MA社会研究所情報

宇宙、世界、日本の歴史や未来。日常生活、社会情報を、しぐれ猫がお伝えします。

外人に人気の店は。カプセルホテル、60年代の曲が聴けるカフェ、日本食の料理学校。

2014-09-17 14:51:46 | 社会
 テレビで日本を訪れる外人客に人気のある場所を紹介していた。新宿歌舞伎町にあるカプセルホテルは外人客に人気がある。インターネットで申し込むと1泊2600円で、普通は1泊4200円だという。蜂の巣のように数十個のベッドの入口が並んでいて、一人が横になれるスペースに天井からテレビがつり下がっている。外人客は面白いと喜んでいる。背が高い外人だと足が外に出てしまう。渋谷のカフェは1960年代のグループサウンド、ピンクレディー、スパイダーズ、加山雄三、歌謡曲などをかけていて外人にも人気がある。埼玉県の春日部には巨大な地下放水路があり、長い柱が並び地下神殿のような迫力がある。インターネットで知った外人が見学しに来て感激している。神田神保町の料理学校は日本食の作り方を習おうとベルギーやフランス人が来る。ベルギーでは日本食の店は値段が高いので自分で作りたいという。イカめし、親子丼、くりご飯が人気だ。日本の日常的な普通のものを外人が面白がっているようだ。

敬老の日。65歳以上が3296万人、4人に1人。75歳以上が1590万人、8人に1人。

2014-09-15 12:37:26 | Weblog
 9月15日は敬老の日だという。総務省が高齢者の人口推計を発表した。65歳以上の高齢者が3296万人、総人口の25.9%、国民の4人に1人が65歳以上になっている。75歳以上が1590万人、総人口の12.5%、国民の8人に1人の割合になっている。1949年生まれの団塊の世代が65歳になり、65歳以上が急増した。高齢者の単身世帯は552万世帯だという。65歳以上になると筋力が衰え力仕事ができなくなり、75歳ぐらいになるとボケてきて介護が必要になる時期だろう。100歳以上の人は絵を描いたりして元気でもっと長生きしてて絵を書き続けたくなるという。人生では20歳ぐらいのころが受験や恋愛や、就職、仕事、お金などの苦労が多く、一番死にたくなる時期かもしれない。今後は貧乏な高齢者が死にたくなる時代になるだろうか。苦労して色々な経験をして生きてきた高齢者を尊敬することが必要だろう。最近の若い人は年長者を敬う儒教の教育を受けず、親も友達か女中扱いで、、アメリカ流の実力主義で元気な筋力とスピード、アクション、美しい若さを評価し、敬老の精神が薄れているようだ。高齢化社会になると日本古来のゆったりとしたわび、さびの文化や、枯れた境地が称賛されるようになり、高齢化社会の基本の価値観になるかもしれない。

円安で物価上昇しインフレになる。税金も上がり、建設費も上がる。生活に困る。

2014-09-14 14:48:59 | Weblog
 円安でインフレになるという。円はこのところ米国のドルに対して1ドル105円以上の円安になっている。原発が発電していないので、石油や天然ガスなどを輸入してエネルギー源にしている火力発電所がフル稼働して燃料代が高く貿易収支が赤字になっている。輸入品の価格が上昇しインフレになるという。消費税の増率もあり、物価上昇の危険がある。黒田日銀総裁はインフレにしようと2%物価上昇を目標にしている。庶民の生活感覚とずれている。元大蔵省のお役人だから庶民の生活感覚はないだろう。建設業界では人手不足で賃金上昇し建設資材の値段も高騰している。困ったものだ。

