日本人の平均寿命は1950年ごろは50歳ぐらいだったが、1970年代から70~80歳代に延びてきた。医学の進歩と延命治療の成果だろうか。医療技術が発達して意識不明のままで何十年も生き続け、家族が介護や介護費用の負担に苦しむ状況になっている。安楽死を認めるかという議論になる。年金制度も60歳が平均寿命の時代に設計したのだろうから、80~90歳まで生き続ける時代に対応したものにしなければならないだろう。もっとも今後は戦争や、不景気で、生活できなくなり、医者にもかかれず、死亡する人が増えるだろうから、制度を変えないでもいいかもしれない。