セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 59本、 演劇 39本

ありふれた教室 (2023/独)(イルケル・チャタク)  80点

2024-06-02 08:43:01 | 映画遍歴

予告編で絶対見なきゃと思ってみた作品。同僚から疎外される教師の日常を描いている作品かなと思ってたら、意外とオーソドックスなホントありふれたどこにでもある教室を描いたものでした。

主人公の女教師や校長先生、ほかにそれほどやる気のないフツーの先生たちがまるで自己回顧の気持ちを持たない人たちなので、見ていていやな思いをするのだけれども、でもそれなりに面白い作品ではある。

これだけ騒ぎを起こしておいて、生徒に責任を取らせる学校もそれは日常的な行為であり、ありふれたいつもの学校風景なのである。ラストの、生徒を強制連行する神輿を担いだかのようなシーンはある意味爽快にさえ映るのはこの映画の皮肉ぶったところなのでしょう。

ドイツ映画はいま世界でもかなり目立って秀逸な作品を生み出している。何かな?


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