ハノイ便り

久しぶりの海外転勤、日々の記録として書き綴ります。

タイ湖一周制覇

2010-10-06 14:47:26 | Weblog
10月6日くもり

なんにも予定がない久しぶり日曜日の早朝、オットが、タイ湖のどこまで歩いていけるか挑戦してみようという。

いつもの散歩気分は最初は新鮮で、車で行くと結構時間がかかるところも、短時間でいけるのに驚いたりした。

だんだん家から遠くなり残りの歩く距離を考えると心細くなり、もどろうよというわたしの提案は却下される。

サマセットや、ココの裏までくると決して歩いてこれるとは思ってなかったのでなんだか嬉しくなり元気になってきた。

新しい道路の歩道ににょっきりたっているのか始末にこまり残されているのか、ハノイのシンボルの電柱。

ハノイの面白いもののひとつは、そこら中に張り巡らされた電線である。

切れてぶら下がっている電線があったり、道路をおおっている電線の下をトラックが通る時、人が荷台にのって電線をかかげてその下を通過するという光景もみることができる。

最近、電線の埋設工事がはじまり、だんだんそんな光景がみられなくなりつつあるのだが、この電柱、どうにも始末のしようがなくてか、こんな姿であたらしい遊歩道にたっている。

チュクパック湖とタイ湖の間の公園は、空気もきれいで清潔で、日曜の朝の公園のいとなみがのどかで美しい。

しかもいまは1000年祭で街中が飾りたてられていて、この電飾で覆われた梢も夜のお祭りムードの賑わいを想像させてくれる。

バイクの乗り入れが規制されていないので、せっかくきれいに張ったタイルがバイクの重りで割れたりはがれたりしているのは残念。

森に囲まれた鎮国寺も美しい。

途中、ハノイクラブでの朝食と休憩をはさみ、3時間30分の小旅行となってしまった。

道路の建設の間、てっきり景観を大事にした遊歩道と思いこんでいたけど、バイクも車も走っているタイ湖周回道路は、遊歩道なのか、生活道路なのかわたしにはわからなく不思議なものだった。