媽祖は台湾・中国沿海部の航海・漁業の女神で、海の交易ルートに沿って祀られている。日本にも到来していて、青森の大間では鹿児島から伝えられて合祀され、沖縄では天妃と名前を変えて那覇の天妃小学校にその名前を残している(ということを拙著『齋藤徹の芸術』にも書いた)。
きのう大久保に行く用事があったので、台湾の華僑が2013年に建設した東京媽祖廟に参拝してきた。1階で線香を買い、4階まで順に。名前と住所と生年月日を口に出して祈願をする。3階の媽祖は中国のピンク顔、台湾の黒い顔と金色顔。なお1階にはあの関羽、4階には観音。
Fuji X-E2, Pentax FA77mmF1.8 (PK)