ここ１００年の世界史を見た。１９１４年にオーストリア皇太子がバルカン半島の紛争のため、サラエボで暗殺された。この事件がきっかけになってロシア、フランスなどの連合国側とオーストリア、ドイツなどの同盟国側の間で第一次世界大戦が起きた。ロシアでは１９１７年に労働者がストライキに入り、軍隊も参加し、ソビエト政権ができた。１９２９年米国のニューヨーク株式市場で大暴落が起き、大不況になった。ドイツではナチス党を率いるヒットラーが政権をとった。１９３９年にドイツはイタリアと同盟し、ソ連と不可侵条約を結んで、ポーランドに侵攻した。イギリスとフランスがドイツに宣戦し第二次世界大戦がはじまった。１９４０年にイタリアがドイツ側で参戦、１９４１年にはドイツが条約を破りソ連に侵攻した。日本もハワイの真珠湾を攻撃し、アメリカ、イギリスなどに宣戦し、太平洋戦争が始まった。１９４２年に連合国側は総反撃に転じて、１９４３年にイタリアが、１９４５年にはドイツと、日本が降伏した。朝鮮は第二次大戦後に日本の植民地から脱したが、北緯３８度線を境にして、北はソ連、南は米国が占領した。１９４８年に国家になり、北は金日成主席、南は李承晩大統領が支配した。１９５０年には朝鮮戦争が起きた。１９５３年に休戦協定が結ばれた。フランスの支配下にあったベトナムでは、アメリカの支持する政権ができたが、これに反対する社会主義の解放戦線と戦争になり、１９７３年にアメリカは撤退を開始し、１９７６年にベトナム社会主義共和国が成立した。ドイツは１９４９年に、アメリカなどが支持する西ドイツと、ソ連が支持する東ドイツに分断されていたが、ソ連の力が弱まり１９９０年に統一された。アメリカが優位な世界になり、、ビジネスのグローバル化が進んでいたが、イスラム原理主義のテロが起き、アメリカの世界支配に挑戦しているようだ。