放送大学で社会的不平等の話を聴いた。人間社会は富、権力、威信、情報などの格差がある。経営者と労働者は、使用者側と使用される側の格差がある。貧富などの結果の不平等と受験などの機会の不平等がある。昔は大会社に就職して郊外の団地に住み、テレビ、冷蔵庫、洗濯機を持つ生活が目標だった。1970年代はカラーテレビ、カー、クーラーを持つことが目標になった。現代は目標が個人化し、多様化している。学校で勉強する意味がなくなり、学級崩壊が起きる。大学を出ても就職できない。高い地位になれない。バイトと社長との二極分解が起きる。今まで会社には社長、課長、平社員の身分制度があったが崩れてきた。
マルクスは資本家に労働者が搾取されると言ったが、ホワイトカラーの中産階級があり、資本家の代理として経営管理を行う。仕事は経営者だが、立場は雇われ労働者である。労働組合が労働者の生活を底上げして、窮乏化しなかったが、最近は派遣やパートが使われて、労働者の立場が低下し、窮乏化している。社会学では階級でなく階層として分析する。結果の不平等が問題になる。
マルクスは資本家に労働者が搾取されると言ったが、ホワイトカラーの中産階級があり、資本家の代理として経営管理を行う。仕事は経営者だが、立場は雇われ労働者である。労働組合が労働者の生活を底上げして、窮乏化しなかったが、最近は派遣やパートが使われて、労働者の立場が低下し、窮乏化している。社会学では階級でなく階層として分析する。結果の不平等が問題になる。
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