goo blog サービス終了のお知らせ 

スケッチブック 〜写真で綴るスローライフな日々2

写真を撮りながら、日々の暮らしや旅先で感じたことを書いています。
2016年からは撮った写真をイラスト化しています。

鶏のムネ肉のクリーム煮 マッシュルーム入り ニンジンとカブのグラッセを添えて

2013年11月04日 | 料理/グルメ
休みだから朝寝坊しました。特に外出する予定もありません。上の娘が寝ぼけ顔の僕にわざわざこう言って家を出て行きました。「今日はぼっち飯だよ。」気が付くと家にいるのは一匹の犬と僕だけ。最近このパターンが多いです。一人ぼっちなら一人でご飯を食べなきゃいけませんが、どうせならちょっと豪勢にしてやろうと思い、フレンチの腕試しをすることにしました。いつものように何の準備もないので冷蔵庫の物色からです。不景気で大した食材は見当たりません。唐揚げ用の鶏のムネ肉を見つけました。多分、子供の弁当に使うためのものでしょう。容赦なく食べてやります。キノコはなめこが置いてありましたが、ちょっと合わないために生クリームと相性の良いブラウンマッシュルームを購入して、その他はあり合わせで作ることにしました。題して「鶏のムネ肉のクリーム煮 マッシュルーム入り ニンジンとカブのグラッセを添えて」。このくらい長いと凄い料理に思えますが簡単なレシピです。寒くなってきたので身体が温まるメニューです。フランス料理教室ではソースの味付けを任せされることもあるので自信がついてきたところなので、自分で作れるフレンチのレパートリーも増やしたいと思います。作り方は、まずオニオンをコンカッセにカットしてバターソテーします。ブラウンマッシュルームはスライスしてバターソテーします。鶏のムネ肉は脂身を取り去っておき、塩・コショーで下味を付けてからローズマリーと一緒にバターソテーし、白ワインでフランベします。全部同じ鍋に入れたら生クリームを足して煮詰めます。煮詰まったら塩・コショーとバターモンテで仕上げて完成です。レシピは簡単ですが、火加減・塩加減など加減が難しいですね。それが分かったらシェフになれます。鶏肉はあまり焼き過ぎると硬くなるので焦げ目が少し付くくらいで後は煮込みながら火を通すのがコツです。オニオンもキノコもそうです。焦がさず火を通します。生クリームの煮詰め加減も重要です。時々味見をしながら確認します。生クリームはケチらず脂肪分の高いものを使用すると、煮込むだけでいいソースになります。ガロニは、ニンジンとカブのグラッセ。面取りをして上品にカットしました。白ワインと砂糖の加減は適当ですが、これも味見をして確認します。茹で上がったら手鍋に移して弱火でバターを絡めてツヤを出して仕上げます。旨味がぎゅっと詰まって美味しい。盛り付けてテーブルに載せるとゴージャスなランチになりました。ボルドーの赤ワインと一緒にいただけば言うこと無し。一人でもね。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする