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健康診断の結果、胃・腸の内視鏡検査をしました。

2012-07-04 14:55:30 | 徒然に、、

春の健康診断で見事引っかかりました。胃はポリープの疑い。でも、経過観察でよし。こりゃあ何だ?胃は結構何年か前、毎年のように内視鏡検査をしました。良性ポリープも結構あった。これは仕事でストレスが多い時に出来ると聞かされてきました。しばらく(といっても5,6年でしょうか)セーフだったので驚いたが、まあ経過観察だから心配はしていなかった。

気になったのは便潜血で+-が出たことだ。10年ほど前も出たが、当時は内視鏡検査なんか入院して行うような話を聞いていたのでもう一度便潜血検査をしてその時はーーだったので何もしなかった。(今はこんな再便潜血検査なんてことはしていないそうだ。)

胃は口から挿入する経口内視鏡検査方法、オエ!となるのがだめで、僕はとてもじゃないが受ける気にはなれない。でも最近鼻から挿入する経鼻内視鏡検査が評判で、これは一度やってみてもいいかなとは思っていた。で、問題は大腸の内視鏡検査である。これは初めてで年齢からすると恐らく何か出て来るだろうとの予測。ちょっと調べると50歳を超えて初めて大腸の内視鏡検査をする人の80%ぐらいはポリープが見つかるとのこと。

受けるのどうしようかなあ、でも受けておかないとずっと悩むことにもなるし、いろいろ考えていること自体面倒くさい。で、即、近くの医療センターに馳せ参じました。診療してもらうとあなたは元気そうだし、それでは同じ日に両方検査をしましょうということになった。まあ、その方が面倒もないかなあと即決。

一週間後、検査前日。胃はただ絶食するだけでいいのだが、腸は前日から下剤を飲むことになる。まず昼ごろから下剤を飲む。夕方から一升ほどのスポーツドリンク味の下剤を2時間で飲みきらねばならない。このスポーツドリンクがきつい。最初は結構飲めるじゃんと思ってはいたが、だんだん腹がきつくなってくる。でも2時間頑張る。午後9時ごろからトイレに行く回数が増える。人の話によると便が水状態になるのがベストらしい。

前夜の風呂は諦めて、10分おきにトイレに行くようになり(計8回ぐらい行ったかな)日付け変更線が変わってから就寝する。このころになると何故か落ち着く。眠ることもできそう。

朝起きてトイレ。昨夜就寝前は水状態だった便が超薄コーヒー色。まだかなあと思うが、そろそろ医療センターに行く時間が迫る。あいにくの雨で自転車では行けず交通機関に乗る。トイレ途中大丈夫かなあと少々心配。

無事センターに到着。まずは胃から。最初経口での内視鏡よりかなり樂かなあと思っていたけれどやってみると吐き気はないが、脳に何かが当たる感じ(そんなはずはないけれど)。何か変。やはり楽ではない。でも経口より断然楽かなあ、、。途中先生の手が2回ほど止まる。何かありそう、、。

診断。胃のポリープはない。けれど十二指腸ともう一か所に炎症があります。胸焼けしませんでしたか?逆流している感じでもありますね、なんて不気味なことを言う。で、治療は必要なんですか?と聞くと、酒タバコはやめてくださいと言われる。(何を言ってんの。最近はえらく健康志向で、酒タバコなんて、、。)酒は家では飲まないことにしています。(その代わり外ではガンガン飲むこともああるけどね)タバコは吸いません。(20年ほど前まではヘビースモーカーだったけどね)あくまで都合のいいことしか言わない。

結局セーフでした。でもさらに今日は大腸検査が、、。

で、その後即、腸の内視鏡検査。これが最初何かぬるっとしたゼリーみたいなものを尻の辺りに塗る。まあ別にどうということはない。でも若い看護婦がそばにいるのが気になる。そして、少々残便感があるのだが、この状態で内視鏡を入れられると出てしまうのではないか、という単純な不安。と思っているとそんなこと関係なしにどんどん先生は挿入してゆく。腸のカラー映像を見させられる。当然胃よりきれいでない。

でも今生きている人間の臓器の様子をカラーで見るというのもすごいことですね。おおげさだけど文明を感じます。ところが先生は優しい声で説明してくれますが、こちらは便が出そうで気が気でない。ああ、早く終わってほしい。大腸の奥まで突っ込んでだんだん戻してくるという検査方法なのだ。早くしろ。

結果は一つだけ7,8ミリのポリープが見つかり、その場で焼き切ってもらう。特段の痛みもない。終わったら看護婦さんがゼリー状のものを拭いてくれる。恥ずかしいやら気持ちいいやら、、。(何考えてるの?)これでも一応手術らしく、その後1時間ほど処置室で点滴。そしてやっと解放される。問題はポリープが良性か悪性かということらしい。見た目ではきれいなピンク色で崩れていなく良性とは思ったが、、。

