MA社会研究所情報

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新築された歌舞伎座で初公演。シートが広くなりモニターが付いた。若いファンを増やしたい。

2013-04-03 00:34:58 | Weblog
テレビで、新築された歌舞伎座を見た。土産物屋の並ぶ地下街や、赤じゅうたんのロビー、シートが広くなった座席にはモニター画面がありせりふや解説が表示される。歌舞伎を知らない若い人にもわかりやすくしている。天井桟敷からも花道が見えるようになった。全体の印象は以前の歌舞伎座と変わらない古典的な建物だが、後ろに高層ビルができて賃料で歌舞伎経営を支援するという。歌舞伎は日本を代表する伝統的な演劇だが、国から補助金をもらっていない。お客さんの入場料に頼って経営している。悩みは歌舞伎のフアンが高齢化して若い人が見にこないことだ。若い人に人気が出て資金が集まるといいが、封建的な時代の古い考えのせりふで芝居をしているので、見に来る若い人も少ない。外国からの観光客が古い時代の日本の考えや、豪華な衣装、はでな踊りや振る舞いを見ることができて喜ぶ。昔の日本にタイムスリップできておもしろいだろう。歌舞伎座の裏には喫茶店や、インドカレーのナイルレストランがあり、歌舞伎俳優と一緒に食事できるかもしれない。