
二人の娘はそれぞれ用事があり、朝から家を出かけました。最近、このように休日になると子供の顔を見なくなりました。といって妻の顔をじっくり見られて嬉しいという気持ちにもなれませんが。午前中は歯医者の予約があるので散歩しながら歯の検診を受けて午後の移動で妻と日帰りの温泉に行きました。娘達は夜には帰って来るのでその間の暇つぶしです。夏休みの日曜日に、山にしろ海にしろ高速道路を使ってドライブすると、渋滞につかまって大変なことになるだろうとか、先日訪れたアクアイグニスは午前中だったから空いていたけど、午後は混むだろうとか、悪い想像ばかりしてしまいます。そこで思い付くのが海津市にある「水晶の湯」です。夕方なら大丈夫だろうと車を走らせました。昨年の正月に何気に立ち寄って、意外に好印象だった記憶があります。養老山脈の中腹にある見晴らしの良い温泉で、天気が良いと濃尾平野一面を眺めることができるので、タイプとしては絶景温泉の一つだと思います。施設までは直接車で行くことはできず、一旦麓の駐車場に停めてそこからシャトルバスで温泉施設まで無料で運んでくれます。時間も短いし、12分おきに出るので利便性に問題はありません。着くと入れないほどではありませんが、結構賑わっていました。前回は真冬でしたが今回は真夏の訪問となり、季節が違う条件で比べることになりました。夏でもいい感じです。まず、景色のことです。前回は日暮れ時の濃尾平野を望んだわけですが、夏雲の青い空もどうしていい眺めです。足下の揖斐川沿いの曲がりくねった川岸の緑も通り過ぎるトンボの姿もセミの声も夏を感じます。ここの湯は塩辛いので有名です。源泉はやや温度が低いため加温していますが、成分は濃いのでどっぷり浸かるとすぐ保温効果が出ます。それに肌に良いみたいでしっとり感が出ます。内風呂にはバブルがあり、サウナ室、歩行浴などクアハウス的な装備を重視しているかと思えば、露天は檜や陶器の風呂桶を用意してリラックス効果を高めるように考えられています。もう少し広いといいなあと思ったり、休憩ルームも落ち着いた演出が欲しいと不満がでるものの、入泉料500円で文句言っちゃいけないかな。風呂上がりに「長良川サイダー」で乾いた喉を潤しました。炭酸は弱め、甘さも控えめで優しいサイダーです。長良川水系から搾取した水を使用しているとか。岐阜は長良川がブランドですからこんな商品までお目見えしました。美味い!

水晶の湯は人気ですね。
私が行った時は、入場制限かかりました。
炭酸と拉麺ですか。
確かに欲しくなりますね。
拉麺の代わりに蕎麦もいいでしょうね。