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ワールド・トレード・センター (2006/米)(オリバー・ストーン)

2006-12-30 22:30:52 | 映画遍歴
救助に行ったものが、即ビルが壊滅し身動きの取れない瓦礫の下で救助を待たないといけないと言う不条理の環境のまま、2時間それぞれが家族とのつながり、特に愛の強さを思い知ることにより奇跡の生還を勝ち取ると言う感動ドラマだ。
ファーストシーンからこのテロに対するアメリカの思いが強く出ている。音楽からしてこれは3000人弱の犠牲者に対するレクイエムであることが分かる。そしてさらにアメリカはこのテロを通して家族の絆を強く甦らせる。
二人とも家族のことを常に思うことで死から逃避することが出来る。感動的なドラマで何気なく優しい涙が湧き出てしまう。
テロにあったワールドトレードセンターの残骸の撮影も素晴らしいが、人の心のつながりをここまで求めるアメリカ、いやオリバー・ストーンにも驚いた。
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