MA社会研究所情報

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世界の軍事的危険地図。米国はイラク、アフガンから撤退。軍事費削減。中国が軍事力強化。

2013-01-27 15:15:57 | Weblog
専門雑誌で世界の軍事的危険地帯の状況を見た。2012年は各国の政権交代、シリア内戦、日中間で尖閣諸島問題、中国海軍の空母就役、米国の新国防戦略が出された。米国ではオバマ大統領が米国を二分する激しい選挙の結果僅差で再選された2016年まで政権を担う。オバマ政権はイラクから撤退し、アフガニスタンからも2014年9月までに顧問団をのぞく戦闘部隊を撤退する方針だ。戦費を削減し、財政再建を図る。2001年以来のイラク、アフガニスタンでの対テロ戦争で米国は1兆ドル以上の戦費を使ってしまった。2013年の海外戦費は880億ドルで、ここ数年間で最低になる。今後も国防費の削減を続ける。2012年1月に公表された米国の新国防戦略では、テロ、非正規戦争への対応、抑止力の維持、侵略の撃退、接近拒否の環境下での兵力展開、大量破壊兵器の拡散防止、サイバー空間、宇宙空間での作戦、核抑止力、本土防衛、民間支援、プレゼンス維持、対反乱作戦、人道援助、災害救助が重点になっている。中国が米軍の接近を拒否する戦略を持ち、空母を就役させて軍事力を増強している。イランも米軍の接近を排除しようとしている。米国の国防総省が国防予算の優先順位と選択という文書を公表した。アジア、太平洋でのプレゼンスを重視し、空軍、海軍の戦力は現状の水準を維持する。陸軍と海兵隊は削減する。F35戦闘機の調達を先送りする。機体価格が高騰する恐れがあり、F35を次期戦闘機にしている日本に影響がある。中国の戦略目標は台湾が主権を主張しないようにすることで、台湾での地域紛争に勝つことを目標にして軍事力を増強している。このため台湾支援に接近してくる米軍をより遠方で迎え撃つ空母や戦闘機などが必要になる。弾道ミサイルも増強している。潜水艦も増強している。日本とは尖閣諸島の領有問題で対立している。中国船舶の領海侵犯だとして日本は警察レベルの海上保安庁の巡視船が対応しているが、領空侵犯には軍隊レベルの自衛隊の戦闘機が緊急発進して対応している。中国が戦闘機を派遣すると空中戦になり戦争状況になる。危険な状態だ。北朝鮮は長距離ミサイル打ち上げに成功し、核実験も行ない対象国は米国だと予告している。日本と、韓国の間では竹島の領有権問題がある。中東ではイランの核開発問題やシリアの内戦が続いている。元ソ連諸国ではロシア軍の近代化が進んでいる。イランのミサイルに対応する欧州のミサイル防衛システムは、ロシアの核抑止力をなくすものだとして反対している。世界中に戦争の危険があるようだ。

冬山登山、神々しい雪景色を楽しむ。峰に登ったが、強風で撤退。撤退も勇気がいる。

2013-01-27 01:13:24 | Weblog
テレビで冬山登山の番組を見た。穂高に登る番組で、若い女性アイドルがベテラン登山者とともに冬山に挑戦する。山小屋に泊まり、尾根に登るが、風が強くて吹き飛ばされそうになる。予定の西穂高にはいかず途中の峰に登ったところで引き返した。行けば遭難するのがわかる。撤退も勇気がいる。冬山の雪景色の中でキャンプして楽しむ人もいる。メルヘン調に料理やインテリアを演出して女性が楽しんでいる。冬山もいろいろな楽しみ方があるようだ。