているサイトがあります。
ぽれぽれサファリ

独特の味わいのある文章、おもしろい視点。
赤ちゃんが生まれてからは、赤ちゃん関係の話が多いです。
これがなんともかわいらしい。
7月2日の「このパン屋はいつか見たパン屋」の最後、

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小丸は、数々のパンを前に目を輝かせている。

 遅めのおやつと称して、一緒にあんパンを食べた。ただし小丸は外側だけ。

 あん抜きのあんパン、つまりただのパンなのだけど、実にうれしそうに、おいしそうに食べている。そのさまを眺めながら思う。

 明日は一緒に出かけようね。

 さらに思う。

 で、いつか、喫茶店で一緒にコーヒーなんかを飲みたいもんだね。

 これもまた夢である。
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あぁ、私もこんな風に思っていたな。
でも、一緒にいるのが楽しいときと、一人っきりになりたいときがありました。

子供が赤ちゃんの頃は、

誰にも起こされないで自然に目が覚めるまで寝ていたい


もう少し大きくなったら、

一人で心ゆくまでお風呂に入りたい


さらに少し大きくなったら、

一人で買い物をしたい


そんなことが夢でした。
なーんだそんなこと、と思うでしょうが、その頃はそれがなかなか実現できないことだったんです。

我が子はすっかり大きくなり、夢は全部叶いました。
一緒に喫茶店、もしています。

でもこうなってみると、小丸君くらいのころが懐かしく思えます。
小さい子と暮らすのは長い人生からすれば本当にわずかな時間。
子供はあっという間に大きくなってしまうんです。
一緒に暮らすのも、もうあと数年で終わりかもしれません。
毎日をたいせつに、だいじに一緒に暮らしていきたい、と改めて思った「ぽれぽれサファリ」でした。
コメント (2)
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