今回取り上げる1000円ワインは正真正銘1000円で購入した「ボルドー ルージュ シグナチュール 2010」であります。ワイン飲みはボルドーから始めた僕としては、やっぱりボルドーだよなあと思ってしまう経験となりました。でもまあ、大した経験などないこの僕ですから、結論らしい結論を導くのは時期早々だと思われるので、安ワインでありながらも美味しいワインの感想を書き留めることに専念しましょう。まず葡萄のブレンドです。メルロー80%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%。典型的なメルロー主体のボルドーワインです。ボルドーは基本的に葡萄をブレンドします。その中でもメルローとカベルネ・ソーヴィニヨンの組み合わせが最もポピュラーです。ヴィンテージが示すように毎年出来映えが違う葡萄の品質を素直に受け止め、熟れる気象条件が正反対の品種の葡萄をブレンドし、安定した味を作り出そうとするのがボルドーの主義なんでしょうね。もちろんブレンドの割合は出来不出来で毎年変えることも念頭に置いて。だからボルドーワインは安くともいつも安心して飲めると評判が良いのです。逆の表現をするなら、安ワインならボルドー産を飲んでおけば間違いない。となるのです。僕もリーズナブルな美味しいワインを飲んだ時、どうしてもボルドーワインと比べてしまいます。このクラスの味ならボルドーでもあるのではないか。もっと安い値段でも同じクラスの味のワインがあるのではないか。それくらいボルドーの品質は底辺から良いのです。さて、飲んでみた感想です。グラスに注ぐと濃いガーネット色で高級感があります。ベリーやプラムの香りがあり、樽香も感じます。飲む前から気分を高揚させてくれました。口当たりは軽いのですが舌に載せると飲みごたえは重めのボディでテーブルワインの枠を超えているのではないかと思います。酸味と苦味は存在感を保ち、ワインの味わいを楽しませてくれます。はっきり確認できる余韻も実力の高さを感じました。ボルドーワインの底力でしょうねえ。メルローと言えばまったりとした味わいです。ステーキやハンバーグなど肉汁がたっぷり出る料理やこってりしたソースが合うと書いてありますがその通りでしょう。いろいろ食べ合わせてみたのですが牛肉が一番でしょう。
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