衆議院で消費税法案を可決。民主党は消費税を上げないという原理で、党内から反対票が多数でた。

テレビで、衆議院で消費税率を上げる法案が可決されるのを見た。提案側の民主党からも小沢氏を中心とした反対票が５７票投じられたが、自民党、公明党が賛成して多数になり可決された。民主党内部の分裂があらわになった。小沢氏が新党を立ち上げるという話もある。反対票を投じた造反者を処分しろと自民党が言っている。ほかの党なのに内政干渉だろう。消費税を上げないという民主党の原理、マニフェストに反して自民党と組んだ野田首相も造反者になった。
消費税を上げると国際的に見ると日本の財政再建はすすむと思われる。国内的には大震災の復旧事業や、原発事故の補償料などの対応ができそうだ。個人的には食料品が高くなって生活費が上がり、お金がなくなり財布の底がみえる。なるべくものを買わない努力をする。なにも売れなくなって不況の底が抜けて、企業倒産、飲食店閉店や個人の自殺が増えるだろう。