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東京日記(12/1~2)、その1。

2014-12-13 14:55:18 | 書きとめ日記

冬の忙しいひと時、いつもこの時期には東京に遠征している。旧友と忘年会を交わしている。ところが今年については運悪く(いいというべきなのか)仕事が入り込み、二週続けての東京巡回と相成った。

また悪いことに行く前にちょうど風邪をひいてしまい(考えたらこの時期に風邪をひくことが多くなった。俺も年かなあ。(年だけど))、体調が悪いままの悪巡業となってしまった。

東京に行くからには大阪にないものをまず見ておく必要がある。ということでいつも大好きな下北に演劇を見に行くことが多いのだ。

一週目。昼ごろ飛行機に乗り空港から新宿へ即行。3丁目で演劇鑑賞。出し物は結構ピュアな文学もの。今どきの若者がまともに演劇の基礎を目指していることに好感。その気持ちに惹かれてしまう。めずらしく雨である。

ちょっと新宿を散歩して夜は六本木で昔の仲間と夕食。もう会社を辞めたものも多く、そろそろ僕もと考える。けれど何のてらいもなく飲む酒は美味しい。けれど酒を飲むと咳をする。話すときにも咳が出そうで自由にしゃべれない。それが悔しい。(そんなにしゃべりたいのかよ?)

翌日はホテルで朝食後、考えたら大阪に帰っても医院に行く機会のないことを知る。それでは午前中に用事のない身分、ホテルの近くの医院に見てもらうことにした。(薬だけでも貰っとこうか、、)たいした風邪ではないらしかったが、、。

それから渋谷を目指す。時間はかなりあったのだが、BUNKAMURAで絵画展を見ようと思っていた。ちょっと前まで渋谷・新宿を闊歩していた俺だったが、西武百貨店をそのまま歩いてしまったらBUNKAMURAからかなり離れてしまっていた。

通りの若い人に次々と道を聞くが知らないという。最近の東京人はBUNKAMURAも知らないのか!と勝手に呆れている(勝手じゃない?)。ちょっと中年の女性に聞いてみるとさすが知っていらっしゃって、「東急百貨店の隣ですよね」。なるほどそうだ、そうだったじゃないか。そんなことまで忘れてしまっていた。

BUNKAMURAは印象派系の画家の絵画展があった(夢見るフランス絵画展)。ルノワール、モジリアニ辺りは実は僕はあまり好きではない。あまり人気のないセザンヌ、シスレー、マルケの絵があったのは収穫だった。エコール・ド・パリ派のユトリロ、ローランサン、シャガールあたりの絵もあったのでどう考えても日本人好みを考えての絵画展のように思えた。意外とよかったのがキスリング。今まであまり好きではなかったけど、、。

その後京王線に乗り駒場へ。ここは結構よく来る(東大とは全然関係ないけど)。また劇を見る。2作品目。関西で見逃した突撃金魚の作品だが、かなり難しかった。劇の色調・照明も暗く作品的には優秀なんだろうけれど、どうなんだろうと思ってしまった。(相変わらず自分本位ですね。)2時間の劇だが後半どうもお腹の調子がおかしい。劇中なので勿論手洗いには行けない。余計つらい。

終演後、トークショーもあったのだが、飛行機の時間が迫っていたのでそのまま羽田空港へ直行。家に帰って薬をたまたま調べたら人によっては下痢症になることがあるとのこと。なるほど、危ないところだった、、。

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