MA社会研究所情報

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格安老人ホーム。過度な設備にせず、食事を給食にしてコストカット。別途料金も。

2013-01-17 15:42:59 | Weblog
週刊誌で格安老人ホームの話を見た。老人ホームは民営は入居に数億円もするものがあり、公営は安いが数年待たねば入居ができない。公的な特別養護老人ホームは4人部屋で、月8~9万円程度の負担で終身利用できるが、待っている人が全国で42万人いるという。民間の老人ホームは全国に7076か所、約30万室あり即入居できるが、都市部では高額な入居金と毎月の滞在費が15~20万円かかる。困ったものだが、最近は民間で安い老人ホームができてきたという。入居金はなく月10万円以下の老人ホームはどうなのだろう。一時金不要、月8万円の利用料という老人ホームを経営するエヌビーラボの社長は、過度な設備や、余分な設備投資をなくしてコストを抑えたという。同社の老人ホームは家賃4万4千円、食費3万6千円、管理費5千円で合計月8万5千円ぐらいが多い。定員16人で、玄関、食堂兼リビング、18平方メートルの個室にトイレと洗面所、介護ベッド、エアコン、コールボタンがついている。浴室と食堂は共用で、ヘルパーが常駐し平均的な老人ホームと変わらない。食事は給食業者に発注してレンジで温める。厨房の費用を抑えられる。介護事業所と契約して介護も利用できる。おむつ代や別途費用を請求されることもある。安い料金でも合計費用が高くなることもありそうだ。