MA社会研究所情報

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活断層型の大地震がどこで起きるか。東京西部の立川活断層。大阪の上町活断層。日本中にある。

2013-04-07 23:49:31 | Weblog
テレビで、活断層による大地震がどこで起きそうかを見た。活断層による地震はプレートで起きる大地震より地表に近い地下10kmぐらいで起きる。阪神大震災では断層になった地面は1~2mもずれ、道路が崩れ、ビルが倒れ、火事が起き大被害になった。活断層地震が起きそうなところとして東京西部の立川活断層が注目されている。東京にも大きな被害が起きる。大阪の大阪城から南に延びる上町活断層も動きそうだ。最近の調査で海岸沿いに堺にまで達するいくつもの活断層がある。立体図では地下10kmぐらいで枝分かれしている。日本全体では東日本大震災で東北の土地が東に最大6mほど伸び、活断層が動きやすくなっている。中部日本から新潟沖、北海道南部に至る地域で地下のマントルが増えて地盤が隆起している。日本中にしわのように活断層がある。まだ発見されていないところも多い。原子力発電所の立地も活断層を避けないと危ないだろう。

日銀の黒田新総裁が、驚くほどの金融緩和を行い、株が急上昇。円安も進んだ。

2013-04-06 14:03:37 | Weblog
日本銀行の黒田新総裁が自民党安倍首相の意向を受けて、2014末までに作年の2倍の270兆円の資金を市場に流すという驚くほど大幅な金融緩和策を決定した。日銀の中立性、独立性が失われた。5日の東京金融市場で株価が600円ほど上昇し13000円を越え、午後は利益確保の売りで下げ、乱高下した。円安も1ドル97円レベルに進んだ。日銀は各銀行が企業や個人への貸し出しを増やして、デフレを脱却し、景気が良くなることを期待しているが、ほとんどの銀行は国債を買うようだ。1980年代末の金融緩和で大量の資金が株式や不動産市場に流れ込み、株価や地価が急上昇して風船バブルがはじけるように暴落し、不況デフレになった。今回もバブルではないかと心配する声も多い。自民党安倍政権はバブルを起こそうとしているのだろう。株や土地を持つ富裕層が得をする政策だ。貧困層は円安で食料品などの物価が上がるとますます生活が苦しくなる。困ったことだ。実際の高齢者は年金では生活費が足りないので、株などに投資して稼いで生きなければならない。若い世代に贈与する余裕はないだろう。

新築された歌舞伎座で初公演。シートが広くなりモニターが付いた。若いファンを増やしたい。

2013-04-03 00:34:58 | Weblog
テレビで、新築された歌舞伎座を見た。土産物屋の並ぶ地下街や、赤じゅうたんのロビー、シートが広くなった座席にはモニター画面がありせりふや解説が表示される。歌舞伎を知らない若い人にもわかりやすくしている。天井桟敷からも花道が見えるようになった。全体の印象は以前の歌舞伎座と変わらない古典的な建物だが、後ろに高層ビルができて賃料で歌舞伎経営を支援するという。歌舞伎は日本を代表する伝統的な演劇だが、国から補助金をもらっていない。お客さんの入場料に頼って経営している。悩みは歌舞伎のフアンが高齢化して若い人が見にこないことだ。若い人に人気が出て資金が集まるといいが、封建的な時代の古い考えのせりふで芝居をしているので、見に来る若い人も少ない。外国からの観光客が古い時代の日本の考えや、豪華な衣装、はでな踊りや振る舞いを見ることができて喜ぶ。昔の日本にタイムスリップできておもしろいだろう。歌舞伎座の裏には喫茶店や、インドカレーのナイルレストランがあり、歌舞伎俳優と一緒に食事できるかもしれない。

ゼミの卒業生の進路は。コンピューター会社、銀行、商社など。定年時期は体力次第。

2013-04-02 00:17:32 | Weblog
1970年代前半の大学の経済地理ゼミの卒業生の進路を見た。米国のコンピューター企業IBM、三井銀行、三和銀行、大学院、野村総合研究所、三井物産、三井不動産、NHK、生命保険会社、郵便局、三越、東急ハンズ、日産自動車、セメント会社、環境庁、日本開発銀行、東京商工会議所、農林中金、全日空、日商岩井などに就職した人がいる。ゼミで学んだことが仕事に生かされることはあっただろうか。大学時代に勉強したことと会社でする仕事にはあまり関係がなさそうだ。定年が65歳までのびる時代になり、定年時期になると体力が大事だと思う。封建的な体育会系の人を企業が採用したがるのは上司の無理な命令をよく聞いて、体力があり、がんばるからだろう。民主主義派や左翼のインテリや組合活動家は抑圧し、左遷し辞めさせるのだろう。企業の中が軍隊のような雰囲気になり、ファシズム会社になっているようだ。