胃のポリープは良性から悪性に変わる可能性は皆無らしいが、腸の場合はそれがあるらしい。何故かな、そんなこと本当なのかなあと不思議がる、、。

そして一昨日診察結果が出た。病理検査の結果良性だった。がん化はしていない。そして1年に一度は内視鏡検査をしてくださいと言われる。でもねえ、ネットで見るとポリープは7,8ミリになるまで10年近くかかっているらしい。毎年受ける必要があるのかなあとちょっと疑問(素人判断だが)。というよりあの、下剤を一升瓶飲むのがきついのだ。先生には分りましたと言ったが、ちょっと考えている。

ということで初めてのダブル内視鏡検査の顛末でした。しばらくやりたくないねえ、、。

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3 コメント

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お見舞い申し上げます。 (館長)
2012-07-06 09:18:07
検査とは言え、お見舞い申し上げます。
先ずは良かったですね。

私もかつて成人病検診で胃の精密検査を指示されたことがあります。
その時は検診を受けた同僚の7割近くの者が精密検査を指示されていまして、いくらなんでもそれはないだろうと、たかをくくって無視しましたら翌年には消えておりました。
その後、別の検査で胃カメラを飲む機会がありましたが苦痛ではありませんでした。
おぼつかない発声で、映し出される映像に「先生、それは何ですか?」と興味の方が先立ちました。
もっとも、ベテラン患者(?)の方は、胃カメラは「上手な先生と下手な先生は随分と差があるからねえ」とおっしゃっていましたよ。
尿管結石で内視鏡を膀胱まで入れたこともありますが、こちらは二度とやりたくありません。
(準備は若い看護婦さんで恥ずかしい思いもしましたし…。実作業は年輩の看護婦さんでした)
大腸ではありませんが、肛門の検査も受けたことがありますが、この時はもう開き直っておりました。

いずれにしても、検査も含めて病院通いは嫌なものですね。
そのくせ健康ではいたいし…。我儘なものです。
ヌートリアさんの作品評が読めなくなると淋しいですから、健康に留意してください。
これを機会に、毎年検査を受けられたらいかがですか。
返信する
検査って、、 (ヌートリアE)
2012-07-07 10:09:15
健康診断で引っかかる人は実はそれほど大した病気でない人が多いんだそうです。
それは年に2回常時やっててそれほど病気が進行するわけでもないから当然といった感じもしますよね。
それよりテレビとかまた周囲の状況から、急に脳梗塞になる人が多いように思われます。
これに対しての事前予防というのが健康診断にはない。健康診断でセーフといっても実は完全セーフではないらしいんです。

でも、頭の中をスキャンしてもらって何かちょっと詰まっていますねえと言われてもどう対処すればいいんですかね。
昔みたいに老人はただボケている(現代では認知症)、老衰死(実は現代の胃がんが多いと言われている)だと言っているときの方が幸せだったのではないでしょうか、、。

いやあ、ウンチク言ってますがしばらくあの検査は受けたくないですね。
それでは、また。
返信する
雨の多い梅雨ですね。 (アスカパパ)
2012-07-15 11:38:45
ヌートリアE様
こんにちは。

最近の豪雨による九州の被害は、人ごととは思えません。
鬱陶しい毎日ですが、ヌートリアE様には相変わりませず精力的な映画鑑賞ですね。
驚異を払うと同時に敬服しつつ、現在の映画は未知に等しい私ですので、勉強させて頂いております。

ところで、胃と腸の内視鏡検査を受けられたのですね。

胃ガンで胃を80パーセント切除した私ですので、胃腸の内視鏡検査は何回も受けています。胃の方は、経口内視鏡検査にすっかり慣れましたが、大腸内視鏡検査の方は今でも苦手です。

>良性ポリープも結構あった。これは仕事でストレスが多い時に出来ると聞かされてきました。

 それは本当だと思います。私は定年2年後に発症しました。40年を超える現役時代のストレスが原因だと思っています。

>人の話によると便が水状態になるのがベストらしい。

 その通りです。

>結果は一つだけ7,8ミリのポリープが見つかり、その場で焼き切ってもらう。特段の痛みもない。

 私も体験しています。大腸には神経が無いので痛くないそうです。

>胃のポリープは良性から悪性に変わる可能性は皆無らしいが、腸の場合はそれがあるらしい。何故かな、そんなこと本当なのかなあと不思議がる、、。

 私の胃ガンを手術した主治医もそのように言っていました。

 お互いに、健康には気をつけていきましょう。
では、また。
返信する

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