Sightsong

自縄自縛日記

中村誠一+松井節子+小杉敏+村田憲一郎@行徳ホットハウス

2018-12-23 00:58:23 | アヴァンギャルド・ジャズ

行徳のホットハウス(2018/12/22)。

Seiichi Nakamura 中村誠一 (ts)
Setsuko Matsui 松井節子 (p)
Satoshi Kosugi 小杉敏 (b)
Kenichiro Murata 村田憲一郎 (ds)

ハウスピアニストの松井節子さんが退院・復帰なさっていて、入ると、夫君の郷間和緒さん(故人)との共演のCDを聴いておられた。なお郷間さんは平岡正明が注目していたサックス奏者だった。観ておけばよかった。

この日のもうひとりの主役は大ヴェテランの中村誠一。実に良い音でテナーを鳴らし、場を支配する。聞いてみると、1937年製のセルマーだということであり、ネックに例のマークはない。一方の松井さんはこれ見よがしでないのに彩りがあって、しかも引き際が驚くほど潔い。さすがのカッコよさなのだった。

曲は、There Will Be Never Another You、My Little Suede Shoes、I Can't Get Started、Ricado Bossa Nova、Winter Wonderland、Desafinado、Golden Earings、Love for Sale、St. Thomas(セカンドセットの終わりに短くフカした)、Jumpy Blues、No Problem(リクエストで)、Speak Low(8ビート)、Goodbye。いやゴージャス。

中村さんに、『天使の恍惚』の7インチ盤(山下洋輔トリオで吹いている)にサインをいただいた。

Fuji X-E2、7artisans12mmF2.8、XF60mmF2.4

●参照
渚ようこ『あなたにあげる歌謡曲』、若松孝二『天使の恍惚』


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