
久しぶりに桃のコンポートを作ってみました。フレッシュの桃と白ワインがあれば簡単にできるし、冷蔵庫で冷やしておけば涼しい夏のデザートになるのでこの季節にはもってこいのメニューです。桃はすぐに傷んでしまうので、コンポートにして保存するのも知恵の一つです。落合務氏の本にも良く紹介されているレシピに従い作りました。桃は湯剥きして皮を剥がしておきます。トマトの湯剥きの要領ですね。水1リットルにグラニュー糖を250g、そして白ワイン200ccを入れて鍋で温めシロップを作り、そこに湯剥きした桃を入れて数分煮込みます。桃は三個煮込みました。煮込む時にバニラエッセンスを入れて香りを足します。それとレモン。レモンは冷凍のものがあったので皮を下ろして使いました。シロップに混ぜると後から取り出しにくくなるので、桃をシロップで煮込む時にまんべんなく加熱できるようにするために上からキッチンペーパーを浮かべるので、その上にレモンを載せてみました。6分ほど煮込んで後は粗熱を取ってから冷蔵庫に入れるだけで完成です。食べる時は半分に切って種を取り出しおきます。ひんやりしてさっぱりのフルーツデザートは簡単シンプルなレシピですから誰でもできます。そんな桃のコンポートの味を左右するのは、白ワインに何を使うかです。辛口であれば何でも良いはずですが、高価なワインで作るのも勇気がいるというかもったいない。そこで安価でそれなりにいいワインを使いたいところです。で、いつものワインショップへ出かけて、一番安い白ワインを頂戴と言って購入したのがイタリアの白ワイン「グラン・サッソ トレッビアーノ・ダブルッツォ 2009」です。1100円くらいだったかな?1000円前後で買える白ワインです。「桃や西洋カリン、ビワなどの黄色い果実の香りや白い花の香りがし感じられます。」と瓶のラベルに書いてある通りフルーティなワインで、コンポートにすると香りが豊かになって相性は良かったなと感じました。夏バテで食欲が無いなど食事の選択肢が狭くなるくらい暑い日は、味も爽やかで舌触りが冷たい「桃のコンポート」なら食べてみたくなるんじゃないでしょうか。

手作りのコンポートかぁ、いいですね。
夏は、色々な旬がいただけるからまた是非いいレシピ紹介してくださいね。
ほんと、バテそうに暑い!