MA社会研究所情報

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社会的階層と不平等。資本家と労働者。中間層のホワイトカラーは経営代行。結果の不平等で貧富の差。

2010-03-11 20:11:30 | Weblog
放送大学で社会的不平等の話を聴いた。人間社会は富、権力、威信、情報などの格差がある。経営者と労働者は、使用者側と使用される側の格差がある。貧富などの結果の不平等と受験などの機会の不平等がある。昔は大会社に就職して郊外の団地に住み、テレビ、冷蔵庫、洗濯機を持つ生活が目標だった。1970年代はカラーテレビ、カー、クーラーを持つことが目標になった。現代は目標が個人化し、多様化している。学校で勉強する意味がなくなり、学級崩壊が起きる。大学を出ても就職できない。高い地位になれない。バイトと社長との二極分解が起きる。今まで会社には社長、課長、平社員の身分制度があったが崩れてきた。
マルクスは資本家に労働者が搾取されると言ったが、ホワイトカラーの中産階級があり、資本家の代理として経営管理を行う。仕事は経営者だが、立場は雇われ労働者である。労働組合が労働者の生活を底上げして、窮乏化しなかったが、最近は派遣やパートが使われて、労働者の立場が低下し、窮乏化している。社会学では階級でなく階層として分析する。結果の不平等が問題になる。

現代の若者は車に興味がない。パソコン、ファッションに関心がある。

2010-03-11 20:05:32 | Weblog
テレビで最近の大学生に聞いていたが、車には興味がなく、パソコンやファツションに関心があるという。昔は若者はスピードとパワーのあるスポーツカーにあこがれたものだが、最近の若者は元気がないようだ。男性の女性化が進んでいるのだろうか。装飾男子時代だ。

社会保障の生成と発展。産業化で社会保障。戦前は家父長制で、戦後は核家族化、現代は多様化、個人化。

2010-03-11 00:59:41 | Weblog
放送大学で社会保障の話を聴いた。社会が産業化し経済変動などで解雇が増えるとき、いままでのように家族や地域の人々がが互いの生活を相互扶助しなくなり、政府が失業者の生活を保障する仕組みが必要になった。思想として生存権が認められたが、自己責任論の新自由主義がはやり、高齢化、少子化、財源不足で負担と給付を考えて、社会保障が持続可能か課題になっている。
明治民法では家父長制で三世代同居が多く、戸主が独裁的な力を持っていたが、戦後の民法では平等な核家族である。1980年代から家族が分解して単身赴任や、個人化、多様化が進んでいる。