1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

個人タクシーを信用していたのに

2007年06月20日 | Weblog
タクシーを拾うときは、なるべく個人タクシーを見つけて手をあげるようにしていました。
発表会の打上げの帰りもそう。
空車のタクシーがたくさん流していたので、個人を狙って停めました。

姉と予約していたホテルの名前を行ったら、運転手は知らないと言うんです。
帝国ホテルやオークラほど有名ではないので、まぁ知らないってこともあるかとは思います。
問題は、その対応。

「20年タクシーやってるけど、そんなホテル聞いたこともない」
「電話番号教えて。お客さんがかけるより、私が直接聞いたほうがいいから」

ナビがあるのに使わないのか、と言っても、電話かけたほうが早いと言って触ろうともしません。
運悪く、携帯に登録したはずのホテルの連絡先が出てこない。(後で落ち着いて操作したら入ってました)

あまりに態度が横柄なので、こちらも不快になり、すぐに降りました。
そこから100メートルくらい先にホテルの大きな看板があったんですが・・・。

市ヶ谷を流しているタクシーが、神楽坂のホテルがわからないなんて。
しかも理科大のそば、とまでヒント(?)を出してるのにー。

今まで個人タクシーの運転手は、人柄も運転技術もいい人なんだろうと思っていました。
逆に、普通の無線タクシーなら、運転手が会社に無線して案内してもらえたんだろうと思います。
そうでなければ、タクシー会社に苦情を言える。
でも個人タクシーだと誰も取り締まる人がいないわけですよね。
こちらは泣き寝入りするしかないのかしら。
たった3分直線を走ったくらいで下車したけれど、しっかりお金は取られました。
せっかくの夜に悲しい出来事でした。

気分を変えて・・・。

私は新聞の詩の投稿欄が好きです。
一日一作品が掲載されています。
今日はその「月間賞」発表の日でした。
とても印象に残っていた詩が選ばれていてうれしかったです。
読み直して、泣けました。

102歳の作者(新聞の読者)が、自分を男手ひとつで育ててくれたお父さんのことを想う詩でした。
生きているうちに、どうしてもっとやさしくしなかったんだろう、と。
何度も繰り返される「おとっつぁん」という言葉が、とてもやさしく、懐かしく、心に響きました。
コメント (4)
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