
昨日とはうってかわって今日は雨。冬の雨は物悲しい寒さを感じます。車で滋賀県の甲賀市までやってきました。朝のうちは弱かった雨がお昼頃にはしっかり降り始め、止んだり降り出したりを繰り返すようになりました。本格的な寒気はまだやって来ないので車を降りても傘も差さずコートを羽織ってやり過ごしていました。用事が済んで帰る途中、「ヴォーリズ記念館」に寄ってみようかと思って電話をしたら、12月はキリスト教の何かで(よく聞き取れなかった)見学はできないと説明を受けました。しぶしぶ、もと来た道を引き返すことにしました。雨の新名神高速道路を土山ICから入り、とりあえず土山PAで休憩しました。土産でも買って帰るかと思い立ち、土産コーナーのお菓子を物色してみたら、滋賀のお菓子ってあまり取り扱っていないんでよね。よく立ち寄っていたはずなのに気付きませんでした。京都の八つ橋とか神戸のチョコやプリンとか大阪名物もあれば伊勢の赤福まで置いてあるのに滋賀は少ないです。土山のお茶をあしらったケーキとか信楽焼の狸をかたどった和菓子とかが目に入りましたが、オノボリさん向け過ぎて手が出せないものばかり。そんな中、これといって目立つわけではない「よもぎあん餅」を買って帰りました。目的地のお土産でないといけないかと思ったので消去法で選んだのです。テレビで紹介されたとシールが張られていたりするから、外れはないだろうと思いますもんね。家に持ち帰って早速家族に振る舞い、僕も食してみました。「甲賀もち工房」という会社で作られたもので小豆は北海道産ですが「環境こだわり農業」という滋賀県が提唱する栽培方法に乗っ取ったお餅だそうです。ふむふむと感心しながら緑茶と一緒に、ぱくりと口に運びました。よもぎの香りがしっかり漂う美味しい「よもぎあん餅」でした。餡も甘すぎることなく餡らしさを堅持するといったニュートラルな餡です。一言で表現すれば「普通」。非の打ち所がないです。これでいいんだ。と思ってしまう説得力があります。餅の食感も駄洒落ではなくモチモチしていました。地味だけどお勧めのお菓子です。「普通だよね。」と上の娘は評価しながら文句があるのかと思えば、もう一個手が出ていました。インフルエンザで痩せて喜んでいた癖にまた太るぞ。
農業法人 有限会社 甲賀もち工房 公式サイト
農業法人 有限会社 甲賀もち工房 公式サイト
滋賀のPAは滋賀のコレ!てのが確かにないですよね。餅と言えば、大津の走り餅草津のうばが餅、多賀の糸切餅となりますね。
雨は、やっとあかったみたいですよ。しとしとと降っていましたね。