セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 79本、 演劇 51本

レクイエム (2004/米=独)

2006-03-25 23:10:47 | 映画遍歴
ファーストシーンから気合の入った演出振り。醒めたクールな雰囲気がラストまで保たれる。映像も切り回しが早くスピーデーで主人公の心根に入る。
何を言っても、気持ち的にびしっと決めたヴァンダムをほめてあげよう。
容貌は中年真っ盛りで魅力も乏しくなっているが、初めて演技したかのような思い込み演技。なかなかでヤンス。
妻が殺される理不尽も唐突で面白い。殺す理由がまったくないからなお面白い。
妻の同僚で叔父をリンチするシーンも、執拗に気が入っている。
この映画はその復讐一点だけの念力、すなわあち演出力がラストまで保持していたことがうれしくそこらの活劇とは1戦を引く。
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