ハノイ便り

久しぶりの海外転勤、日々の記録として書き綴ります。

ライチの季節がはじまりました

2013-05-14 20:34:09 | Weblog

5月13日 はれ 35℃ 2013

いやー、今日は暑かった、今年最初の暑さです。

37℃くらいまでいきそうと、火曜ゴルフ当日、暑さを心配しながらスタートした前半は空気よりも冷たい風を感じることができ、なんだか拍子抜けの感があった。

ところが、後半になるとぐんぐん気温が上がり、暑さと湿度と疲れで誰も声をだすひとがいない。

とりあえず、最初のこの暑さを超えないと、今年の夏のゴルフはこなせないと、暑さに向き合ってはみたが、体のほてりがとれない。 

家じゅうのエアコンをオンにした状態で玄関からでると、メガネが曇ってしまった。

車からでると、熱光線が体をさして、痛い、こんな暑さが、ライチを甘くしてくれるのだろう。

昨日、路上の果物やさんをのぞいてみると、ライチだ、やったーというわけで…

1k50000ドン、この束で、80000ドン(400円)       

友達に知らせると、「安い、いまネットでみると、日本では、3K4500円とある」、というけど、ライチはハノイの特産ですから、こんなものです。

昨日ベトナム語の先生は、そろそろだけど、まだ酸っぱくておいしくない、という。

このライチ、房からとりはずし洗って冷蔵庫に保管し、皮をむいて種をとって、オットに食べさせる。

はしりのライチはやっぱり少し酸っぱいけど、ライチ好きのオットは、それでも食べられるのが幸せという。

ライチの栽培は、春から夏に高温多湿で多雨でありながら短い冬が存在し、無霜地帯で年最低気温が氷点下に下がらないことが条件となり、

ベトナム北部もこの気候に該当する(wikipedia)とある。

なので、ハノイ近郊のハイズオンという地域で育てられ、それがハノイに運ばれてくる。

街では、バンランの花はそろそろ終わりに近づきつつある。

そして今朝、花売りさんが蓮の花を自転車に積んでいるのをみかけたが、これも心躍る風景。

ベトナムハノイは、亜熱帯で一年中暑くて四季がないように思われがちだけど、とりあえず四季はある。

ここで、季節季節の風物を楽しみ、小さな変化に一喜一憂しているのが、私たち。

花や、果物やさんの店先で季節を感じているのは、わたしひとりではないと思う。