いやあ、全編楽しませてもらいました。ストーリーの奇想ぶりはもとより、俳優陣が一人一人自分の役割をきっちり演じ、見せ場の多さといい、娯楽作としては申し分のないいい出来。
特にフレッシュな【ローガン・ラーマン】と 【ガブリエラ・ワイルド】のロマンスコンビがいい。やはり若いっていいなあ。【ミラ・ジョヴォヴィッチ】の二重スパイの変幻自在ぶり、めくるめく素敵だ。【オーランド・ブルーム】も余裕のある悪役ぶり。この二人、メチャ楽しんでる。
そして今回は意外と肝心の三銃士が目立たなかったけれど、王・王妃も含めた4人のフレッシュさに焦点を合わしているから、次回以降に活躍の場を与えたのかな。でも、冒頭の出没ぶりは斬新でカッコよかった。3人とも個性的で文句無し。いいキャスティングだ。
いつの間にか重鎮になってしまった【クリストフ・ヴァルツ】の堂々たる悪役ぶりもさすがのうまさ。しかし、意外と【マッツ・ミケルセン】の悪役ぶりははちょっと線が弱い感じかな。
何か、大切な絵巻物を少しずつめくる感覚が全編に出ていて、エンターテイメントとしてはすこぶる優れている。こんな娯楽作もホント久しぶり。だから映画は見てみないと分からない。いやあ、こんな映画との邂逅はうれしい限り。すっかり映画の世界に溶け込みました。
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