1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

全身トレモロ?

2005年01月19日 | Weblog
世田谷美術館に行ってきました。

「紀伊山地の霊場と参詣道」世界遺産登録記念
吉野・熊野・高野の名宝

仏像や金剛像などをたくさん見てきました。
実は、こういうものに興味があって、というのではなく、チケットをいただいたから行ってみたのです。
演奏会の前に美術館でしっとり、というのもいいかなぁと思いまして。

着いたら入り口に長蛇の列。驚きました。
チケットがあったので並ばずに入れましたが、展示室も大混雑でした。

とにかく年齢層が高い。平均年齢75歳、というところだったでしょうか。
そして平均身長145センチくらいでした。
私が人の頭の上から物を見ることができるなんて、めったにないことです。

国宝よりも、お年寄りを見に行ったような印象でした・・・。
あ、でも展示品もちゃんと見ましたし、今まで知らなかったことをたくさん学びました。
詳しく書くと長くなるので、このへんでやめて、今日はちょっとマンドリンのことを書きます。

いつもオケの練習の時に、メンバーの弾きかたを見ています。
特に右手に興味があるんです。

トレモロも、
・手首から先を動かす
・手首は固定して腕を動かす

のように大雑把に分けることができますが、手首の角度も人それぞれで、おもしろいです。
真似していろいろ試してみましたが、難しいものです。

特に気付いたのは、ヘッドが振動してる人が多いことです。
トレモロする時に楽器も細かく上下に動いてるようです。
楽器だけじゃなく、体も顔も連動して動いてると、疲れないだろうかと心配になります。
楽器が動いて、左手は動かしにくくないのか、というのも疑問なんですが、問題なさそうに弾いてます。

そんな風に弾きかたを比べて見るのも楽しいです。
土曜日の演奏会、大勢のマンドリン奏者を一度に見られる特別な機会だと思います(愛知万博にはかないませんが)。
音楽だけでなく、楽器や演奏姿勢も見どころ(?)だと思うので、ご注目ください。
コメント
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