連休が近い。春の旅行の番組を見た。箱根塔の沢に大きな温泉施設ができた。熱海の大野屋では広いプールのようなローマ風呂を楽しめる。西伊豆の土肥温泉にフェリーで渡って温泉や、魚料理を楽しめる。京都の町家風の古い安い宿は４２００円で片どまりができる。片どまりとは、一泊朝食付きのことだという。女性に人気がある。連休は戦争やテロの危険があり円安で高くなった海外旅行より、国内旅行に人気が出そうだ。
米国のボストンマラソンで起きた爆弾事件の犯人兄弟が、１９日に警官隊との銃撃戦で兄が死亡、弟が拘束された。兄弟はロシアの南方地帯のチェチェン人で、中央アジアのキルギスに住み、米国に移住した。ロシアとチェチェンが戦ったチェチェン紛争とは関係がなく、兄は２６歳で米国で家族を持ち子供がいたが、米国にはなじめず友人もいなかった。弟は１９歳で頭がよくおとなしかったという。ロシアに住む父は兄弟は罠にはめられたといい、叔父は兄弟は米国では負け犬で、不満があったという。兄弟はイスラム教を信じていたという。個人的な恨みによる犯行か、組織的なものという可能性もある。簡単に圧力なべで爆弾が作れ、どこでも運んで行って爆発させることができる。マラソンでも、イベントでも、繁華街でも爆発させられる。世界中が危険な状況になっている。
米国のボストンマラソンで２回の爆発があり、３名死亡、１７０人以上が負傷した。ベアリングや釘を入れ殺傷力を強めた圧力なべが爆弾に使われた。他にも爆弾テロが起きそうで、全米が警戒態勢になり緊張している。イスラム原理主義のタリバンは犯行を否定した。イスラム過激派だけではなく、マサチューセッツ州の定めた愛国者の日が４月１９日に近ずいているので、国粋派右翼の過激派による爆弾テロという見方も出ている。マラソンや、コンサートなど人の集まるイベントの警戒が強化されるだろう。コミュニティーや会社、家族内の監視社会化が進み、プライバシーが侵害されそうだ。国家や左右両派の対立で市民が被害者になる。
卒業した大学のキャンパスを十数年ぶりに訪問した。並木道の樹木が大きくなり、駅前にデパートのようなビルができ、スーパーや電気店、服飾店、生活雑貨店、レストラン、カフェが入っている。学生生活に必要なものを買いそろえることができる。キャンパスにも図書館の大きなビルが建って、トタン板の屋根の食堂やクラブハウスが並んでいた地区は、巨大なガラス張りの近代的な研究室のビルになっていた。大教室の建物は耐震補強されていたが、残っていて懐かしかった。心は青春時代の気分と変わらないが、写真に写った自分の姿は高齢化していく。学生時代より太って体が重くて困る。
テレビで、大地震の番組を見た。東日本大震災では数か所の震源が次々と動いて、５分以上も長いなと感じる揺れが続いた。高層ビルはゆれがとまらず、１０分以上揺れていた。遠く離れた大阪の高層ビルでも揺れ幅が３ｍにもなり、ビルが倒れるかと思われた。大阪は岩盤の上に堆積物が積もった地層で、地震波が周囲の岩盤にぶつかって跳ね返り揺れがいつまでも続いたという。紀伊半島沖などが震源になると想定されている南海トラフの地震も震源地が数か所あり、次々と動くと１０分以上続く長い大きな揺れになるという。東京、大阪、名古屋の人工密集地が大きく揺れるので住宅や、ビルの被害が多くなるだろう。住宅地の地盤ごとずれてしまう。地図も書き直さなければならない。大変だ。