5月4日 くもり
どうもいま路地物のテッポウユリの花が旬なのか、自転車の花売りさんは籠いっぱいゆりだけを積んで走っているし、路上でも女性がバケツに入れて売っている。
この光景をみるのは今年がはじめて…、誰かがなにかを始めるとみんながまねっこするのがここの特徴なので、去年あたりテッポウユリが大ヒットしてみんなが植えたのかなあ…
近所の花市場でいろいろな花を買ってみたが、落ち着いたのがもともと好きなゆり、値段は高めだが、花もちがいいのがお気に入りの理由。
テッポウユリは短い期間でしか買えなかったような気がする。
わたしはゆりのなかでも白いのが一番好き。
花売りさんをみかけると買いたいなあと思うが、花瓶は処分したし、家の中はごたごたしていて花の指定席がないので、あきらめていた。
先日、友達がテッポウユリをもってきてくださった、すなおに嬉しかった。
さっそく、持ち帰り用の花瓶をとりだして、あっちにおいたりこっちにおいたりしてやっと落ち着いたのがここ。
いただいたときはつぼみだったのが、花が開き、外から家に帰ってくるたびに、かすかなかおりがただよってくる。
カサブランカのかおりは強烈で食事時には花の場所変えが必要になるがテッポウユリはその必要がない。
家のなかがごたごたしているときだからこそ、この花に癒されているし、プレゼントしてくださったかたに感謝している。