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スケッチブック 〜写真で綴るスローライフな日々2

写真を撮りながら、日々の暮らしや旅先で感じたことを書いています。
2016年からは撮った写真をイラスト化しています。

明石 柿本神社

2015年01月21日 | 文化/歴史/技術
明石まで来ました。仕事です。お昼をいただく前にどこかお参りできるところはないかと探したら、JR明石駅から歩いて行ける場所に柿本神社があったので行ってみることにしました。大寒に入り、気温が低くなると思いましたが、関西ではやや温かいと感じるくらいでしょうか。曇り空で雨は何とか避けられました。それでも防寒対策はしっかりやっておきましたけどね。明石駅の前は明石城があるので柿本神社は目立ちません。その柿本神社は明石市立天文科学館の裏にあるので近くに寄るまで気配がありませんでした。参道らしいものはなく、急な石階段を登らなければならず、足腰の強さを求めてきます。登り切ってみると海が見えました。そして壮大な明石海峡大橋も眺められます!小高い丘の上にあるのです。天文科学館の建物も存在感があります。SFちっくな建造物と海と大橋を一度に目の当たりにできるビュースポットでした。境内に入る前から興奮しますねえ。比較して申し訳ないのですが、肝心の柿本神社は境内の中が駐車場になっていて拝殿と社務所が申し訳なさそうに見えました。歌人柿本人麻呂に所縁があるとばかり思っていましたが、なんと1620年に明石城城主の小笠原忠正が人麻呂を崇敬していて建立した神社なんだそうです。どういうこと?神社には、タイプがいろいろありますが、本人がこの地に住んだわけでもなく、立ち寄ったこともないのは先日参拝した川崎大師に似ています。ここも弘法大使(空海)はタッチしていませんでした。僕はこのような神社をリスペクト系と呼ぶことにします。怒りを鎮め、魂が怨霊とならないために祀ってあるわけでもなさそうです。地元の人気はそこそこあるみたいで、グッズの販売や写真撮影はうまくいっているようでした。赤穂浪士が主君の仇討ちを願って植えたとされる八房梅(やつふさのうめ)はまだ小さな蕾で、咲くのはしばらく先です。八方美人的なご利益も焦点がぼけてしまって気になるところですが、気持ちを入れ直して二礼二拍手一礼を済ませました。もう一つ。よくわからないのは手水舎の龍です。背中が亀の甲羅なんです。しかもデフォルメ。玄武?じゃないよね。耳があるから亀ではないし。悩むなあ。本来、水を司るのは龍か蛇。ドラゴン・ファイアー・ポンプでないとサマにならないのではないでしょうか。羊神社なら羊でもいいけど。・・・でも景色がいいから許します。


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