都会の地下は穴だらけになっていて、地下鉄や道路や共同溝が縦横に通っている。3月16日に東京の東横線の渋谷駅が地上2階から地下5階に移された。これまでは空中の橋を通ってJRの線路を越えて着陸する様にして広い渋谷駅のかまぼこ屋根のホームに着いたが、地下に線路を作って、終電と始発の間の時間に1000人以上の作業員が工事して、代官山の駅から地下に入るようになった。グレーの壁の普通の地下鉄の途中駅のようになってしまった。地下5階から上がるのは嫌だといって、ほかの電車のルートを通る人もいる。埼玉県の川越と横浜がつながって見なれない色の電車が入ってくるようになった。見なれた景色がどんどん変えられてしまう。さびしいことだ。