ヨーロッパの宮殿を見た。シェーンブルン、ベルサイユ、エルミタージュ。豪華絢爛の宮殿。

テレビでヨーロッパの宮殿を見た。オーストリアのハップスブルグ王家はオランダやスペイン、地中海に広大な領土を持っていた。ウイーンに豪華なシェーンブルン宮殿を作ってマリアテレジア女王が威光を示して、ドイツのフリードリッヒ大王の侵略に対抗した。女王は戦争より結婚で領土を広める外交をする方針で、敵国フランスに末娘のマリーアントワネットを嫁がせた。マリーは世界一豪華なベルサイユ宮殿で暮らしていたが、フランス革命で断頭台にのせられ殺された。
ロシアのエカテリーナ女帝は戦争で領土を拡大する一方で、豪華なエルミタージュ宮殿を作り美術品を集めた。現在は美術館になっている。エルミタージュとは隠れ家という意味で、愛人の部屋とプライベートパーティールームを作って生活したという。ロシア革命で革命軍が占領した。映画の有名なシーンになっている。

テレビでカジノで景気を良くする例としてマカオを紹介していた。ギャンブル依存症、暴力団の恐れもある。

テレビで池上彰氏がマカオに行ってレポートしていた。マカオはラスベガスのようにカジノで儲けて景気を良くしている。世界中からカジノに客が来てお金を落としていく。
ギャンブル依存症になったり、暴力団がらみのマイナスの面もある。
日本でも石原都知事や千葉県知事がカジノ設立を唱えていたが、規制がありできないようだ。競輪、競馬、競艇は産業振興のためで良いというのも変だ。

福祉国家スウェーデンの人と世界各国の人々が討論。税金高いが生活安心。

ビートたけしの番組で福祉国家スウェーデンの人と世界各国の人が討論していた。スウェーデンでは収入の６０％もの税金を払っているが、教育、医療、福祉代を国に払っている気分で高いと思わないという。生活が安心なので幸せだという。医者でも郊外の築６０年の中古住宅を自分で修理して住んでいる。近所でそり遊びをして休日を家族で楽しむ。日本人は生活不安で、ファミリーレストランに行ったり、ディズニーランドに行くことが幸せではないという。アメリカ人や、日本人、中国人が反発していた。日本では国民が政府を信用しないので税金をとられるという。

裁判と司法の近代化。日本はドイツ法をまねた。戦後はアメリカの法律の影響がある。

放送大学で裁判と司法の近代化の話を聴いた。１８０４年フランスでナポレオンが法典をまとめさせた。ドイツと日本は同時期に法典を編纂した。イギリスには法典はなく、判例によるコモンローがルールだった。日本はドイツをまねた。第二次大戦後は米国法の影響を受けて、日本国憲法が出来た。ヨーロッパの法の元はローマ法で、日本は明治時代に西欧化してそれ以前の制度と断絶ができた。有罪にするのには自白が必要だったので、拷問が行われた。フランスのボアソナードは拷問に反対した。明治政府はフランスの自由民権論より、ドイツの立憲君主制を見習った。

米国は不況で失業して、しかたなく経済的事情で軍隊に入り、命が危険なアフガンに行く人が多くなっている。

テレビで、米国では不況のため失業して、経済的事情で軍隊に入る人が多くなったという。アフガンなどの危険な戦場に送りこまれているという。