多国演習リムパック2014。対空ミサイル発射、実弾射撃、初参加の中国駆逐艦が注目された。

2014-09-12 15:41:21 | Weblog
 2年に一度開催される多国籍演習リムパックの様子をDVDで見た。今回はハワイで陸上自衛隊や中国海軍も初めて参加した。日本の海上自衛隊のイージス護衛艦きりしまの対空ミサイル発射シーンを見た。舛目のようなミサイル発射機のふたが開いてジュワ―というような音とともにミサイルが発射された。炎が噴きだし一瞬で煙に包まれる。ミサイルは上昇していく。5インチ砲の対空射撃も行われた。シュボンという音とともに2秒ぐらいごとに弾丸が発射され、薬きょうが甲板にゴロンゴロンと落ちて並ぶ。近接ミサイル防御機銃の射撃はブワ―というような音がして多銃身の砲から弾丸が発射された。実弾を発射するのは珍しいシーンだ。日本からはきりしまの他に新型ヘリコプター護衛艦いせも参加し、空母のような姿を見せた。今回のリムパックでは中国海軍が招待されたのが珍しいと注目された。前回の2012年にはロシア海軍が参加した。対立する国でも参加して情報を得て相手の本当の姿を見ることができる。中国海軍の艦船は遠洋航海の途中にリムパックに参加するというものだった。駆逐艦、フリゲート艦、補給艦、病院船が参加した。情報収集艦もハワイ近海に派遣していた。駆逐艦の艦内の撮影を禁止し、電波情報が漏れるのを警戒していた。リムパックは米国、カナダ、オーストラリアなどの同盟国の連携の演習だったが、多国間で何ができるか考える機会になってきた。参加した国は日本、米国、オーストラリア、カナダ、韓国、中国、インド、フランス、ノルウェー、チリ、メキシコ、シンガポール、ニュージーランド、コロンビア、インドネシア、ブルネイだった。注目されたのは中国の新型イージス駆逐艦、米国の新型の沿岸戦闘艦などだった。

南シナ海周辺の各国海軍力は。中国の進出にベトナムやフィリツピンが対抗。

2014-09-11 13:37:21 | Weblog
 南シナ海の島々の領有権の問題で、中国と周辺国が対立している。中国の公船や漁船が大量に押し掛けてきて周辺国の船舶と衝突している。中国は表面上は話し合いの解決にやぶさかではないといいながら、実力行使で占領をつづけている。ベトナムとは西沙諸島の岩を占拠しあい、監視所を作ってにらみ合い、南沙諸島ではフィリピンと衝突し中国側が奪還したりしている。南シナ海は海の交通の大動脈で各国の生命線だ。1960年代後半にベトナム戦争が米軍が撤退することで下火になり、中国が進出してきた。ベトナムは中国の南シナ海進出に待ったをかけている。ベトナムの海軍力はソ連の支援で沿岸警備から海洋進出する様に増強された。人員は23000人程度、潜水艦2隻、フリゲート7隻、コルベット11隻、、小型艦艇、航空隊を装備している。紛争地の西沙諸島にはヘリコプター搭載のフリゲート艦を送っている。島嶼防衛隊もあり中国側とにらみ合っている。対艦ミサイル部隊もあり、中国海軍の強敵になっている。フィリピン海軍は米軍のマッカーサー元帥が援助した魚雷艇2隻を始まりとして、現在は人員22000名、艦艇約120隻、航空機14機を装備しているが旧式化している。フリゲート1隻、コルベット14隻、揚陸艦7隻を主な装備にしている。弱体化しているので中国に南沙諸島のいくつかを奪取されている。領土争いで正面に出ているのは沿岸警備隊で人員6400名、船舶約80隻である。人口2億4000万人世界第4位の大国インドネシアはオランダ植民地だったが、1949年に独立した。独立戦争でオランダの船舶を接収し、1960年代にはソ連からミサイル艇や魚雷艇、駆逐艦を供与され戦力を増強した。1989年の社会主義国崩壊の時期に東ドイツのコルベット16隻、揚陸艦14隻、掃海艇9隻を一括買収して増強した。現在は人員75000人、艦艇約150隻、航空機数十機で東南アジア最大の海軍になっている。豊かな財政事情で充実している。東南アジアの裁定者となるかもしれない。